📎 岡本ゆい、言葉にできない葛藤を「目と呼吸」で魅せる!話題の初主演映画『シルバー・エクスプレス』東京国際映画祭の舞台挨拶で明かされた演技の裏側

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岡本ゆい、言葉にできない葛藤を「目と呼吸」で魅せる!話題の初主演映画『シルバー・エクスプレス』東京国際映画祭の舞台挨拶で明かされた演技の裏側

11月1日、第39回東京国際映画祭の【Nippon Cinema Now】部門に正式出品された映画『シルバー・エクスプレス』の舞台挨拶、Q&Aが角川シネマ有楽町で行われた。本作が映画初主演となる岡本ゆい、共演の栗原颯人、メガホンをとった田中未来監督が登壇し、観客を前に作品への思いを語った。

本作は、短編映画『ジンジャー・ボーイ』でカンヌ国際映画祭ラ・シネフ部門入選を果たした新鋭・田中未来監督の初長編映画。他者に恋愛感情を抱いたことがない主人公・古畑智絵里(岡本ゆい)と、彼女と同じく恋愛感情を持たない男性・木崎翔也(栗原颯人)の出会いを通し、自分とは価値観が異なる他者への“想像力”を持つことの困難と尊さを描く物語だ。

■自分と違う価値観を持つ他者を理解することの大切さ

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本作の着想について田中監督は、「自分と違う価値観を持つ他者を理解したり想像したりするのはすごく難しいことだけど、大切なことだなと思っていて、一番伝えたいテーマはそこから出発しました」と語る。また、「恋愛感情を持つ人と持たない人はすごく大きな分断があるような気がして、テーマをすごく伝えやすい題材かなと思ってそういう主人公にしました」と、主人公のキャラクター設定の背景を明かした。

観客から、アロマンティック・アセクシャルを描く作品への関心について問われると、監督は本作の執筆にあたり当事者の交流会に足を運んだことに触れ、「セクシャリティとはいえ定義できるものではなく、本当に個人の問題でしかないのだなとすごく感じました。皆さんがこれは一人一人個人の違いなのだと思っていただけるようにと作品を描かせていただきました」と、真摯な思いを伝えた。

■映画初主演・岡本ゆい「真面目に生きることを意識した」

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本作で映画初主演を飾る岡本は、「作中で大きく何かが変化するというよりも、ひっそりと心の中が揺れ動く葛藤だったり、そういう日々を大事にして、どう捉えられるか、挑戦しがいがあるなと思いました」とコメント。 セリフ(台本上の「…」)が多い役柄を演じるにあたり、「目だったり、呼吸だったり、迷っている姿とかも見せられたらいいなと思って、間というか、時間も気にせずにその時の気持ちでぶつけてさらけ出していました」と撮影を振り返った。また、役柄については「純粋にまっすぐに、時には冷静に物事を捉えてまっすぐに進んでいる人間だと思ったので、本当に真面目に生きようということを意識しました」と語った。

■栗原颯人「決定的な違いがある、切ない物語」

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田中監督の前作である短編映画『ブルー・アンバー』でも同じ「翔也」役を演じた栗原は、本作の脚本を読んだ印象を「本当に切ない物語だなという印象でした。ようやく自分と近しい人間と出会えたと思ったらやっぱり決定的な違いがあって、そこがものすごく大きかったです」と語った。 また、自身の印象に残っているシーンとして「ラーメン屋のシーン」を挙げ、「智絵里はずっと観客の皆さんには少し冷たい人間という印象を抱かれた方もいると思うのですが、翔也といる以外で本心がこぼれ出ているのはあのラーメン屋のシーンなのではないかなと見ていた時に思った」と見どころをアピールした。

映画『シルバー・エクスプレス』は、新宿武蔵野館の臨時休館を受け、当初予定されていた2026年11月13日からの公開が延期となっている。新たな公開日は決まり次第、公式サイトで発表される予定だ。

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