【卒業記念インタビュー】NMB48小嶋花梨が9年半の活動を振り返りながら、今だから話せる当時の心境も赤裸々に語る!

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2016年6月からNMB48のメンバーとして約9年半、更に2018年11月から約7年間はグループ全体のキャプテンとしても活動していた5期生の「こじりん」こと小嶋花梨が今年6月に卒業を発表。11月9日に卒業コンサートを開催する。

そこで今回は、小嶋花梨に卒業記念インタビュー!9年半のアイドル活動の主なトピックスを振り返りながら、当時の心境やエピソードなどを披露。卒業コンサートの見どころや、卒業後の抱負も語ってもらった。(10月27日、NMB48劇場にて)

【卒業記念インタビュー】NMB48小嶋花梨が9年半の活動を振り返りながら、今だから話せる当時の心境も赤裸々に語る!
小嶋花梨

●5期生としてお披露目(2016年)~2代目キャプテン就任(2018年)

――NMB48の小嶋花梨さんに卒業記念インタビューとして、色々とお話を伺いたいと思います。

小嶋花梨:よろしくお願いします!

――よろしくお願いします!ここからは「こじりん」と呼ばせていただきます。まずは、今更なことをお聞きしたいのですが、自己紹介のキャッチフレーズを言っていただいてもいいですか?

小嶋花梨:「こじりん THE MOVIE レディー アクション!みんなの瞳に花梨のマジを映したい!」です。

――他のメンバーは名前や特技などに関わっているキャッチフレーズが多いと思うのですが、こじりんのキャッチフレーズの由来がわからないので、教えて下さい。

小嶋花梨:実は私もわかっていないんです(笑)

――こじりんがNMB48に加入する前に観ていたNMB48のバラエティ番組『げいにん!』(日本テレビ)の劇場版『げいにん!THE MOVIE お笑い青春ガールズ』が大好きだったとか、映画監督になりたかったとか…。

小嶋花梨:スタッフさんに考えていただいたキャッチフレーズで、意図もわからずに9年間言い続けてきたので、正解がわからないんですけど、私の活動の中で、プロデュース公演だったり、MVの監督っぽいこともすることがあって、キャッチフレーズに寄ってきた感はあります(笑)

――そのキャッチフレーズを披露する機会も残り少なくなってきましたが、私がこじりんの9年半の主なトピックスをまとめてきましたので、当時の心境などをお聞きしたいと思います。2016年6月、NMB48劇場にて5期生メンバーとしてお披露目されました。

小嶋花梨:本番が始まる前に先輩メンバーの皆さんに挨拶をする時、すごく緊張したことを覚えています。初期の頃はNMB48のメンバーになれたことが嬉しくて、すべての物事に対して「憧れの○○だ!」とか、「写真で見ていた○○だ!」とか、ずっと幸せを感じていた記憶があります。でも、(加入前から)ダンスを習っていて、ダンスに自信があったからこそ、自分の理想のポジションに立てないことに悩み始めた時期でした。

――2017年10月に正規メンバーに昇格しました。

小嶋花梨:その時はあまり嬉しくなくて、悔しかったです。自分の中で1年かけてすごく頑張ったつもりでいて、誰よりも一歩先に進んでいたいと思っていたのに、全員昇格になって、「また1列に並ぶんだ…」みたいな気持ちでした。あと、大阪城ホールでのライブで昇格が発表されたんですけど、研究生という肩書きがなくなる不安が強すぎて、ステージ上でネガティブなことばかり話していたら、まおきゅん(三田麻央)さんが「大嶋さん、大丈夫だよ」って言ってくださって、それが笑いになった時に、NMB48の素敵なところを改めて感じたことが印象に残っています。

――当時は「大嶋さん」と言われて、「小嶋だよ!」とい うノリがあったことも懐かしいですね(笑)。2018年10月に発売された『僕だって泣いちゃうよ』で、シングル表題曲初選抜入りを果たしました。

小嶋花梨:その前から選抜メンバーのアンダーとして活動させていただく機会が増えて、少しずつ認めていただいている実感があったので、すごく楽しく活動していました。山本彩さんの卒業発表があった時から、彩さんのラストシングルに選抜メンバーとして参加したいと思っていたので、その夢が叶った瞬間でした。

――2018年11月、初代キャプテンの山本彩さんからの指名を受けて、2代目キャプテンに就任しました。

小嶋花梨:彩さんからその話を聞いた時はすごくビックリしたんですけど、キャプテンをやりたいと思えたので、ちゃんとバトンを受け取れて良かったなと思います。

【卒業記念インタビュー】NMB48小嶋花梨が9年半の活動を振り返りながら、今だから話せる当時の心境も赤裸々に語る!

●『おはよう朝日です』リポーター就任(2019年)~初めての始球式(2022年)

――2019年1月から『おはよう朝日です』(ABCテレビ)のリポーターに就任しました。

小嶋花梨:この番組では、NMB48の小嶋花梨というよりも、リポーターの小嶋花梨として接していただいていることが嬉しいです。卒業後にタレントとして活動するという道を選ぶきっかけのひとつになりました。

――レギュラー企画として町中華のお店をリポートしたり、特番ではマラソンに挑戦したり、フィンランドでホームステイをしたこともありました。

小嶋花梨:フィンランドで1週間ホームステイするロケ企画の時は、私の性格的にホームステイ先の方々となかなか馴染めなくて、1週間のうち4日間は毎晩泣いていて、早く日本に帰りたいと思っていたんですけど、最終的にはなんとか乗り越えて、色々なことを学んで、帰国した後、気持ちをリセットしようと思って、髪を切ってショートカットにしました。

――大きなターニングポイントになったロケだったんですね。2019年4月からプロデュース公演「難波愛~今、小嶋が思うこと~」がスタートしました。

小嶋花梨:初めて劇場公演のプロデュースをさせていただいたんですけど、プロデュースをすることが好きなんだなと実感したので、今もプロデュース目線が必ずあるのは、この公演がきっかけになったんじゃないかなと思います。

――2020年以降、コロナ禍で大変な時期が続きました。

小嶋花梨:グループとして出来ることを何かしようと思って、リモートで毎日配信してみたり、何もないことがないように出来たことは良かったなと思います。コロナ禍の時に開催したNMB48の10周年ライブ(2020年10月23日・大阪城ホール)が一番記憶に残っています。私の中では、あの時に見た景色が一番好きです。

――2022年3月、「NAMBATTLE 2 ~愛~」で第2位という結果になりました。ファン投票によって次作シングルの選抜メンバーを決めるイベントでしたが、中間発表まではトップを独走していたので、そのまま1位でフィニッシュして、表題曲のセンターに立つと思っていました。

小嶋花梨:2位という結果に対してファンの皆さんにとっては、あまり良い思い出ではないかもしれないんですけど、私自身は2位もすごくありがたい順位だなと思って、自信にもなりましたし、悔しいという気持ちはなくて、「残念だったなぁ」という感じでした。もしも、その時に1位になっていたら、目標を見失って、今までNMB48にいなかったかもしれないと思うので、2位になったことは必然だったのかなと思います。

――2022年4月から『せやねん!』(MBSテレビ)の隔週レギュラーとして出演中です。

小嶋花梨:最初は戸惑いもあったんですけど、コテコテな関西の番組の面白さに徐々にハマっていきました。私は今4年目なんですけど、ここまで出演させていただけると思っていなかったので本当に嬉しいですし、出演者の皆さんと一緒に笑っている時間がすごく幸せです。『おはよう朝日です』とともに、もうひとつの私のホームになりました。

――2022年5月には大阪と東京で、吉本新喜劇とNMB48のコラボミュージカル「ぐれいてすと な 笑まん」が上演されました。

小嶋花梨:NMB48じゃなかったら出来ないことだったと思うので、本当に楽しい期間でした。お笑いのプロの皆さんとステージを作れたことはすごく光栄です。

――2022年8月、京セラドーム大阪で初めての始球式を行いました。始球式はその後も、2023年と2025年の8月と合計3回経験しましたね。

小嶋花梨:始球式は一番緊張します。かっこよくノーバンで投げたかったんですけど、3回ともワンバンだったので悔しいです。でも、すごく素敵な経験をさせていただいたなと思います。

――初めての始球式で投げたボールをお父さんにプレゼントしたそうですね。

小嶋花梨:父親に恩返しっぽいことが出来たかなと思います。

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●ファッションブランドプロデュース(2023年)~レギュラーラジオ開始(2025年)

――2023年8月からプロデュースブランド「RINNU」の商品の受注販売がスタートしました。

小嶋花梨:大好きなファッション関連のお仕事が出来るとは思っていなかったので、すごく嬉しかったですし、今も試行錯誤しながら頑張っているところなんですけど、新しい世界に足を踏み入れることが出来て良かったなと思います。卒業後もRINNUで学ぶことがきっとあると思いますし、私とファンの皆さんを繋ぐ場所にもなってくれると思います。

――ファッションブランドのプロデュースは、女性ファンが多くないと出来ない仕事だと思います。女性ファンが増え始めたきっかけは?

小嶋花梨:(2020年に)髪をショートにして、かっこいいユニットや、かっこいい楽曲を任されることが増えたタイミングで増えました。

――2024年2月から、ガンバ大阪を応援する番組『GAMBA TV~青と黒~』(MBSテレビ)のMCに就任しました。

小嶋花梨:自分が好きなもの、語れるものがないことがコンプレックスでもあったんですけど、それが逆にプラスになったのかなと思います。サッカーのことを全く知らない初心者だからこそ、イチからガンバ大阪のことを知って、好きになれたので、本当に良かったです。卒業後も何か貢献できたらいいなと思っています。

――2024年の上半期は、ソロコンサートを3回(1月、3月、6月)開催しました。

小嶋花梨:私が表現したいこと、アイドルのコンサートでは出来ないことを3公演を通して全部詰め込めたので、満足しています。ソロコンサートを開催できたことも卒業のきっかけになりました。

――2024年10月9日に発売された30枚目のシングル『がんばらぬわい』で、表題曲初センターを務めました。

小嶋花梨:たぶんセンターを経験できずに卒業を決意していたら、後悔というか、ずっとモヤモヤしたままだったと思うので、ファンの皆さんにセンターに立つ姿を見せられて、良かったなと思います。私が卒業した後も、この曲を聴くと、私のことを思い出してもらえたらいいなと思います。

――2025年4月から『NMB48小嶋花梨の“旅するMorning Ship”supported by 商船三井さんふらわあ』(FM大阪)がスタートしました。

小嶋花梨:初めてのソロでのレギュラーラジオ番組で、ずっとやりたかったお仕事のひとつだったので、すごく嬉しかったです。1人で完結することに向き合うようになって、グループを卒業したら、こうなっていくのかなぁというビジョンが見えてきました。

――お父さんから、<ラジオネーム:こじりんパパ>で、番組宛にメールが届いたことを報告していましたね。

小嶋花梨:そうなんですよ(笑)。父親はラジオ好きなので、聴いてくれています。

【卒業記念インタビュー】NMB48小嶋花梨が9年半の活動を振り返りながら、今だから話せる当時の心境も赤裸々に語る!

●卒業発表~卒業後の抱負(2025年)

――レギュラーラジオがスタートしたことも恩返しになりましたね。そして、6月26日に卒業を発表しました。

小嶋花梨:(3月に)卒業することが決まってからも、発表するまではファンの皆さんに言えないので、嘘をついているような感じがして、その期間がつらくて、早く言いたかったです。卒業を発表してからは、また皆さんと本音で話せることが嬉しくて、気持ちが軽くなりました。

――8月16日に4回目のソロコンサートを開催しました。卒業発表後なので、過去のソロコンサートとは気持ちも違ったのかなと思います。

小嶋花梨:2024年の3回のソロコンサートはアイドル要素が多めだったんですけど、今回はアイドル要素をゼロにして、卒業を見据えながらセットリストを考えました。歌に苦手意識があったんですけど、歌一本で出来たことも自分の成長を感じて、自信を持てたので、最後まで挑戦し続けられて良かったなと思います。

――こじりんのYouTubeチャンネルでダイジェスト映像が公開されていますが、涙ながらに『幸せの欠片』(山本彩)を歌っていました。

小嶋花梨:ファンの皆さんとの思い出を、幸せの欠片として想像しながら歌っていたら、一人一人との思い出があるなぁと思って…溢れるものがありました。

――10月9日に、約7年間務めた2代目グループキャプテンを退任しました。

小嶋花梨:キャプテンであっても、なくても、活動に対しての思いは変わらないので、大きな変化はないんですけど、より一層、次の世代を見守る立場になったという感じです。

――3代目キャプテンは立候補制で任期が1年、メンバー投票の結果、ドラフト3期生の塩月希依音ちゃんに決定しました。

小嶋花梨:私は任期が決まっていなかったから、ここまでに何かしなきゃいけないという考えがなかったんですけど、1年で何か残さなきゃという熱い気持ちが良い方向に行けばいいですね。

――そして、ここからは未来の話になります。11月9日に「NMB48小嶋花梨 卒業コンサート~大好きなNMB48へ~」が、オリックス劇場で開催されます。絶賛リハーサル中ということで、現時点での手応えはいかかですか?

小嶋花梨:この曲にはこのメンバーがいてほしいとか、自分の理想を描きながら、セットリストを決めたので、リハーサルで見て、「そうそう!これが見たかった!」と思って、すごく楽しいです。細かい部分まで色々考えたので、ファンの皆さんがそれに気づいてくださることを願っています。だから、(配信で)何回も観てほしいです。

――卒業コンサートの見どころは?

小嶋花梨:NMB48がまたもうひとつの世代に移り変わる瞬間が見られると思うので、そこが見どころだと思います。

【卒業記念インタビュー】NMB48小嶋花梨が9年半の活動を振り返りながら、今だから話せる当時の心境も赤裸々に語る!
卒業コンサートの見どころは「昔と今とこれから」

――卒業グッズにもこだわりが詰まっているそうですね。

小嶋花梨:(卒業コンサートをするメンバーは)みんな袴を着ていたんですけど、私はドレスを着たので、ドレスのグッズは新鮮だと思います。当日のステージで着るドレスとはまた全然違うドレスなので、どちらも楽しみにしてもらえたらと思います。

――卒業後は関西でタレントとして活動されるそうですが、抱負を聞かせて下さい。

小嶋花梨:今はアイドル目線でしか語れないことも多いと思うんですけど、等身大の26歳の女性らしいことを語れるようになれたらいいなと思っています。

――私の個人的な希望ですが、指原莉乃さんのようにタレント活動をしながら、アイドルグループのプロデュースもしてほしいです。

小嶋花梨:そう言っていただけることもあるんですけど、NMB48以外に愛を注げられるのか…と思うと、今はまだ考えられないです。

――いつかその気になれば、ぜひお願いします!最後に、読者の皆さんにメッセージをお願いします。

小嶋花梨:9年半、お世話になりました!私も色々な時代のNMB48を見てきました。メンバーが卒業したり、変化がある瞬間は不安がよぎると思うんですけど、これからのNMB48もきっと楽しませてくれると思うので、私もファンの一人として見守っていきたいと思います。客席でお会いしましょう!(笑)

【取材・文・写真=ポッター平井】

◆NMB48オフィシャルサイト
NMB48公式サイト

◆NMB48 公式X
NMB48 Official(@nmb48_official)さん / X

◆小嶋花梨 公式X
小嶋花梨(NMB48)(@nmb_KOJIMA_48)さん / X

◆小嶋花梨 公式インスタグラム
小嶋花梨 Kojima Karin(@nmb_kojima_48) • Instagram写真と動画

◆小嶋花梨 公式YouTubeチャンネル
KARIN channel - YouTube

◆プロデュースブランド「RINNU」公式サイト
RINNU

◆「NMB48 小嶋花梨 卒業コンサート~大好きなNMB48へ~」オンライン配信チケット
27 | 10月 | 2025 | ニュース|NMB48公式サイト

◆FM大阪「NMB48小嶋花梨の“旅するMorning Ship”」公式サイト
NMB48 小嶋花梨の“旅する Morning Ship” supported by 商船三井さんふらわあ - FM大阪 85.1

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