📎 【ライブレポ】つばきファクトリー秋山眞緒、日本武道館で涙と笑顔の卒業「あなたらしい花を咲かせて」——生バンドを従え駆け抜けた10年の集大成

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つばきファクトリー秋山眞緒、日本武道館で涙と笑顔の卒業「あなたらしい花を咲かせて」——生バンドを従え駆け抜けた10年の集大成

10月26日、ハロー!プロジェクトのアイドルグループ・つばきファクトリーの秋山眞緒が、日本武道館にて開催された『つばきファクトリー CONCERT 2026 AUTUMN Bloomy Groovy Story 秋山眞緒 Final「花音 -はなおと-」』をもって、グループおよびハロー!プロジェクトを卒業した。

9月11日からスタートした秋のコンサートツアーの千秋楽でもある本公演。秋山のラストステージを見届けようと、会場となった日本武道館には雨模様を吹き飛ばすほどの熱気を持った大勢のファンが集結した。

開演前からフロア一面に力強い「まおぴん」コールが響き渡る中、突如として秋山がサングラス姿でステージへ姿を現した。オープニングを飾ったのは、彼女の真骨頂であるエネルギッシュでキレ味抜群のソロダンス。可憐さと力強さを兼ね備えたダイナミックなステップでセンターステージへと進み出ると、その圧倒的な存在感に観客の視線は瞬く間に釘付けとなった。

続いてステージには、今回の武道館公演を支える「つばきバンド」のメンバー、そしてつばきファクトリーのメンバーたちが登場。バンドサウンドが鳴り響く中、オープニングナンバー「Power Flower ~今こそ一丸となれ~」で口火を切ると、会場のボルテージは一気に最高潮へ。「ハナモヨウ」、グループ屈指のキラーチューン「アドレナリン・ダメ」、そして情熱的な「今夜だけ浮かれたかった」へと怒涛の勢いで畳み掛け、序盤から武道館を熱狂の渦に巻き込んだ。

つばきファクトリー秋山眞緒、日本武道館で涙と笑顔の卒業「あなたらしい花を咲かせて」——生バンドを従え駆け抜けた10年の集大成

最初のMCで秋山は、晴れやかな笑顔を浮かべながら客席へ呼びかけた。

「やっと来たね。みんな武道館! つばきファクトリーで重ねてきた時間や思いを今日、このステージ、全て気持ちを込めたいなと思いますので、皆さん一緒に楽しんでいきましょう。よろしくお願いします!」

熱気冷めやらぬ中、2026年8月に配信リリースされMVも話題を呼んだ「愛=運+縁+恩」を披露。切なくも力強い「三回目のデート神話」、疾走感あふれる最新シングル曲「まっぴらだってば!」と、グループの豊かな表現力を次々と見せつけていく。

MCを挟み、中盤は生バンド編成ならではのダイナミズムが際立つセクションへ。リズムのグルーヴが冴え渡る「純愛クラッシャー」をはじめ、「低温火傷」「雪のプラネタリウム」「ふわり、恋時計」といった冬の情景を描いた名曲群をバンドアレンジで披露。11人の歌姫たちが紡ぎ出す繊細かつ豊かなボーカルと生演奏のアンサンブルが、オーディエンスを深く魅了した。

続くメドレーコーナーでは、メジャーデビュー曲「初恋サンライズ」からスタート。「妄想だけならフリーダム」「鼓動OK?」「うるわしのカメリア」と、加入期ごとの編成やメンバーの個性をフィーチャーした見せ場を次々と展開し、最後は全員で躍動感あふれる「FireWorks」を歌い上げた。

スクリーンにメンバーの幼少期と現在までの歩みを辿るメモリアルVTRが上映された後、衣装を一新したメンバーが再登場。「君と僕の絆」から「涙のヒロイン降板劇」「月夜のパ・ド・ドゥ」「弱さじゃないよ、恋は」「でも…いいよ」、そして「I Need You ~夜空の観覧車~」へと、しっとりと、かつ軽やかに名曲を紡いでいく。メンバー同士が「まおぴん大好き!」と抱き合う一幕もあり、武道館中が温かな空気に包まれた。

後半戦は「断捨ISM」で幕を開け、タオルを激しく回してメンバーとファンが一丸となってヒートアップ。「マサユメ」、そして「大好きなのに、大好きだから」では、武道館いっぱいに響き渡るコールが壮大な一体感を生み出していく。本編ラストを飾ったのは「My Darling ~ Do you love me ?~」。つばきバンドの華やかなサウンドと11人の息の合ったパフォーマンスが完璧な調和を見せ、大歓声の中で本編の幕を閉じた。

アンコールを求める熱烈な「まおぴん」コールが鳴り響く中、客席は秋山のメンバーカラーであるライトレッドのペンライトで埋め尽くされた。

つばきファクトリー秋山眞緒、日本武道館で涙と笑顔の卒業「あなたらしい花を咲かせて」——生バンドを従え駆け抜けた10年の集大成

再びステージに現れた秋山は、立体的なラッフルと幾重にも重なる真紅のチュールがドラマティックに咲き誇る、深紅のドレス姿。スポットライトを浴びながら、つばきファクトリーの名曲「足りないもの埋めてゆく旅」をしっとりとソロ歌唱。噛み締めるように情感豊かな歌声を響かせる彼女に、客席からは温かな拍手と歓声が送られた。

歌い終えた秋山は、便箋を手にし、時折声を詰まらせながらファンや仲間、家族へ向けた感謝の手紙を読み上げた。

2015年に親の後押しで飛び込み、「アイドルになるなんて1ミリも考えていなかった」というハロー!プロジェクトでのスタート。2016年につばきファクトリーへ加入し、当時最年少として8人のお姉さんメンバーの背中を無我夢中で追いかけてきた日々を振り返る。道のりの中では葛藤もあったと明かしつつ、支え続けてくれたファンへの深い愛情を語った。

「自分の良さを見失い、好きだった自分を嫌いになった日もあったけれど、そんな時もファンの皆さんは、私以上に私を愛し、私の中にある光を見つけ、何度も救ってくれました。皆さんが愛してくれた私を、私自身も愛せるようになったこと、それは皆さんからいただいた、何よりも大きな贈り物です」

グループで過ごした日々を「一つ一つ違う色を持った花のように、私の人生を鮮やかに彩ってくれた」と表現。楽屋でのお弁当や差し入れじゃんけんといった何気ない日常の尊さに触れ、「どんな日もみんなと過ごせば心が晴れていく。振り返れば何よりも愛おしい青春でした。明日からの日常に、大好きなメンバーがいないと思うと胸が痛いです」と、苦楽を共にしてきた仲間への溢れる思いを吐露した。

さらに、上京当時の自身を思い出しながら「昔はよく新幹線で泣いていた私もこんなに大きくなったよ。太陽のように明るく温かい秋山家に生まれたことを心から幸せに思います。ママ、パパ、少しは恩返しできたかな」と、一番近くで見守り続けてくれた両親へ涙ながらに感謝を伝えた。

気になる今後の歩みについては、「未来は自分に限界を作らず、心に正直に。また見ぬ世界で私らしい花を咲かせていきたい」と前を向き、「今はアイドルとして再びステージに立つことは考えていませんが、いつかまた皆さんと出会える日が来たなら、温かく見守っていただけたら幸せです」と素直な心情を告白。最後は会場中へ、温かなエールを投げかけた。

「皆様の心の片隅にも秋山眞緒という花が咲き続けますように。私が心から愛したつばきファクトリーを、これからの皆様の愛でいっぱいにしてください。そして皆さんも自分自身をたくさん愛して、あなたらしい花を咲かせてくださいね。ハロー!プロジェクトで11年、つばきファクトリーで10年、私を見つけ、愛し育ててくださった全ての皆様、本当にありがとうございました」

手紙を読み終えると、メンバーたちが再びステージへ駆け付けた。涙を流しながら熱いメッセージを贈るメンバーに対し、秋山が持ち前の明るさでツッコミを入れながら受け止めるなど、最後までつばきファクトリーらしい絆と笑顔が弾ける。

秋山は改めて、「これまで叶わなかった夢も叶えられた夢も、たくさんありますけども、今日は大きな夢をこのメンバーで叶えられたこと、本当にすごく嬉しく思います。つばきファクトリーで歩んできたものは全て宝物だなと思いますし、これから先も何度も何度も思い出すんだろうなと思います。本当に心から幸せでした。」と力強く挨拶。

新たな門出を祝うように、初披露の新曲「ゼロからのうた」を11人で力強くパフォーマンスし、ラストはグループの軌跡を象徴するナンバー「帰ろう レッツゴー!」を熱唱。会場中が笑顔に包まれる中、秋山眞緒の10年間にわたるつばきファクトリーでのアイドル人生の幕が華々しく下ろされた。

セットリスト

つばきファクトリー CONCERT 2026 AUTUMN Bloomy Groovy Story 秋山眞緒 Final「花音 -はなおと-」
2026年10月26日(月)日本武道館

  1. 秋山眞緒 ダンスパフォーマンス
  2. Power Flower ~今こそ一丸となれ~
  3. ハナモヨウ
  4. アドレナリン・ダメ
  5. 今夜だけ浮かれたかった
    <MC>
  6. 愛=運+縁+恩
  7. 三回目のデート神話
  8. まっぴらだってば!
    <MC>
  9. 純愛クラッシャー
  10. 低温火傷
  11. 雪のプラネタリウム
  12. ふわり、恋時計
    <MC>
  13. メドレー
    ・初恋サンライズ(谷本・小野・小野田・秋山)
    ・妄想だけならフリーダム(谷本・小野・小野田・秋山・河西・福田・豫風)
    ・鼓動OK?(谷本・小野・小野田・秋山・河西・福田・豫風・石井・村田・土居)
    ・うるわしのカメリア(河西・土居・西村)
    ・FireWorks(全員)
    <VTR>
  14. 君と僕の絆
  15. 涙のヒロイン降板劇
  16. 月夜のパ・ド・ドゥ
  17. 弱さじゃないよ、恋は
  18. でも…いいよ
  19. I Need You ~夜空の観覧車~
    <MC>
  20. 断捨ISM
  21. マサユメ 21 大好きなのに、大好きだから
  22. My Darling ~ Do you love me ?~
    <アンコール>
  23. 足りないもの埋めてゆく旅(秋山眞緒)
    <卒業セレモニー>
    <MC>
  24. ゼロからのうた
  25. 帰ろう レッツゴー!
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