金融経済教育推進機構(J-FLEC)は、8月26日(月)に都内ホールで「J-FLECキックオフ記者発表会」を開催し、事業の一つである全国の企業や学校・公民館等へのJ-FLEC認定アドバイザー講師派遣(出張授業)の申し込み受付を8月26日(月)より開始することと、J-FLEC認定アドバイザーへの個別相談「J-FLECはじめてのマネープラン」の無料体験申込受付を秋から開始することを発表した。
イベントでは、歌手でモデルの鈴木愛理さん、元レスリング女子日本代表の吉田沙保里さん、そしてお笑い芸人の小島よしおさんが登場。皆さんには、3択クイズに挑戦することで「金融経済」について学んでいただき、お金にまつわるリアルなお悩み相談を実施しました。鈴木さんは「お金に対する知識について、自分を信じられる状態にしていきたい」、吉田さんは「お金の管理が出来ているのか不安」と明かし、身近なお悩みに会場も共感の嵐。そんなお二人のお悩みに小島さんが「自分で知識をつけて自分で選択するのは大切」とアドバイスをする一幕もありました。一方、小島さんも「日本円とドル、どちらで資産運用した方が良いのか?」など投資にまつわる気になるお悩みも口にして、『金融経済はみんなに関係ある』という事にちなんで“みんなに関係ある!”ポーズを披露。会場を爆笑で包みました。
また鈴木さんを起用したCM映像と広告ビジュアルも初披露され、登壇者全員で「レッツ!チェック!J-FLEC」という振付けに挑戦!賑やかなイベントとなりました。
多くの報道陣が詰めかけた会場のステージに、元気な挨拶と共にラインナップした鈴木さん、吉田さん、小島さんの3名。『金融経済』と聞いて思い浮かぶことは?という質問に、鈴木さんは「金融経済という言葉には、大人の世界の話というイメージがあります。大人になるにつれてお金の話も身近になってくるので勉強しなければと思いつつ、時が過ぎていきます」、吉田さんは「私はこれまでレスリングしかしてこなかったので、今日をきっかけにお金について学んでいきたいです。オリンピックの金メダルについては説明できるのですが…」と照れ笑い。資産運用勉強中という小島さんは「金融経済というと“お金に働いてもらう”というイメージがあります」と三者三様のご返答。そこでスペシャルゲストにJ-FLEC認定アドバイザー・村松祐子氏をお招きし、『金融経済』を学んでいただく3択クイズを実施しました。
第1問「家計の行動で正しくないものは?」という問題に、鈴木さんと小島さんは「支払いを遅らせるため、クレジットカードの分割払いを多用する」を選び、吉田さんだけ「家計簿などで、収支を管理する」を選びました。正解は「支払いを遅らせるため、クレジットカードの分割払いを多用する」で、村松氏は「クレジットカードのリボ払いや分割払いには手数料がかかるので、計画的に利用しましょう」と解説。誤答となった吉田さんは「全然わからなかったので…適当に①を選んでしまいました。なんでも1番がいいので」と反省しながらも吉田さんらしいお答え。
第2問「金融トラブルに遭わない、又は解決するために取る行動として誤っているものは?」という問題に鈴木さんと吉田さんは「SNSで、確実に儲かる投資を教えてくれるグループがあると言われ参加した」と返答。小島さんは問題文を読み間違えて「トラブルに巻き込まれたので、188番に電話した」を選択しました。もちろん鈴木さんと吉田さんが正解で小島さんは「日本語の勉強を頑張らないと…お恥ずかしい限り…」ともう反省の様子。村松氏は「最近はSNSのグループに誘導する投資詐欺が増えているので注意が必要。確実にもうかる投資はこの世に存在しません」と注意喚起しました。
第3問「Aさんは1年後にマイホームを買いたいと計画中です。マイホーム購入資金の準備方法として最もふさわしいものは次のうちどれ?」という問題に、全員が「預金」と返答して大正解。村松氏は「お金を【使う】【貯める】【増やす・備える】の3つに分類してお金を目的に応じて振り分けましょう」と解説しました。全問正解となった鈴木さんは「今回のクイズを通して、私はお金を増やすための方法を知らないのだなと実感しました」と学びがあったと述べました。
お金にまつわるお悩み相談トークでは、鈴木さんは「お金に対する知識について、自分を信じられる状態にしていきたい」、吉田さんは「お金については無知なのでお金の管理が出来ているのか不安」と悩みを吐露。これに小島さんは「知識をつけて自分を信じられる状態に持っていくのは大切。知り合いの芸人仲間でも人の話を信じて大変なことになった人を何人も知っている。自分で知識をつけて自分で選択するのは大切です」と学ぶことの大切さを説きました。
そんな小島さんは「仕事がストップして収入がゼロになったコロナ禍と年齢からくる肩の痛さも相まって、お金に働いてもらう資産運用について勉強するようになった」と明かし、村松氏に「日本円とドル、どちらで資産運用した方が良いのか?」と真剣モードで相談。これに村松氏は「円かドルか、そのタイミングを計るのは難しいので投資先を海外と国内で分散させるのが良い。コツコツと長期で積み立てるのも大きなブレを抑制する一つの方法」とアドバイスを送っていました。
村松氏のアドバイスを聞いて、鈴木さんが「知らないことを知るだけでもかなりお得なんですね!」と言うと、小島さんは「“そんなの関係ねえ!”とはもう言ってられない。金融経済とは“みんなに関係ある!”だ。へたこかないためにも、みんなに関係ある!だ」と持ちネタのポーズをアレンジして金融知識は“みんなに関係ある!”ポーズを披露しました。
最後は3名で右手を構えて「レッツ、チェック、J-FLEC」というJ-FLECポーズを仲良く披露。小島さんは「お金のことを身近な人と気軽に話せるような環境になったらいい」、吉田さんは「まずは家計簿をつけることから初めて、身近なところから自分の事を知って未来が良くなるようにしていきたい」、鈴木さんは「J-FLECではお金に関する知識力診断が出来ますので、どれだけ自分に知識があるのかを知れて自信にも繋がる。気軽にアクセスしてください!」とアピールしていました。
◆金融経済教育推進機構(J-FLEC)について
(公式ホームページURL:https://www.j-flec.go.jp/)
●J-FLECとは
J-FLECは、中立的な立場から金融経済教育を広く提供していくことを通じて、誰一人取り残すことなく、一人ひとり自らが描くファイナンシャル・ウェルビーイング(※)の実現を支援するとともに、自立的で持続可能な生活を送ることのできる社会づくりへ貢献していくことをミッションに掲げ、2024年4月に設立、8月より本格始動しました。金融リテラシーの向上を図るプラットフォーマーとして、時代の移り変わりと個人の多様性に即した金融経済教育を提供し、いまと未来の暮らしをより良くする金融サービスの活用や資産の形成と活用を支援してまいります。
(※ファイナンシャル・ウェルビーイング:自らの経済状況を管理し、必要な選択をすることによって、現在及び将来にわたって、経済的な観点から一人ひとりが多様な幸せを実現し、安心感を得られている状態)
● J-FLEC認定アドバイザーとは
J-FLECでは、J-FLECが定める認定要件に合致し所定の審査を通過した個人を、一定の中立性を有する
顧客の立場に立ったアドバイザー(J-FLEC認定アドバイザー)として認定・公表します。
◆「講師派遣(出張授業)」について
金融経済に関する様々なテーマの中から、受講者のご希望に沿った内容について、J-FLECが認定した講師が無料で出張授業を行います(土日・祝日でも実施可能です)。ご希望の方は、J-FLECのホームページ内にある「講師派遣(出張授業)申込フォーム」からお申込みいただきます。
◆「J-FLECはじめてのマネープラン」について
●「J-FLECはじめてのマネープラン」無料体験(個別相談)について
個人の方に、お金に関するアドバイスの価値や意義を知っていただくきっかけとするため、J-FLEC認定アドバイザーによる個別相談の無料体験を対面またはオンラインで実施します。
無料体験は最大1時間で、事前予約制です。個人の状況に寄り添ったアドバイスを提供するため、事前予約の際に相談したいテーマ等を記入いただきます。
(相談テーマ例)ライフプランの立て方、家計の見直し、教育資金の準備、住宅ローンの借入れ、金融資産の運用、リタイアメントプラン 等
●「J-FLECはじめてのマネープラン」電話相談について
上記の対面・オンライン相談とあわせ、「家計管理」やNISA・iDeCo等の「資産形成支援制度」、「金融商品・サービス」等に関する疑問や質問についてJ-FLEC認定アドバイザーが回答する電話相談窓口を設置します。電話相談はすでに8月2日(金)より、開始しています。