2022年10月23日(日)安田レイがワンマンライブRei Yasuda Acoustic Live 2022 "Home Sweet Home"を2ステージ制で開催した。
このライブは、安田自身によるコンセプトのもと、自宅に招き入れたようなリラックスした空間とアコースティックアレンジで構成。
実際に、安田が自宅で使用しているソファやラグ、シェルフ、大好きな花を自分でいけた花瓶などの私物がステージに並ぶ、ホームパーティのようなアットホームな雰囲気で演出された。
バンドによるオープニング演奏に導かれ、1stステージがスタート。真っ白な衣装の安田が登場すると会場は拍手に包まれた。オリジナルとは違う、やわらかなアレンジによる「キラメキmoonlight」、「true colors」に続き、昨年リリースされ、安田作詞作曲、TENDREによるプロデュースで制作された「blank sky」を披露。オリジナルとは違う生の楽器演奏により楽曲の新たな魅力を引き出した。
MCに続き披露されたのは、TVアニメ『魔法科高校の劣等生』のエンディングテーマとしてリリースされた、「Mirror」。アウトロのフェイクも力強く伸びやかに、昨年のBillboard Live Tokyoでの記憶も新しいJazzアレンジで演奏された。今回のライブコンセプトにも通じる「sweet home」が約5年ぶりに演奏されると会場はタイトルどおりの優しい空気に包まれる。Jazzアレンジコーナーのラストは、THE FIRST TAKEでのH ZETTRIOとの共演でも話題を呼んだ安田の代表曲、「Brand New Day」。手拍子や手振りなども交えたパフォーマンスで会場は一つになった。
祖母から譲り受けたというソファに腰掛け、リラックスした雰囲気でのMCの流れから、TVアニメ『夏目友人帳 陸』エンディングテーマの「きみのうた」をピアノと歌を中心としたアレンジで演奏。昨年JQ from Nulbarichとのコラボレーションから生まれた「It’s you」はアコースティックギターとの演奏から始まり、安田の歌の強さと繊細なニュアンスまで伝わる感動的なパフォーマンスとなった。
MCを挟んで披露されたのは、THE CHARM PARKプロデュース、TVアニメ『ラブオールプレー』のエンディングテーマとして話題を呼んだ新曲「風の中」。オーディエンスを前に演奏されたのはこの日が初めて。オリジナルアレンジの勢いはそのままに、爽やかに歌い上げられた。
バンドメンバーの紹介を挟み披露された「bring back the colors」、ポケットモンスター劇場版主題歌の「Tweedia」の2曲の後は、Hulu・日本テレビ共同制作のTVドラマ『君と世界が終わる日に』挿入歌として安田自身最大の配信ヒットとなった「Not the End」。緊張感ある歌い出しから安田の歌唱力の高さがフルで発揮されたライブ本編を締めくくるのにふさわしい圧巻のパフォーマンスとなった。
アンコールに応えて、再登場。グッズ紹介に続き、来年3月に開催するワンマンツアーの情報が発表された。「ツアーできることが本当に嬉しい。」という想いと共に、遠方から来たファンに対して「今度は私が会いに行くからね。」と感謝を伝えた。チケットは11/19(土)正午12:00からFC先行受付がスタートとなる。ソフトバンクから発売中のワイヤレスイヤホン『HeartBuds』のテーマ曲として書き下ろされ、結婚する親友を想って作られた「each day each night」を壮大に歌い上げ、感動のフィナーレを迎えた。
■Rei Yasuda Acoustic Live 2022 "Home Sweet Home" 1st Stage
-Set List-
1 キラメキmoonlight
2 true colors
3 blank sky
4 Mirror
5 sweet home
6 Brand New Day
7 きみのうた
8 It's you
9 風の中
10 bring back the colors
11 Tweedia
12 Not the End
EN1 each day each night