3月18日、春の高校野球の祭典、第97回選抜高校野球大会(主催:毎日新聞社、日本高校野球連盟、後援:朝日新聞社、特別協力:阪神甲子園球場)が、兵庫県の阪神甲子園球場で盛大に開幕した。
開会式に合わせて、今大会の応援イメージキャラクターを務めるタレント・モデルの大角ゆきさんと、モデルのディランさんが甲子園球場を訪れ、堂々たる入場行進や白熱した試合の様子を観戦した。また、開会式の模様を伝える毎日放送の生放送にも出演し、大会を盛り上げた。
甲子園初訪問となった大角さんは「歴史ある場所だと感じました」と印象を語った。一方、2年前に高校野球観戦で甲子園を訪れたことがあるというディランさんは、開会式での声援や国歌に触れ「声や音が体中に響いてくる球場でした」と改めて感動を覚えた様子だった。
入場行進を見た大角さんは「一糸乱れぬ行進で迫力があり、大会にかける選手一人一人の思いが伝わってきました」と感銘を受けた様子。アルプス席から観戦したディランさんは、応援する高校の入場時にスタンドが沸き立つ様子を見て「これから大会が始まるんだなという雰囲気を感じました」と語った。
また、選手宣誓について大角さんは「高校野球の歴史に触れていて、その場に立てているありがたさを感じました。光栄な場にいることを表現されていて、格好良いと思いました」とコメント。ディランさんは「出場32校を代表して宣誓するのはすごいこと。これまで大会に携わってこられた方々の感謝の思いが伝わってきました」と深く感じ入った様子だった。
最後に、両名は球児たちに向けて熱いエールを送った。大角さんは「スタンドには同じ学校の高校生が応援しているので、声援を感じながらがんばってほしいです。イメージキャラクターとして同年代にセンバツ大会を身近に感じてもらえるように発信していきます」と意気込みを語った。テニス経験を持つディランさんは「勝つために努力すること、試合に負ける悔しさは分かっているので選手と同じ気持ちです。今まで取り組んだ成果を全力で出し切ってほしいです」と力強いメッセージを送った。
大会は熱戦が予想され、球児たちのひたむきなプレーが多くの人々に感動を与えるだろう。大角さんとディランさんの応援とともに、甲子園は熱い春を迎える。