5月29日、ハロー!プロジェクトのアイドルグループ・BEYOOOOONDSの高瀬くるみが、自身の初となるフォトエッセイ『beyond myself』(オデッセー出版)の発売記念イベントを芳林堂書店 高田馬場店で開催した。

卒業を前に「形に残るものを」
前日の28日に発売された本作は、グループからの卒業を控える高瀬が、これまでの活動や自身の内面を赤裸々に綴った意欲作だ。 高瀬は「自分がBEYOOOOONDSを卒業する前に、こうやって形に残るものを残せたことがすごく嬉しい」と喜びを語った。当初は写真集やフォトブックという案もあったが、「人とは違うことをしたい」という彼女らしい意志から、自身のパーソナルな部分を深く知ってもらうため、「エッセイ」という形を選択したという。

撮影:西村康
お気に入りは「サイバーパンク」と「等身大の自分」


撮影:西村康
撮影は神奈川県内で2日間にわたって行われた。お気に入りカットとして挙げたのは、青い照明が印象的なサイバーパンクな世界観の1枚と、夕暮れの海辺で撮影された1枚だ。
サイバーパンクのカットについては、「私が『こういう世界観で撮りたい』とお願いしたところ、カメラマンさんがライティングやアングルにすごく凝ってくださった」と制作秘話を披露。「ハロー!プロジェクトのメンバーの写真集としては、ここまでコンセプト感が強いお写真は珍しいらしいのですが、撮影時にどうしても入れたいとお願いして実現しました」と、強いこだわりと思い入れを語った。
一方、夕暮れの海辺のカットについては「等身大の自分を収めていただける時間が欲しいと思って、私服っぽい衣装を注文した」と明かし、卒業を控えた今の自然な笑顔が詰まったお気に入りの1枚だと思いを語った。

ネガティブからポジティブへ。恩師の言葉が支えに

エッセイでは、研修生時代から現在に至るまでの葛藤や、ネガティブをポジティブに変える思考法についても触れられている。 高瀬自身、デビュー前の下積み時代には思い悩む時期があったというが、当時指導を受けていたみつばちまき先生や上野まり子先生からの「あなたの成長していることを見ている人は絶対にいるから」という言葉に救われたという。「その言葉があったから、今いろいろなことに対してすごくポジティブに考えられる」と、恩師への感謝とともに自身の変化を振り返った。自己採点を聞かれると、「100点満点ではあると思う」と自信を見せつつも、「これからの未来にはまだまだ自分にも伸びしろがあるだろうなと思うので、次は120点とか150点になっていたらいいな」と更なる飛躍を誓った。
卒業後は芝居を主軸に。「大好きなBEYOOOOONDSの入り口になりたい」
卒業後も芸能活動を継続する高瀬。今後は自身のルーツである「お芝居」を主軸に置きつつ、未経験の仕事にも積極的に挑戦し、自身の可能性を広げていきたいという。「卒業後の目標は、BEYOOOOONDSの新たな入り口になること。いろんな人にこの大好きなグループを知ってもらいたいからこそ、色々な場所に飛び出して『私のいた場所はこんなに素晴らしいんだよ』と気づいてもらえるよう頑張りたい」と、グループへの揺るぎない愛情を覗かせた。
ファンへのメッセージ「少しでも寄り添える一冊に」

最後にファンへ向けて、「人間誰しも生きていて苦しいな、大変だなと思う瞬間があると思います。そんな時に、自分という存在やこの一冊が少しでも寄り添えるものになっていたら嬉しいです」とメッセージ。「これからの活動を通して、応援してくれた方に恩返しができるように頑張ります。これからのBEYOOOOONDSにもぜひご期待ください」と力強く締めくくった。
同日夜には新メンバーの加入発表も控えており、新体制となるグループへの期待と、高瀬自身の新たな一歩への希望に満ちた門出のイベントとなった。
■書籍情報

- タイトル:BEYOOOOONDS 高瀬くるみフォトエッセイ「beyond myself」
- 発売日:2026年5月28日
- 仕様:A4判・112ページ
- 定価:3,520円(税込)
- 撮影:西村康
- 発行・発売:オデッセー出版
- ISBN:978-4-911265-15-4

撮影:西村康

撮影:西村康
