森川葵 初著書『じんせいに諦めがつかない』文章は自分の気持ちを伝える手段 印象に残っている誕生日の思い出を語る - 日刊エンタメクリップ

森川葵 初著書『じんせいに諦めがつかない』文章は自分の気持ちを伝える手段 印象に残っている誕生日の思い出を語る

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森川葵 初著書『じんせいに諦めがつかない』文章は自分の気持ちを伝える手段 印象に残っている誕生日の思い出を語る

6月17日、俳優の森川葵さんの初著書『じんせいに諦めがつかない』(講談社)発売記念会見が都内で行われた。

多忙の合間を縫って、毎月締切のある小説誌「小説現代」に2年間エッセイを連載していた森川さん。本書では、文章を書くことについて、俳優としての思い、愛猫のことなど、何事も器用にこなす異才・森川さんの日々の諦めきれなかったエピソードが綴られている。

装画を担当したのは、King Gnuのアートワークを手掛けるクリエイティブチーム「PERIMETRON」の荒居誠氏。メインビジュアルには森川さんの飼い猫、黒猫の吉と白猫のヤン。躍動感あるイラストに仕上がっている。

森川さんの29歳の誕生日6月17日に発売された。

『小説現代』に連載が決まった時の気持ちを森川さんに聞くと「嬉しかったです。言葉を書く事が昔からすごく好きで、ブログをよく更新していたんです。ブログいう場所は私のことを好きな人だけが見に来る場所であって、言葉だけを見られることってないなあって思っていたので『小説現代』さんで連載が決まったときは、自分の言葉が自分のことを知らない人の目にも見られることが、あるようになるのかなあって、嬉しい気持ちと変に伝わらないといいなあって、ちょっと不安な気持ちが入り混ざっていました」と話した。

文章を書くことはどうですか「私、話すのがうまくないんです。下手というか。友達と話してても主語が抜けたり、なんの話をしたかったのかが分からないって言われることが時々あるんです。そういうときに、自分の気持ちを文章にするとちゃんと伝えられるということがあるので、ちゃんと自分の気持ちを伝える手段です」と語った。

書籍化が決まったときの感想は「連載を始める時に24回ぐらい連載して、そこで書籍化したいと言われていたので、自分のゴールは書籍化するところ。何事もなくうまくいって書籍化したらいいなと思いながら毎回書いていたので、出版してもらえて本当によかった。書籍化が本当にできるってなったときは安心の気持ちでした」と答えた。

どのくらい売れたらいいか、目標の部数を聞かれると「わからないです。何部売れるのがいいんですか。小さい数字を言い過ぎても面白くないですよね。難しいなあ。1万部ぐらい。いや、ちょっと厳しいですね。無理です。答えられません」とコメントした。

これまで29回の誕生日の中で印象に残っている出来事は「去年、友達がお誕生日をしてくれるってなって、予定だけ組まれていたんです。そこに行ったら浜辺美波を呼んでくれてて、去年とか本当に多忙だったと思うんです。友達も前からみーたんのスケジュールを押さえてくれたらしくて、みーたんも『誕生日をお祝いしたい』って駆けつけてくれて、本当にうれしくて幸せな誕生日でした」と述べた。

最後に森川さんは「自分の口や言葉にすることはなかなか難しいけど、文書だからこそ言えるということがたくさん書かれているので、もし興味が湧いたらぜひ皆さんにも読んでいただけたら嬉しいなと思います」とアピールした。

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