2025年12月21日（日）、パシフィコ横浜ノースにて開催された国内最大級のお城イベント「お城EXPO 2025」にて、『奈良県・滋賀県 長浜市プレゼンツ 豊臣プレリュード ステージトーク』が行われました。
ステージには、いよいよ2026年1月4日から放送が開始されるNHK大河ドラマ『豊臣兄弟！』で、主人公・豊臣秀長の兄である秀吉の妻、寧々（ねね）役を務める俳優の浜辺美波さんが登壇。歴史通として知られる「れきしクン」こと長谷川ヨシテル氏の進行のもと、ドラマの撮影秘話や、ゆかりの地である奈良・滋賀のお城について熱いトークを繰り広げました。
当日抽選で選ばれた約300人のファンが見守る中、透明感あふれる姿で登場した浜辺さん。会場は一気に華やかな熱気に包まれました。
撮影現場の裏話！ 仲野太賀との“夫婦感”と明るい現場
現在は撮影の真っ最中とのことで、浜辺さんは現場の雰囲気について「今回は（秀吉役の）仲野太賀さんが太陽のように明るい方なので、現場もすごく明るくて」と、チームワークの良さを語りました。
また、寧々の役作りについては、秀吉と弟・秀長（主役）の三人でのシーンが多く、「家族としての温かさ」を大切にしているとのこと。夫婦役を演じる仲野さんとの息もぴったりのようで、放送への期待が高まるエピソードが披露されました。
浜辺美波も驚愕！ 奈良県の最強山城と圧巻の石垣
トークの中盤では、ドラマの舞台とも重なる奈良県のお城がスクリーンで紹介されました。石川県出身で、地元の金沢城を見て育ったという浜辺さん。「石垣が好き」という意外な“お城ファン”な一面ものぞかせました。
今回紹介されたのは以下の4城です。
大和郡山城（奈良県大和郡山市）： 秀吉の弟・秀長が入り、本格的な石垣造りの城へと改修した城。浜辺さんは水堀の美しさに感嘆の声を上げました。
宇陀松山城（奈良県宇陀市）： 秋山城とも呼ばれる山城。
高取城（奈良県高取町）： 「日本最強の山城」とも称される、比高差が激しい難攻不落の城。CGで再現されたかつての壮大な姿を見た浜辺さんは「え、これCGですか！？ すごいですね！」と、山の上にこれほどの建造物があったことに驚きを隠せない様子でした。
信貴山城（奈良県平群町）： 松永久秀の居城。京都や奈良を一望できる眺望や、懸造（かけづくり）の建物について解説を受け、興味津々の様子でした。
秀吉“最初の城”長浜城と滋賀グルメ「近江牛」に興味津々
続いて話題は、秀吉が初めて城持ち大名となった滋賀県の長浜城へ。 琵琶湖のすぐそばに位置し、秀吉が城下町（長浜城下町）を整備したことで知られるこの地。復元された城下町の地図を見ながら、浜辺さんは当時の賑わいに思いを馳せました。
さらに滋賀の魅力として「食」の話題になると、浜辺さんは「近江牛」に反応。 司会のれきしクンから「やっぱり近江牛も…」と話を振られると、「食べたいですね～。まだ、（関係者から）届いてないです（笑）」とニッコリ。司会者が「誰か偉い人、送ってください！」と呼びかける一幕もあり、会場は温かい笑顔に包まれました。
2026年1月24日、東京と滋賀をつなぐ「プレミアム豊臣トーク」開催！
イベントの終盤、大河ドラマファンには見逃せないイベント情報がPRされました。
大河ドラマ『豊臣兄弟！』の放送開始を記念し、2026年1月24日（土）に滋賀と東京を繋ぐ「プレミアム豊臣トーク」の開催が行われます。
このイベントは、東京・日本橋の「コングレスクエア日本橋」と、滋賀・長浜の「浅井文化ホール」の2会場をリアルタイムで繋いで行われます。 東京会場には、この日に続き浜辺美波さんがゲストとして登場。一方、滋賀会場にはドラマで石川数正役を演じる迫田孝也さんがゲストMCとして出演し、二つの会場を中継で結んだ「クロストーク」などが予定されています。
【イベント概要】
イベント名： 滋賀と東京を繋ぐ「プレミアム豊臣トーク」
開催日： 2026年1月24日（土）
東京会場（コングレスクエア日本橋）：
ゲスト：浜辺美波（寧々役）
募集定員：300名（抽選制／Web事前申込）
滋賀会場（浅井文化ホール）：
ゲストMC：迫田孝也（石川数正役）
募集定員：400名（先着順／Web事前申込）
参加費： 無料
※東京会場の申し込みは2025年12月31日（水）まで。イベントの詳細は「ここ滋賀」の特設サイトをご確認ください。
2026年は「豊臣兄弟！」で歴史の旅へ
約40分間にわたるトークショーの最後、浜辺さんは来場者に向けてメッセージを送りました。
「2026年は、奈良県や滋賀県長浜市のお城について、皆さんの頭の中に『豊臣兄弟！』の映像が浮かぶような一年にしたいと思っています。ぜひドラマを見て、現地にも足を運んでいただけたら嬉しいです」
大河ドラマ『豊臣兄弟！』は2026年1月4日スタート。浜辺美波さん演じる寧々が、戦国の世をどのように彩るのか、期待が高まります。