6月16日、ハロー!プロジェクトのアイドルグループ・BEYOOOOONDSが、横浜アリーナにて「BEYOOOOONDS CONCERT 2026 SPRING [HIGH! TENSION BEYOSCOOOOOPE]」を開催した。

本公演はグループにとって初となる横浜アリーナでの単独公演。同時に、グループの結成メンバーであり、グループ内ユニット「雨ノ森 川海」のリーダーも務めてきた栃木県出身・高瀬くるみの卒業公演として行われ、会場には約1万1000人のファンが駆けつけた。
開演前、スクリーンに映画の上映前を思わせるようなコミカルな注意映像や予告編風のムービーが映し出されると、会場からは拍手と笑いが起こり、早くもBEYOOOOONDSらしい温かい空気に包まれる。ファンの熱い「BEYOOOOONDS」コールが響く中、いよいよ本編が幕を開けた。

「みんな幸せになりたいか!」という高瀬の力強い第一声とともに、ライブは「ハイテンション」からスタート。センターステージに登場したメンバーたちは、両腕を大きく振り上げ、全身で跳ねるような文字通り“ハイテンション”なパフォーマンスで観客を魅了。続く自己紹介ソング「自己☆SHOW☆TIME」では、ファンのコールとクラップがアリーナ全体に響き渡った。
最初のMCで平井美葉が「さあやって来たぜ! 横浜アリーナ!!!」と感無量の様子で叫び、「この景色どうですか?」と問いかけると、高瀬は「最高! ずっとBEYOOOOONDSが見たかった景色です!」と、夢のステージに立てた喜びと感謝を口にした。

中盤ではBEYOOOOONDSの真骨頂ともいえる、寸劇と音楽を織り交ぜたステージを展開。「タイムスリップとタイムリープの違い」をテーマにした寸劇から始まり、小林萌花の可憐なピアノ演奏を経て「GOGO大臣」へ。「ディスコ・カーニバル」ではメンバーが扇子を片手に舞い、横浜アリーナを巨大なディスコ空間へと変貌させた。
さらに、会社の社員食堂を舞台にしたミニドラマのVTRがスクリーンに流れると、なんとその映像内に新メンバーである小島はな、大坪茉乃、杉山結菜の3名がサプライズで登場し、会場は大きなどよめきと歓喜の声に包まれた。続く「Hey! ビヨンダ」では清野桃々姫がトークボックスでファンキーなサウンドを響かせ、「涙のカスタネット」ではファンも持参したカスタネットを鳴らして演奏に参加し、会場との一体感を高めた。




そして「That's LIFE!」では、花道を通って会場後方にメンバーが集結。ここでついに新メンバーの小島、大坪、杉山の3名が実際にステージへと姿を現した。高瀬を含め、新メンバーが加わった現体制としては最初で最後となる「12人編成のBEYOOOOONDS」が実現し、センターステージからメインステージにかけて貴重なパフォーマンスを披露した。
MCでの自己紹介では、小島が「1つ1つのステージを大切に、私らしく頑張ります」、大坪が「皆さんステージの1番星!茉乃スマイルで頑張ります」、杉山が「自分らしく、皆さんに魅力が伝わるように頑張りたいです」とそれぞれ初々しく意気込みを語った。これを受け、高瀬は「これから3人がキラキラ輝いて、BEYOOOOONDSに新しい色をつけてくれると思います」とエールを送り、ファンに温かい応援を呼びかけた。
ライブ後半戦のメドレーでは、「2017年~2025年のタイムリープ」を展開。BEYOOOOONDSの楽曲にとどまらず、高瀬がこれまで参加してきた軌跡を辿るような選曲も含まれており、彼女の歴史を感じさせるエモーショナルな空気が会場を包み込んだ。続く「恋愛奉行」では、初代恋愛奉行の高瀬から、二代目として清野へと役柄が指名される粋な演出も。


そして終盤、スペシャルゲストDJとしてTRFのDJ KOOが降臨。「最KOO DE DANCE feat.DJ KOO」「ニッポンノD・N・A! feat.DJ KOO」をコラボレーションで披露し、会場の熱気は最高潮に達した。大熱狂のまま、本編は「アツイ!」で力強く締めくくられた。

アンコールでは、会場がミントグリーン(高瀬のメンバーカラー)のペンライトの絨毯で染まり、割れんばかりの「くるみん」コールが巻き起こる。純白の多層フリルスカートにミントグリーンの差し色を効かせ、煌びやかなビジューとティアラをあしらったプリンセス仕様のドレスに身を包んだ高瀬が登場し、「伸びしろ~Beyond the World~」を歌い上げた。
メンバー一人ひとりから涙ながらに感謝とエールが送られた後、高瀬はファンに向けて最後のメッセージを語った。 「高瀬くるみに出会ってくれて、支えてくれて、応援してくれて本当にありがとう。あなたの存在がなければ、今の私はここにいません。これから先、どんなに大きな壁が訪れても、ここで得た学びと、見出してもらった個性、みんなにもらった自信があれば、きっと大丈夫! 愛をくれた全ての皆さんに恩返しをしていけるように、自分らしく、挑戦しながら1歩1歩歩いていきたいと思います。自分にももっともっと伸びしろがあると信じて。だから、これからも一緒に頑張ろうね」 涙を浮かべながらも力強く語るその姿に、会場からは温かい拍手が送られた。
「会いにいこう (BEYOOOOONDS Ver.)」で花道を巡り、改めてファンとの絆を確かめ合うと、ラストは「ありがとビート」を披露。全国のライブビューイングやCS放送で見守るファンへも感謝を届けた。



最後は新メンバーを含めた12人がステージに並び、ファンへ感謝の挨拶。ステージに一人残った高瀬は「ありがとうございました」と深々とお辞儀をし、「またね!」と笑顔でしばしの別れを告げた。それでも鳴りやまない「くるみん」コールに応え、再びステージに姿を現した高瀬は「ハイテンション たかせー!」と叫び、彼女らしく明るく最高の笑顔で、アイドルとしてのステージに幕を下ろした。


■BEYOOOOONDS CONCERT 2026 SPRING [HIGH! TENSION BEYOSCOOOOOPE] セットリスト
- OP MOVIE
- ハイテンション
- 自己☆SHOW☆TIME
- ポジティブプログラム <寸劇>
- GOGO大臣
- Now Now Ningen
- ディスコ・カーニバル
- そこらのやつとは同じにされたくない
- Do-Did-Done
- 灰toダイヤモンド
- フックの法則 <ミニドラマ>
- Hey! ビヨンダ
- 涙のカスタネット
- Go City Go
- That's LIFE!
- メドレー (誤爆~We Can't Go Back~ / 文化祭実行委員長の恋 / ビタミンME / 虎視タンタ・ターン / 循環 / 求めよ・・・運命の旅人算 / 恋する私は無重力)
- ハムカツ黙示録
- 恋愛奉行 <BRIDGE BEAT>
- 最KOO DE DANCE feat.DJ KOO
- ニッポンノD・N・A! feat.DJ KOO
- アツイ!
【ENCORE】
EN1. 伸びしろ~Beyond the World~
EN2. 会いにいこう (BEYOOOOONDS Ver.)
EN3. ありがとビート
