11月27日、俳優の市村正親さん、歌手・俳優の知念里奈さんが都内で行われた「第12回岩谷時子賞」授賞式に出席した。
知念里奈さんは「レミセラブル」でコゼット、エポニーヌ、ファンテーヌのヒロイン3役を演じたことなどが評価され「奨励賞」が贈られた。
奨励賞の知念里奈さんは「大変感激しております。ありがとうございます。私は歌手として活動を始めて、ミュージカルのお仕事をさせて頂くようになり『レ・ミゼラブル』『ミス・サイゴン』などに長くかかわらせて頂いて、岩谷時子先生の訳詞された歌詞、セリフを舞台の上で何百回と歌って演じてまいりました。『言霊』という言葉がありますが、まさにその役を演じながら発してきた言葉たちに慰められたり、鼓舞されたり、導かれたりしながら人生を進めてこられたと思っています。これからも周りへの感謝の思いと共に、この賞に恥じぬように精進して参りたいと思います」と話した。
岩谷時子賞の市村正親さんは「岩谷先生の訳詞でこれだけミュージカルをやっているのは自称私一人だけだと思っております。お時さんと出会って50年、僕の俳優生活も50年です。また来年からはこの賞を励みに、死ぬまで頑張っていきたいと思っております」と述べた。
岩谷時子 Foundation for Youthのヴァイオリニストの平石英心リチャードさんは「この度は、このような素晴らしい賞を頂くことができて、大変嬉しく思っています。今までサポートしていただいた方に感謝します。これから更に上達するために、音楽に力を入れて頑張ります」と語った。
欠席した特別賞の音楽家の渡辺貞夫さんは「岩谷さんの作品の数々は私たち日本人への贈り物であり、私もそれを受け取った一人です。その岩谷さんの賞を頂くことを光栄に思います」とコメントをくれた。
授賞式後の囲みで、知念さんとの舞台共演が多い市村さんは「知念さんは、素晴らしいです、安心してお芝居が出来る感じです。ベテラン・実力者・パーフェクト。本当にそうです。ずっと一緒にやってきた知念さんが、一緒に受賞できたことは嬉しいことです」と絶賛していた。
それを聞いた知念さんは「この場で市村さんの隣に立てるなんて恐縮です」とコメントした。
受賞式では、市村さんがミュージカル『スクルージ』より「I’ll begin again」と「 Thank you very much」をメドレーで、知念さんは、ミュージカル『ラ・ミゼラブル』より「夢やぶれて」を歌唱、平石英心リチャードさんは「マスネ タイスの瞑想曲」を演奏した。
プレゼンターを俳優の竹下景子さんが務めた。
岩谷時子賞に市村正親さん(俳優)、岩谷時子賞特別賞に渡辺貞夫郎さん(音楽家) 、岩谷時子賞奨励賞に知念里奈 さん(歌手・俳優)、岩谷時子 Foundation for Youth」に平石英心リチャードさん(ヴァイオリニスト)が選出された。
日本の音楽や芸術の発展・振興に寄与することを目的とし、2009年に設立した岩谷時子音楽文化振興財団が、2010年「岩谷時子賞」を制定した。岩谷時子さんは、日本を代表する作詞家の一人。
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