味の素株式会社は、スマートフォンを見ながら食事をする「スマホ見ながら飯」が、食べ過ぎや食事本来の楽しさを損なうという課題に対し、スマートフォンを置いて“音”を聴きながら食事を楽しむ「音飯プロジェクト」を推進しています。
2024年11月6日に開始された同プロジェクトは、全国500名を対象とした調査で、10~20代の約8割が「スマホ見ながら飯」をしていると回答。さらに、約半数が「一人で食事をする際に味わって食事ができていない」と答え、「スマホ見ながら飯」が食事の「味わい」に影響を与えている可能性が示唆されました。この調査結果はテレビなどのメディアで取り上げられ、SNS上でも大きな反響を呼びました。
そして、2025年3月13日、プロジェクト第二弾として、若者が集まる渋谷で「渋谷音飯プロジェクト」がスタートしました。渋谷区内の飲食店17店舗が賛同し、スマートフォンを置いて音で食事を楽しむ「音飯」体験の場を提供します。
プロジェクト開始日の3月13日、「JINNAN CAFE」で発表会が開催されました。味の素株式会社コミュニケーションデザイン部コミュニケーション戦略グループの油谷一輝氏は、「『渋谷音飯プロジェクト』を通じて若い世代を中心に、食事本来のおいしさを楽しんでいただきたい」とプロジェクトの背景を説明。賛同店舗代表者からは賛同に至った経緯が語られました。
さらに、ゲストとして、ももいろクローバーZの佐々木彩夏さんが登壇。「スマホ見ながら飯」に関するトークを繰り広げ、実際に「音飯」を体験しました。
賛同店舗17店舗!「音飯マップ」公開
「渋谷音飯プロジェクト」には、若者が多く集まる渋谷区の飲食店17店舗と、在京ラジオ局5局が賛同。ラーメン、カレー、ハンバーガーなど、幅広いジャンルの店舗で「音飯」を体験できます。
また、ラジオ5局の人気番組では、このプロジェクト限定のオリジナル番組・Podcastエピソードを制作。参加店舗でのみ聴ける限定コンテンツとして提供されます。
味の素株式会社の想い
味の素株式会社の油谷氏は、「渋谷音飯プロジェクト」の背景と概要について説明。調査データから若者の食生活における「スマホ見ながら飯」の習慣化への課題を示し、「忙しい日々の中でも『音飯』を通して、食事本来のおいしさを楽しんでほしい」とコメントしました。
発表会では、賛同店舗である「JINNAN CAFE」店長の芦野統氏、「辛麺華火 渋谷店」店長の福田康平氏が登壇。賛同理由について、「おひとりのお客様はスマホを片手に料理を召し上がる方も多いです。彩りにもこだわって提供していますので、『音飯』を通してより料理をおいしく食べてほしいと思い、賛同させていただきました」と語りました。
ももいろクローバーZ佐々木彩夏さんが「音飯」体験
「オールナイトニッポンPODCAST 佐々木彩夏の0100」パーソナリティを務めるももいろクローバーZの佐々木彩夏さんがゲストとして登場。普段から「スマホ見ながら飯」をしているという佐々木さんは、実際に「音飯」を体験し、「スマホを見ながらだと、つい画面に注目してしまっていました。『音飯』のおかげで、いつもより料理の見た目や味に集中できた気がします!」と感想を述べました。
佐々木さんは「渋谷音飯プロジェクト」について、「『音飯』をすることで、一緒にご飯を食べているような楽しい気持ちになると思います!ぜひ私のオリジナル番組を聞きながら皆さんも一緒に楽しんでいただけたら嬉しいです」とコメントしました。
【音飯プロジェクトサイトURL:https://www.ajinomoto.co.jp/event/otomeshi/】