山邊未夢・新井ひとみ・中江友梨・庄司芽生の4人組ガールズグループ、東京女子流。デビュー15年目を迎えた今も彼女たちのパフォーマンスは進化し続けている。
今回はメンバーを代表して、「べーさん」こと山邊未夢と、「中江ちゃん」こと中江友梨の2人にインタビュー!今夏に配信リリースされた『フォーリンラブな時』、『datura』の推しポイントに加えて、『フォーリンラブな時』にちなんで、「○○な時」という様々なテーマで、そのエピソードも語ってもらった。(8月26日、大阪市内にて)
●関西のソウルパン「サンミー」に興奮!
――東京女子流さんは昨日(8月25日)、大阪・ヨドバシカメラマルチメディア梅田でリリースイベントを行いました。私も1回目を観覧させていただきましたが、2回目の方のMCで、ファンの皆さんから大阪の隠れた名物グルメを教えてもらったそうですね。
中江:私は大阪出身なんですけど、「喜八洲(きやす)」のみたらし団子とか、菓子パンの「サンミー」とか、久しぶりに聞きました!「サンミー」はスーパーに売っていると思うんですけど、最近見ないです」
――見ないですか?今日ここに来る前、スーパーで「サンミー」を買って来ましたので、おふたりにプレゼントします!
2人:えーっ!? ありがとうございます!
中江:懐かしすぎる!
山邊:初めて見ました!ファンの方が「べーさんは絶対好きだと思う」と言っていたので、ライブが終わった後に調べてみたら、クリームとケーキ生地とチョコレートの3つの味が楽しめるデニッシュパンで、「絶対食べたい!」と思っていたので嬉しいです!
――ぜひ後で食べてみて下さい!中江ちゃんは地元凱旋ということで、実家で飼っている愛犬の写真をSNSにアップしていましたが、ゆっくりできましたか?
中江:今回は毎日ライブやイベントがあったので、バタバタしていたんですけど、母親に「ロールキャベツが食べたい!」とリクエストして、作ってもらいました。愛犬のエルくんは私のことを、<時々帰って来るお姉ちゃん>みたいな認識だと思うんですけど、私が帰って来ると私にべったりで、私がキャリーケースを持って家を出ようとすると、すごく寂しそうな表情をするので、後ろ髪を引かれます。「またすぐ帰って来るからね」と言って、名残惜しく家を出ました。
――愛犬といえば、べーさんは「犬や猫をより幸せにしたい」という思いから、2022年12月にペットセラピストと、ペットケアアドバイザーの資格を取得しましたが、今年6月に、上級ペットケアアドバイザーの資格も取得されたそうですね。
山邊:その資格を取るまでに1年半ぐらいかかりました。他の2つは半年ぐらいで取れたんですけど、やっぱり上級は難しかったです。病院で使う器具の名前とか、初めて聞く用語も多くて苦戦したんですけど、なんとか無事に資格を取れて良かったです。
――上級ペットケアアドバイザーの資格があると、どんなことが出来るんですか?
山邊:動物関連の仕事に就くのに有利になります。その資格のスタッフの方から「動物病院で働けるよ」って勧められました。
●山邊未夢・中江友梨の「○○な時」エピソード!
――6月19日に配信リリースされた『フォーリンラブな時』というタイトルにちなんで、「メンバーとラブラブな時」(仲がいいなぁと思う時)を教えて下さい。
山邊:「14年経っても みんなでお話ししながら ご飯を食べる時」です。やっぱり長く一緒にいると、それぞれのタイミングがあるから、みんなでご飯を食べなかったりすると思うんですけど、私たちはみんなでワイワイしながら食べることが多いです。
中江:「疲れている時」です。疲れている時って、無言になったりすると思うんですけど、ライブ終わりの車の中で4人一緒にいると、みんな疲れているんですけど、1周まわってハイテンションになって、些細なことでもツボにハマって、ずっと笑っていることが多いなぁと思います。
――「メンバーとラブラブな時」以外の「○○な時(○○と思う時)」というテーマが書かれた紙が箱の中に入っていますので、それぞれのエピソードを聞かせて下さい。べーさんから紙を引いて下さい。
山邊:<やってもうた!と思う時>!今まで物をなくしたりすることがなかったんですけど、この夏、帽子とかサングラスとか、色々なくしました。どこかで落としてしまったのかなと思うんですけど…。昨日もマスカラをなくしてしまって、ショックだったんですけど、開き直って、元からなかったことにしています(笑)
中江:私は足元をあまり注意深く見ないで歩くので、つまずいたりして、足をケガすることが多いです。昔と比べると減ったんですけど、ケガをしないように気をつけたいと思っています。もう27歳なので(笑)
――続いて、中江ちゃん、どうぞ!
中江:<このご当地グルメは最強やなぁと思う時>!長野の「おやき」が大好きです。お仕事で長野に行く機会はあまりないんですけど、行ったら絶対買って帰りますし、友達が長野に行ったら、お土産で買って来てもらいます。まだ出来立てのおやきを食べたことがないので、いつか食べてみたいです。
山邊:岡山に行った時に初めて「豚かば焼き丼」を食べたんですけど、濃いめの味が好きなので、最強に美味しかったです。あと、9歳まで神奈川に住んでいたんですけど、平塚駅前にある、つるや製菓さんの「都まんじゅう」も安くて、すごく美味しいので、おすすめです。それを食べたくて、先月も2回、平塚まで行きました!
――続いて、べーさん、どうぞ!
山邊:<27歳(中江友梨)、28歳(山邊未夢)になったなぁと思う時>!少し前まではライブの翌日、目覚ましをかけなくても早起きして、遊びに行ったりしていたんですけど、今は目覚ましを食べないと10時頃まで寝ていられますし、また夕方頃に眠くなって寝落ちすることもあって、年齢を重ねたなぁと思います(笑)
中江:それは共感できます(笑)。私は自分の体のケア、メンテナンスにお金をかけるようになったと思います。昔は美容に関して、そんなに気を遣っていなかったんですけど、今は化粧水、乳液、パック、クリームとか、いろいろ試してみて、自分に合うものを使うようになりました。
――デビュー当時は小中学生だった東京女子流も大人になりました!次のテーマをラストにします。中江ちゃん、どうぞ!
中江:<東京女子流でよかったなぁと思う時>!家族以外で14年、人生の半分以上ずっと一緒にいる人って他にはいないので、メンバーと出会えたことは奇跡だなと思います。阿吽の呼吸って、こういうことなんだなと、お仕事中に感じることも増えました。
山邊:私もメンバーのみんなと出会えたことはすごくよかったなと思うんですけど、ファンの方が、例えば受験の時とか大変だった時に「この曲を聴いて頑張れました!救われました!」と言ってくれることがすごく嬉しいです。東京女子流がなかったら、その音楽が生み出されなかったので、私たちが少しでも誰かの支えになっていることを感じると、自分が東京女子流にいる意味があったのかなと思います。
●もっとたくさんの方に東京女子流の音楽を届けていきたい!
――『フォーリンラブな時』の推しポイントは?
山邊:最初の4人のハーモニーで曲の世界観に引き込まれると思います。間奏のダンスも面白いです。時間差で踊っているんですけど、振り入れの時、タイミングが難しすぎて、苦戦しました。ダンスにも注目していただけたらと思います。
中江:きなみうみさんにサウンドプロデュースをしていただいたんですけど、14周年ライブでこの曲を初披露ということもあって、私たちの14年を物語っているような世界観で、等身大の歌詞が多いですし、ファンの皆さんに対しての感謝の気持ちを伝えている曲でもあります。
――ライブで観ていただくことがベストだと思いますが、ライブを観に行けない方には、リリック&パフォーマンスビデオを観ていただきたいです。見どころは?
山邊:14周年ライブの映像なんですけど、その時の気持ちに合わせて、音源とは少し違う歌い方をしているので、そこに注目していただきたいです。高画質なので、一人一人の表情もよく見えますし、最初は全体を観ていただいて、その後に一人ずつ、推しカメラみたいな感じで楽しんでいただけたらと思います。
中江:ファンの皆さんに初披露できるという喜びの中に、緊張感も少し混ざっているところがいいなと思います。私もすごくお気に入りのライブ映像なので、よく観ています。
――7月13日に配信リリースされた『datura』(読み:ダチュラ)の推しポイントは?
山邊:『datura』も、きなみうみさんに作っていただいたんですけど、ライブで盛り上がる曲です。『フォーリンラブな時』とは歌い方も違って、力強い感じなので、「同じ人が歌っているの?」と思うぐらい、ギャップがあると思います。
中江:今までの東京女子流にはなかった感じで、スピード感があって、4人の歌声が映える曲だなと思います。今年の夏フェスやリリースイベントなどでは、この曲を最初に歌うことが多くて、私たちもテンションが上がりますし、お客さんの心を掴むという意味でも、強い曲が加わったんじゃないかなと思います。
――『datura』のリリック&パフォーマンスビデオの見どころは?
山邊:14周年ライブのアンコールの1曲目で披露したんですけど、アンコールならではのワチャワチャ感もあって、メンバーの仲の良さが垣間見えると思います。
中江:ダンスの緩急が激しい部分もあるんですけど、フリーなところも多いので、4人それぞれの個性が出ていると思います。
――最後に読者の皆さんにメッセージをお願いします。
山邊:私たちの活動は東京がメインになるんですけど、今回は中江ちゃんの地元の大阪に来れたので、今度は他のメンバーの出身地の千葉(山邊未夢)、宮城(新井ひとみ)、山形(庄司芽生)でもリリースイベントが出来るように、もっと頑張りたいなと思います!
中江:東京女子流は14周年を迎えたんですけど、リリースイベントなどでも、はじめましての方とお会いすることも多いですし、「関西でもワンマンライブを観たいです!」とか、ファンの方からいただく声が励みになっています。デビュー当時に歌っていた曲でも何年経っても色あせないですし、どの瞬間の曲も皆さんから愛していただけると思うので、もっとたくさんの方に東京女子流の音楽を届けていきたいと思います!
【取材・文・写真=ポッター平井】
◆東京女子流 オフィシャルサイト
東京女子流*(TOKYO GIRLS' STYLE)オフィシャルサイト (tokyogirlsstyle.jp)
◆東京女子流 X 公式アカウント
東京女子流(@TokyoGirlsStyle)さん / X
◆東京女子流『フォーリンラブな時』(lyric & performance video)
東京女子流 - フォーリンラブな時 (lyric & performance video) (youtube.com)
◆東京女子流『datura』(lyric & performance video)
東京女子流 - datura (lyric & performance video) (youtube.com)
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