NMB48の安部若菜さんが、大阪・難波のNMB48劇場で開催された卒業公演に出演し、約8年半にわたるグループ活動に終止符を打ちました。

2018年にドラフト3期生として加入して以来、24thシングル「恋なんかNo thank you!」での初選抜入りを果たした安部さん。さらに、小説「アイドル失格」の発刊や、ゲーム、落語など自身の“好きなこと”を真剣に掘り下げ、確固たる“名刺”へと育て上げてきました。
笑顔と感動に包まれた卒業公演ライブ
公演開演前、影アナを担当した安部さんは「卒業公演を思いっきりかみしめたい」と意気込みを語り、劇場の熱気を一気に高めました。
ライブは「OUR STORY」で幕を開け、安部さんは温かな笑みと豊かな表現力で観客を魅了。MCや自己紹介では、後輩の三鴨くるみさんからの掛け合いに「大丈夫です」と即答して笑いを誘う場面も。さらに、サプライズでファンが一斉に掲げた「みんな大好きわかぽん」のタオルを目にすると、感無量の表情を浮かべました。
現在の心境について「寂しいですけど、今はすっごく楽しいです」と明かし、先の卒業コンサートでの言葉を引き合いに出しながら「今日こそ地球が終わってもいい」と改めて宣言しました。
また、新ポジションを務めた同期の泉綾乃さんと目を合わせる場面が増えたことに対し「同期としてうれしい」と笑顔を見せ、自身を慕う後輩の石山千尋さんには「今日はいっぱい目を合わせようね」と優しく声をかけていました。
成長の軌跡を示す圧巻のパフォーマンス
ソロで魅せたユニット曲「美しく激しく咲く」では、凛とした佇まいで強い意志を表現し、グループの中心として歩んできた成長の軌跡を印象づけました。
さらに、自身にとって思い入れの深い楽曲「全力グローイングアップ」では同期の泉さん、塩月希依音さん、6期生の新澤菜央さんと共にステージへ立ち、「最後にみんなで歌わせていただきました」と選曲への熱い思いを明かしました。
卒業セレモニーで語ったNMB48への愛と「大きな夢」
卒業セレモニーでは、ファンやグループへの感謝と今後の展望を力強く語りました。
「私は8年前にちくわを片手にNMB48に入ってきて、時にはこの劇場公演のことを“地下労働”と呼んだり、いろいろめちゃくちゃなこともしてきたんですけど、どんなことをしても受け止めてくれる皆さんの懐の広さに、すごく救われました。NMB48だからこそ出会えた皆さんと、NMB48だからこそできたことは、これからもずっと私の誇りです」
これまで自分をアイドルにしてくれたグループへの恩返しは今後も続くと語り、「卒業してからも自分が活躍できるように頑張って、NMB48というグループをもっともっと誇れるものにしていきたい」と決意を表明。
さらに「私が大作家になってすごい権力を持ったら、あの手この手でNMB48のメンバーをいろいろなものにねじ込もうという大きな夢があります。安部若菜の新しい小説が出たら、皆さんも“NMB48のためだから”という心の言い訳をしながら、新刊を手に取っていただけたらうれしいです」とユーモアを交えて語りました。
「一番笑いの取れる小説家になりたい」囲み取材で語った第2章
終演後の囲み取材でも、安部さんは晴れやかな表情で自身のアイドル人生と未来について語りました。
公演全体を振り返り、「これまでのアイドル人生の中でも、卒業コンサートと今日の卒業公演が一番楽しくて、幸せな時間でした。本当に、もう今人生が終わってもいいと思えるぐらい」と告白。8年半の活動期間を「短かったです」と振り返り、ファンへの深い感謝を述べました。
現在、執筆活動は「毎日書かないと不安になるぐらい」生活の一部(ライフワーク)となっており、「これからもいろいろな人生経験をして、面白いものを書けたら」と作家としての意欲を示しました。
具体的に狙いたい賞としては直木賞と本屋大賞を挙げ、「本屋大賞を受賞して、本を爆売れさせたいと思います」と力強く宣言。NMB48で培ったバラエティー力を活かし、「一番笑いの取れる小説家になりたい」という頼もしい目標も掲げました。
また、幼少期から親しんできた落語についても「機会があればどんどん挑戦していきたい」と語り、習いたい噺家として月亭八方さんの名を挙げ、「夢は自由ですから」と朗らかに答えました。
NMB48で過ごした約8年半の糧と強烈な個性を胸に、安部若菜さんは小説、落語、タレントと多岐にわたる“第2章”へと新たな一歩を踏み出しました。








