📎 【ライブレポ】天野なつ 新曲も初披露!雨の土曜日にオリジナル曲、世代を超えて愛される名曲をハイトーンボイスで歌い上げる。 NATSU-ACO vol.5レポート

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梅雨前線と台風の接近に伴い、朝から激しい雨が東京の街を濡らした6月27日。

東京・代々木LODGEにて、あいにくの空模様を吹き飛ばすような特別な時間が幕を開けた。天野なつによるアコースティックライブ「NATSU-ACO vol.5」である。

天野なつ 新曲も初披露!雨の土曜日にオリジナル曲、世代を超えて愛される名曲をハイトーンボイスで歌い上げる。 NATSU-ACO vol.5レポート

雨雲が東京を覆い、冷たい雨音のなか、会場内は開演を待ちわびるファンの熱気とアコースティックならではの温かみのある空気に包まれていた。

今回は彼女のオリジナル曲のみならず、数々の名曲カバーも織り交ぜた特別なセットリストが用意されているという。雨の土曜日に、彼女がどんな歌声で私たちの心を彩ってくれるのか。期待が高まるなか、静かに客電が落とされた――。

開演時刻になるとステージに現れたのは、「NATSU-ACO」を彩る豪華バンドメンバー。バンドマスターの柏原収史(Gt.)を先頭に、大坂孝之介(Key.)、天野恵(Vn.)、西部好範(Per.)、月野杏咲(Cho.)が静かにステージに立ち、楽器を奏でるとそのまま『overture』へ。まるで深い海の底にいるような不思議な静寂に包まれた。

天野なつ 新曲も初披露!雨の土曜日にオリジナル曲、世代を超えて愛される名曲をハイトーンボイスで歌い上げる。 NATSU-ACO vol.5レポート

そしてボーカルでフロントマンの天野なつが登場。1曲目『Reunion』で幕を明ける。「再会」を意味するナンバーで、「NATSU-ACO」に集まったメンバーとファンとの再会を祝福する。続いては『Sunrise』。アコースティック編成ならではの息遣いがダイレクトに伝わるアレンジで、ファンを一気に海の底から引き上げた。

最初のMCでは和やかに挨拶を交わし、足元の悪いなか集まってくれたファンに感謝を伝え、「NATSU-ACO」ならではのアレンジが光るカバー曲のブロックへ。中島みゆきの『時代』、尾崎豊の『僕が僕であるために』と、時代を超えて愛される名曲を立て続けに披露した。天野なつ自身の声の魅力が最も響く音域で届けられた言葉たちは、バンドメンバーの超絶技巧と相まって、楽曲の新たな一面を引き出していた。

中盤に待っていたのは、このライブのハイライトとも言える濃密な時間だった。

まずは自身が作詞を手がけたハイトーンボイスの本格派バラード『願い』、そして天野なつの代名詞とも呼ばれる「笑顔」をテーマにした『ナナシゴエ』へと紡いでいく。

そしてメンバー紹介を挟み、カバー曲メドレーへ。玉置浩二の『ファンファーレ』、八神純子の『みずいろの雨』、スピッツの『ロビンソン』、DREAMS COME TRUEの『LOVE LOVE LOVE』と、世代もジャンルも跨ぐ、そして難易度が高い名曲たちが次々と紡がれていく。一曲一曲の持つ世界観を、見事に”天野なつ色”に染め上げながら歌いこなすボーカル力と演奏には圧倒されるばかりだ。

いよいよライブも終盤戦。グッズ紹介やアフターパーティーの告知などを交えたリラックスしたMCの後は、オリジナル曲『Yorimichi』『Don't be shy』で天野なつの魅力をたっぷりと届けていく。そして、小柳ゆきの『あなたのキスを数えましょう』を伸びやかに歌い上げ、「NATSU-ACO」の回数を重ねるごとにレベルアップしている姿を見せて、会場を深い感動で満たしていった。

続いてはまさかの新曲披露。恋愛リアリティショーにインスパイアを受けて綴った新曲『アフォガード』を、今日ならではのアコースティックアレンジで披露。そして天野なつの代名詞ハイトーンボイスがきらめく『Take on the world』と畳み掛け、本編はドラマチックに幕を閉じた。

鳴り止まない手拍子に応えて再びステージに登場すると、アンコールではDREAMS COME TRUEの『決戦は金曜日』で会場のボルテージを最高潮へと押し上げる。そして、この特別な夜の締めくくりに選ばれたのは『Sky Flyer』。コールアンドレスポンスで会場をひとつにした。

天野なつ 新曲も初披露!雨の土曜日にオリジナル曲、世代を超えて愛される名曲をハイトーンボイスで歌い上げる。 NATSU-ACO vol.5レポート

当初、約1時間30分の予定が盛り上がって、最終的には2時間を超えるロングライブに。全17曲を駆け抜けたステージは、オリジナル曲の持つ力強さと、名曲カバーから伝わるボーカリストとしての確かな実力、そしてバンドメンバーたちの卓越したスキルが立体的に交差する、極上の時間となった。

雨の代々木に響き渡った彼女の歌声は、足を運んだ観客たちの心に今日という日を生きていることへの喜びを感じさせると同時に、晴れやかな余韻を残してくれたのではないだろうか。

セットリスト

・overture
・Reunion
・Sunrise
・時代(中島みゆき cover)
・僕が僕であるために(尾崎豊 cover)
・願い
・ナナシゴエ
・ファンファーレ(玉置浩二 cover)
・みずいろの雨(八神純子 cover)
・ロビンソン(スピッツ cover)
・LOVE LOVE LOVE(DREAMS COME TRUE cover)
・Yorimichi
・Don't be shy
・あなたのキスを数えましょう(小柳ゆき cover)
・アフォガード
・Take on the world
・決戦は金曜日(DREAMS COME TRUE cover)
・Sky Flyer

天野なつ 新曲も初披露!雨の土曜日にオリジナル曲、世代を超えて愛される名曲をハイトーンボイスで歌い上げる。 NATSU-ACO vol.5レポート
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