昨年、新型コロナウイルスの影響で開催直前に中止となってしまった AKB48 フレッシュメンバーコンサート(2021年8月7日)と、チーム 8 の恒例の 8月8日「エイトの日」コンサート(2021年8月8日)を、1月12日(水)・1月13日(木)の2日間に渡って、パシフィコ横浜 国立大ホールにて開催した。
1月12日(水)は「新春!エイトの日2022 横浜おしゃれ祭り Cutie パーティ」を実施。
1月13日(木)は「新春!AKB48 フレッシュコンサート 2022~冬もやっぱり AKB!~」「新春!エイトの日2022 横浜おしゃれ祭り Foxy パーティ」の 2 公演を実施した。
「新春!エイトの日2022 横浜おしゃれ祭り Cutieパーティ」
アコースティック ver.『根も葉も Rumor』でおしゃれに幕開け!若手メンバーもオープニングで大活躍!
1月12日(水)は「新春!エイトの日2022 横浜おしゃれ祭り Cutie パーティ」を開催。
コンサートは、この日のために用意されたアコースティックバージョンの『根も葉も Rumor』からスタート。
倉野尾成美がソロで艶やかに歌い上げ、ダンスパフォーマンス集団・梅棒さんの演出で“どえらいダンス”とは全く違う雰囲気の『根も葉も Rumor』を披露。意表をついたパフォーマンスで一気に観客を引き込みます。
『根も葉も Rumor』のタイトルにかけ「根菜」「葉野菜」などの野菜に扮した『野菜シスターズ』衣装のメンバーとエイトくんが登場すると、会場の空気が一変。コミカルな会話で会場の笑を誘い、よもぎ姿の上見天乃が『野菜シスターズ』のセンターに大抜擢!続く『淡路島のタマネギ』でも、「淡路島のタマネギが No.1!」と宣言する兵庫県代表の福留光帆がタマネギ姿でセンターを務め、元気いっぱいにパフォーマンス。チーム 8 の若手メンバー大活躍のオープニングとなりました。
『GirlsAward』出場権をかけたファッションショー!
自己紹介タイムでは、色紙に書いた今年の漢字一文字を発表しながら一人ずつ自己紹介。
先日10日に成人式を迎えた下尾みうは「磨」の一文字を選び「新成人になったのでいろいろなことを磨いていきたい」とコメントするなど、それぞれが力強く書いた一文字とともに今年の抱負を誓いました。
ユニットでは、本田仁美ら関東メンバー7 名による『遠距離ポスター』や、『カッコ悪い I love you!』など 6 曲を披露。下尾みう・倉野尾による『伝説の魚』では、息の合った圧巻のダンスパフォーマンスで観客を魅了しました。
また「エイトの日」2日間を通して、5月14日(土)開催予定の『GirlsAward』の出演をかけた「GirlsAward 出演権争奪 チーム 8 私服ファッションショー 2022!」を実施!
メンバーの私服コーデを『GirlsAward』関係者が審査し、『おしゃれ番長』を決定するという豪華な企画が実現しました。
1日目のテーマ「隣のよこはまコスモワールドで遊園地デートコーデ」で審査に臨んだのは小栗有以・岡部麟ら 16 名。
客席からの撮影タイムも設けられる中、各メンバーが思い思いの私服コーデでステージに登場し、ファッションアピール!『GirlsAward』の舞台に立つことができるのは一体誰なのか?2日目への期待が高まります。
キューティーな楽曲で最後までお祭り騒ぎ
白熱のファッションショーに続き、メンバーは私服姿のまま『BINGO!』のパフォーマンスへ。
後半はチーム 8 のオリジナル曲『好きだ 好きだ 好きだ』など可愛らしさ溢れる 5 曲を披露しました。
続く『生きることに熱狂を!』では、メンバーの掛け声に合わせ、会場でウェーブが起こるなど、会場の熱気も最高潮に!
曲を終えて、岡部は「素敵なウェーブ、ありがとうございました!」と笑顔で挨拶。「また皆さんと一緒に声を出してコンサートを楽しめる日々が戻ってくることを祈っています!」と想いを伝え、チーム 8 全員で『47 の素敵な街へ』をパフォーマンス。本編を終了しました。
アンコールの1曲目に披露したのは、チーム8の最新曲『西高東低』。『12秒』『ずっとずっと』に続き、左伴彩佳のピアノ伴奏で『365日の紙飛行機』を全員で歌唱。
アンコール最後の曲は『夢へのルート』。チーム8メンバーのキューティーな笑顔が輝き、最後まで観客と一体になった「Cutieパーティ」は幕を閉じました。
©AKB48
「新春!AKB48フレッシュコンサート2022~冬もやっぱりAKB!~」
フレッシュさ溢れるパフォーマンスでオープニングからアクセル全開!
1月13日(木)は、「新春!AKB48フレッシュコンサート2022~冬もやっぱりAKB!~」を開催。
ドラフト2期生の馬嘉伶、16期生、ドラフト3期生といった総勢28名のAKB48「若手メンバー」で構成された今回のフレッシュコンサート。
前座では、1月10日(成人の日)に成人式を行った山内瑞葵ら新成人5名による『すべては途中経過』や、前日12日に開催された「第4回AKB48グループ歌唱力No.1決定戦 決勝大会」の出場メンバー、田口愛佳・浅井七海ら4名による『泣ける場所』を披露し、会場を温めました。
この日のために用意された新衣装でメンバー全員が登場し、『Baby ! Baby ! Baby !』でコンサートがスタート!
『Seventeen』『そばかすのキス』『大騒ぎ天国』と若さ溢れるエネルギッシュなパフォーマンスで、会場のテンションも一気に上昇。
MCタイムでは、急遽出演が決まった西川怜と永野恵が挨拶。今年3月中のAKB48卒業を発表した西川は「出ることができて嬉しいです!」と笑顔を見せました。
ここでしか見られないユニットが続々登場! ミニ寸劇などユニークな演出も
『青空カフェ』『MARIA』など6曲を披露し、稲垣香織・原案によるミニ寸劇「AKB48を超える伝説のアイドルグループ誕生までの物語」が開演。稲垣の独特なペースで展開するコミカルな演技で会場を盛り上げました。
ドラフト3期生による『清純フィロソフィー』を筆頭に、16期生・ドラフト2期生メンバー&馬嘉伶と、加入期ごとのメンバーパフォーマンスが続きます。
『Bye Bye Bye』『純情主義』など4曲も立て続けに披露し、会場のボルテージも最高潮に!
終盤は『黄金センター』『法定速度と優越感』などの人気曲5曲をノンストップでパフォーマンス。
山内が「(次の曲を)こんなに大きなステージで披露させていただけることがすごく嬉しいです!」と感極まりながらも挨拶し、シングル初センターを務めた楽曲『失恋、ありがとう』を披露しました。
フレッシュメンバーが新しいAKB48を引っ張る!
アンコール1曲目は『根も葉Rumor』。全力の“どえらいダンス”で最後まで魅せます。『恋人いない選手権』『ファースト・ラビット』を披露し、浅井が「この瞬間、私たちのできる全力を出そうと頑張ってきました。この景色に感動しました。先頭に立っていけるメンバーが増えるように頑張ります!」とフレッシュメンバーを代表してコメント。
最後は『少女たちよ』でフレッシュコンサートは終幕を迎えました。昨年の12月に組閣が発表され、フレッシュメンバーの中から田口と浅井が次期チームキャプテンとなります。フレッシュさの中にも、新チームへの期待と覚悟を感じさせた若手メンバーたちによるステージ。会場は大きな拍手で満ち、すべてを出し切ったメンバーは晴れやかな笑顔でステージを後にしました。
©AKB48
「新春!エイトの日2022 横浜おしゃれ祭り Foxyパーティ」
大人の魅力たっぷりのパフォーマンスでステージを彩る
1月13日(水)は「新春!エイトの日2022 横浜おしゃれ祭り Foxyパーティ」を開催しました。
可愛らしさが詰まった「Cutieパーティ」とはうってかわり、大人っぽさやセクシーさがテーマの「Foxyパーティ」。
アコースティックバージョンの『根も葉もRumor』を小田えりなが歌い上げ、この日もドラマティックな演出でコンサートが幕を上げました。
「現役JK」「昨日の公演でセンターになっていないメンバー」の条件で次の曲のセンターを務めることになった奥本陽菜は、満面の笑顔で『Dear my teacher』を披露。
『軽蔑していた愛情』『今夜、グロリアは誰に抱かれる?』と大人っぽい楽曲でファンを魅了し、どえらいダンスの『根も葉もRumor』でオープニングを締めくくりました。
チーム8お馴染みの「あの人」もステージに登場! そして『GirlsAward』出場権を見事掴んだメンバーは…
自己紹介タイムでは、今年の干支であるトラの絵を披露しながらそれぞれ自己紹介。
29名が自己紹介を終えると、『唇 触れず・・・』『記憶のジレンマ』など6曲を続けて披露しました。
続いて、千葉テレビで放送中の「AKB48チーム8のKANTO白書 バッチこーい!」でMCを務めるドランクドラゴンの鈴木拓さんが登場!番組のリベンジ企画として『Green Flash』でラップに挑戦しました。
歌い終わると、鈴木拓さんは「緊張で吐きそう!手が震えて感覚がない!芸人にアドリブやるのやめて!あーこわい!!緊張で2時間しか寝てない!」とコメント。会場からは大きな拍手がおくられました。
中盤では、前日に続き「GirlsAward出演権争奪 チーム8私服ファッションショー 2022!」のコーナーも!
審査員が提示した2日目のテーマ「夜のデートコーデ」に、本田仁美ら14名がこだわりの私服コーデで挑みました。
アンコールで鈴木拓さんに発表された栄えある「おしゃれ番長」は、大西桃香・岡部麟・小栗有以・本田の4名!大西は「今日の朝買いに行ったんです!嬉しいです!」とコメントし、審査員から「ランウェイを歩いている姿が想像できた」と評された岡部は「素敵に歩けるようにウォーキングを練習します!」と意気込みを語りました。
小栗は「トップバッターだったので、とにかく印象を残せるように意識しました!」と勝因を述べると、本田は「ランウェイでウォーキングするのが夢だったので嬉しいです」と笑顔で喜びを語りました。『GirlsAward』は2022年5月14日(土)に開催予定です。
5ヶ月越しの「エイトの日」、そしてチーム8結成8周年喜びと感謝のパフォーマンス
「Foxyパーティ」もいよいよラストスパート。『Innocence』『蜂の巣ダンス』など8曲を一挙に披露し、『生きることに熱狂を!』では会場の観客によるウェーブも起こり、コンサート会場は一つに。最後は『47の素敵な街へ』で本編を締めくくりました。
アンコールが開けると、チーム8の最新曲『西高東低』に続けて、チーム8では久々の披露となる『誰のことを一番 愛してる?』、そして『メロスの道』と迫力満点のステージを届けました。
『一生の間に何人と出逢えるのだろう?』では、左伴彩佳がピアノを演奏。左伴が奏でるピアノの旋律に身を委ね、チーム8メンバー全員がしっとりと歌い上げます。
2日間に渡って開催した「エイトの日」のラストを飾るのは『夢へのルート』。
最後に本田は「チーム8は、4月に結成8周年を迎えます!これからも私たちは夢に向かって頑張っていきますので、それぞれの夢へのルートを応援してくださると嬉しいです!」と観客へメッセージを送りました。
昨年の開催中止から約5ヶ月、開催が待ち望まれた「エイトの日」。可愛らしさと大人っぽさで魅せたステージが幕を下ろしました。
©AKB48