元Folder/Folder5のAKINAさんのコンサート「AKINA 〜BIRTHDAY LIVE〜」が東京・渋谷のJZ Brat Sound of Tokyoで行われた。
JZ Brat Sound of Tokyoはジャズのライブ演奏を楽しみながらフレンチベースの料理と豊富なドリンクが楽しめるライブ&ダイニングクラブ。1stステージと2ndステージの2部構成でのステージとなる。
ムーディーな雰囲気の中、バンドメンバーがスタンバイし準備が整うと1stステージの演奏が始まり、拍手の浴びながら、煌びやかなドレスを身にまとったAKINAさんがテナーサックスを持ちステージに登場。
まずは、アルバム「フラッシュ」の中からしっとりと「go on」を披露。続いてAKINAさん自身がテナーサックスで演奏を交えて歌唱する「City Of Stars」を披露した。
AKINAさんは約2年前からJazz Sax Playerの中園亜美さんを師事し、テナーサックスでの演奏を習得してきており、ファンの前で見事な上達ぶりを披露。
最初のMCでは、「ようこそ“AKINA 〜BIRTHDAY LIVE〜”にお越しくださいました。子どもたちもいっぱいいてすごく賑やかな感じで嬉しいです!こんなにたくさんのお客様にお会いできて嬉しいです。JZ Brat Sound of Tokyoでライブをするのは2年ぶりぐらいになるんですが、今、私、テナーサックスを吹きながら歌うスタイルをライブでやらさせてもらってるんですけど、元々ステージでピアノの竹田麻里絵ちゃんとサックスの中園亜美ちゃんが2人でやってるライブを観に行って、そこで亜美ちゃんがサックスを吹いてるのを見て、私もいつかサックスを持って歌を歌いたいというのがあったので、それが今日このステージで一緒にできることがすごく嬉しいです。」とニッコリ。
ライブパートに戻り、続いてはFolderの「太陽だった」や、アップテンポな新曲「PM」を軽快に披露。
そして、「vibra」「OUR TIME」を披露し大人ムード全開な1stステージを終える。
AKINAさん自身がプロデュースする「親子のための音楽会」を行っており、この日のオーディエンスの中には多数のキッズたちもいて、賑やかな雰囲気をAKINAさんは喜んでいた。
しばらくして、2ndステージがスタート。衣装チェンジしたAKINAさんがキッズたちに囲まれてステージに登場。
「Clover」「My way」と続けて2曲を披露。
オーディエンスはAKINAさんのテナーサックスの情熱的な演奏に聞き入って行く。
スチャダラパーの「GET UP AND DANCE」の曲が始まると、この日の“AKINA 〜BIRTHDAY LIVE〜”にはゲストとして、スチャダラパーのBoseさんが登場。
かつてAKINAさんはFolder時代にフジテレビ系で放送されていた子ども番組の「ポンキッキーズ」にレギュラー出演しており、その番組で同じくレギュラー出演していたスチャダラパーのBoseさんと共演している。
このスチャダラパーの「GET UP AND DANCE」はポンキッキーズのオープニングで使用されており、朝8時のポンキッキーズのオープニングを見てから学校に行った、会社に行ったという世代は深く脳裏に刻まれてる楽曲だ。
AKINAさんとBoseさんのスペシャルセッションで会場内は盛り上がる。
Boseさんは久しぶりにAKINAさんのステージを見て、「すっかりサックスプレイヤーですね! 元気いっぱいにダンスを踊ったりして“まだまだ身体キレてるね”みたいなライブと思いきや、感心しちゃった。昔からそうだったけど、真面目に打ち込んで努力するのが好きなんだろうね。インスタとか見ててもすごく筋トレとかしてるもん。」と感心すると、AKINAさんは「練習が好きかも。トレーニングも好きだし、最近バク転も練習してます。」と明かす。
なぜ、今回Boseさんがゲストとなったのか、AKINAさんは「私、元々歌と踊りが好きでこの世界に入ってきたんですけど、ポンキッキーズの番組でスチャダラパーさんに出会って、初めてラップというものを知ったんですよ。自分の気持ちを音にして、すごく喋ってて、こんな風に歌っていいんだと思ったのがスチャダラパーさんで、12歳の時に初めてラップというジャンルを知って、いつかいつか一緒にステージに立つんだと26年間思い続けていました。」と明かすと、どのようにして呼んだのか経緯について、AKINAさんは「何て伝えていいかわからなくて、手紙を事務所に送ったんです。」、すると、Boseさんは「今どき手書きの手紙でオファーなんて貰わないでしょ、またそこそこ字が下手で、可愛いんですけど、真面目に書いてあって、知らない仲じゃないんだから、メールひとつでいつでも一緒にやりますよ。」とオファーの経緯を語っていた。
続いて当時ポンキッキーズでも歌われた「大人になっても」をジャズセッション。
そして、「ライツカメラアクション」の楽曲を披露すると、オーディエンスもキッズたちもコール&レスポンスに呼応してアクションコール。
セッションラストは「今夜はブギー・バック」を披露してAKINAコールで大盛り上がりでスペシャルセッション&トークを終えた。
ライブ終盤は「Rise&Shine」と「Don't stop Now」を披露。
本編ラストとなると、AKINAさんは「本当に今日は私の夢のBoseさんと一緒にステージに立てて、念願のスチャダラパーさんの曲を一緒に歌えて本当に幸せな時間でした。終わってしまうのが寂しいんですがラスト1曲になります。この曲を歌った時は16歳で・・・。20年以上前になりますが、また38歳になっても夢を追いかけるって、素敵なことだなと改めて歌から学ぶことが多いです。私は2年前はこのテナーサックスを持っていなかったので、それから2年後、こうやって大好きなJZ Brat Sound of Tokyoでライブができて、本当に人生ってやり続けるといいことが有るんだなと、本当に心から思いました。ずっとBoseさんと一緒に(ライブを)やりたかったので、サックスという自分にとってダンスとは違う武器がまた一つできて、何事も一生懸命、全てが叶うとは限らないかもしれないけど、やった。やったことに対して誰かが見てくれているのかもしれない気持ちを持ち続けることって言うのは大事だなと思います。元気が有れば何でもできますよね。そんなことを今日のライブで、さらにエネルギーを貰いました。またこのJZ Brat Sound of Tokyoに戻って来るので、皆さん是非、その時は足を運んでいただけたらなと思います。また、今日から違う夢のステージに行きたいと思います。」と語ると・・・。
バースデーソングが奏でられ、バースデーケーキがサプライズで登場。
AKINAさんはロウソクの火を吹き消し、オーディエンスから“おめでとう”のコールが会場内に響き渡りました。
本編ラストはFolder5の「believe」を熱唱! 割れんばかりの拍手に・・・・
アンコールではこれまで数えきれないくらい歌っている Folder5のデビュー曲「SUPERGIRL」を披露し、「AKINA 〜BIRTHDAY LIVE〜」を締めくくりました。
尚、「AKINA 〜BIRTHDAY LIVE〜」は7月8日(土)まで見逃し配信されているのでチェックして欲しい。
見逃し配信は→こちら
AKINA 〜BIRTHDAY LIVE〜 セットリスト
<1st>
M1. go on
M2. City Of Stars
<MC>
M3. 太陽だった
M4. PM(新曲)
M5. vibra
<MC>
M6. OUR TIME
<2nd>
M7. Clover
M8. My way
M9. GET UP AND DANCE(スチャダラパー)
<MC>
M10. 大人になっても(スチャダラパー)
<MC>
M11. ライツカメラアクション(スチャダラパー)
<MC>
M12. 今夜はブギー・バック(スチャダラパー)
M13. Rise&Shine
M14. Don't stop Now
<MC>
M15. believe
EC. SUPERGIRL
Members AKINA(vo)
竹田麻里絵(p,key)
中園亜美(sax)
堀井慶一(b)
海老原 諒(ds)
北島優一(g)
Guest:
Bose from スチャダラパー
☆このコンサートは見逃し配信で7月8日(土) 23:59まで見ることができます。
AKINAさんとBoseさんの一夜限りのスペシャルセッションは必見です。
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