女優・白河れい(20)が3日、千葉県・成田山新勝寺の特別追儺豆まき式に出席した。
コロナ禍で縮小開催となっていたが、3年ぶりに通常開催となり、平日にも関わらず、広い境内に多くの来場者たちが駆け付けた。
今年は、「国土安穏・万民豊楽・五穀豊穣・転禍為福 殊には疫病退散」への祈りをこめ、「福はー内ぃー」のかけ声とともに、勢いよく豆をまいた。
新勝寺では、本尊の不動明王が鬼を福に改心させることから「鬼は外」とは言わない習わしになっており、大発声のもと、被災地の早期復興を祈願した。この日、豆まきは午前・午後に計3回行われ、合計、大豆860キログラム、からつき落花生400キログラムを用意した。
白地に花柄の着物(晴れ着)の上に、赤い裃(かみしも)を着用して登場した白河は、大河ドラマ『どうする家康』(NHK)に出演中の、俳優・大森南朋(50)、音尾琢真(46)、小手伸也(49)、波岡一喜(44)、女優・松本まりか(38)や大相撲力士の関脇・高安(32)、前頭・御嶽海(30)、遠藤(32)、歌手・新浜レオン(26)ら、大先輩や大物が出席する中、気圧されることなく、堂々と大役を果たした。
豆まきイベントは初めてだったという白河は、「初めて大きな場所で投げたので、遠くに投げるのが難しかったです」というものの、「近くにいる方々が豆をとれなかったみたいなので、『ちょーだーい!』と言ってくださったので、渡すように投げました」と、上から力いっぱい遠くに、ほどほどの力で中ぐらいに、下からトスするように近くの人たちにやさしく投げ分けるなど、周りを見た落ち着いた対応が目を見張った。
子供の頃の豆まきの思い出は、「家の中でやっていました。お父さん(貴乃花)が鬼の役をやっていました。的が大きいので…当たりやすいのか、本気で怖がっていました」と、思い出を語った。また、「小さい鬼の面がついた豆のセットを毎年買ってもらっていたのが楽しかったです。自分もつけてみたりして、楽しいイベントだったなぁと思います」と、家族団らんの日々を懐かしんだ。
デビューしてすぐにフジテレビの『ぽかぽか。』の月曜日レギュラーが決まったが、「もうすぐで1ヶ月経つんですけど、いきなりレギュラーが決まったということで、緊張もできないぐらい何もわからなかったんですけど、2週、3週と、やっていくごとに反省し、考えながらやってます。毎回、反省して次につなげようと必死です」。
これから目標については、「何もかもが初めてというのは今年しかないと思うので、本当にひとつひとつのことをていねいに向き合っていけたらと思っています。きょうも大河に出演されている方々が横にいらっしゃって、圧倒されました。私も女優としてやっていきたいので、大河ドラマもひとつの目標です。今後も日本舞踊とか習っていきたいと思っていますし、バラエティーのお仕事を頑張りつつも、演技もできるように日々努力していきたいと思います」と、改めて誓った。
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