デビュー37年を迎えた石原詢子が、10月21日(月)浅草ビューホテル「飛翔」において「もうひとつのバースデーディナーショー」を開催した。“もうひとつのバースデー”となる10月21日は、石原詢子のデビュー日(1988年10月21日「ホレました」で歌手デビュー)になるが、その記念日を一緒に祝おうと、全国各地から約250人のファンが集まった。
ショーの幕開けは、2009年に発表し、自身初の“人生の応援歌”としてスマッシュヒットを記録した「風よ吹け」を披露。桜柄の濃紺の振袖で登場し、颯爽と歌う姿はショーの冒頭に相応しく、華やかなスタートとなった。
石原は「7月に新曲「風花岬」を発売させて頂きましたので、今回のテーマは“風”になります。“風”にちなんだ曲をメインに、心を込めて歌いますので、最後までお楽しみ下さい」とショーの意気込みを語った。
自身のオリジナルヒット曲「桟橋」「ひとり日本海」「ふたり傘」を立て続けに歌い、観客を魅了した石原。続いて、この日のために新調した、青磁色の着物に着替え、凛と咲く桜と、強く生きる母の姿を重ねた「淡墨桜」を披露。樹齢約1500年と言われる「淡墨桜」は、岐阜県本巣市のうすずみ公園に咲く、国指定の天然記念物。今年4月に、この「淡墨桜」の歌碑が建立されたが、これは「詢ちゃんの歌碑を故郷・岐阜県に立てたい」というファンの一言から始まったプロジェクトで、「皆様の温かいお気持ちのおかげで歌碑を建立することができました。歌い手としての夢がひとつ叶い、とても幸せです」と改めて感謝の気持ちを述べた。
続けて、自身が初めて作詞・作曲を手掛けたシングル「五島椿」、得意の詩吟が入った「明日坂」を朗々と披露。ショーも佳境に入る中、新曲「風花岬」を情感たっぷりにしっとりと歌唱し、客席は大きな拍手に包まれた。この「風花岬」も、自身の作詞・作曲による作品だが、斬新な“こぶしの無い演歌”として話題となり、カラオケファンから広く支持を集める人気曲になった。石原自身もアイデアを出して制作に参加したというミュージックビデオも話題で、YouTubeを中心に、ファンのみならず多くの人から注目されている。
また、今年は芸能界・演歌界で訃報が相次ぎ、「辛いニュースの連続に、気持ちが打ちのめされた」と、心を痛めた石原だが、生前、親交のあった八代亜紀の「花<ブーケ>束」、門倉有希の「ノラ」を、それぞれ思いを馳せ、続けてカバー。途中、感極まる場面もあったが、思いを込めて丁寧に歌い切った。また、ライブの数日前に俳優・西田敏行の訃報が届き、生前、大ファンだったという石原は、西田の代表曲「もしもピアノが弾けたなら」を歌唱。当初、歌唱の予定はなく、急遽追加されたそうだが、胸が熱くなるような、気持ちのこもった熱唱となった。
ショーのラストには、ファンからの人気も高いバラード「逢いたい、今すぐあなたに…。」を情感たっぷりに歌い上げ、満員の会場は大きな拍手と歓声に包まれた。
会場にアンコールの声が響き、再度登場した石原は、NHK紅白歌合戦に初出場を果たした代表曲「みれん酒」を笑顔で歌唱。「歌える喜びをかみしめながら、これからも精進を怠らず頑張って歌っていきます」と話し、会場全体が温かい空気に包まれ、この日のショーは幕を下ろした。
そして、来年1月12日(日)には東京・吉祥寺スターパインズカフェにおいて「石原詢子アコースティックライブVOL.5~バースデースペシャル♪~」の開催も発表された。誕生日には恒例となりつつある5回目のライブになるが、このライブに向けて新たな試みも計画中ということだ。歌手としてのキャリアを着実に進めながら、進化を続ける石原詢子。今後の活動にも目が離せない。
石原詢子コメント:
「温かい笑顔と拍手に包まれて、これ以上ない喜びを感じました。スペシャルな夜を皆さまと一緒に過ごすことができ、とても幸せな時間でした。37年目も、自分らしくコツコツと進んでまいりますので、皆さまも一緒に歩んで頂けたら、嬉しく思います。これからも変わらず、応援をよろしくお願い致します。」
石原詢子「もうひとつのバースデーディナーショー」セットリスト
M1 風よ吹け
M2 桟橋
M3 ひとり日本海
M4 ふたり傘
M5 淡墨桜
M6 五島椿
M7 明日坂(詩吟「宝船」入り)
M8 風花岬
M9 化粧なおし
M10 ノラ
M11 花<ブーケ>束
M12 もしもピアノが弾けたなら
M13 逢いたい、今すぐあなたに・・・。
~アンコール~
M14 みれん酒
INFORMATION
「風花岬」好評配信中 https://lnk.to/eTeEFP
「風花岬」ミュージックビデオ https://www.youtube.com/watch?v=7Jbc79eEetw&t=9s
石原詢子 最新情報 https://lit.link/JunkoIshihara




