5月15日、ハロー!プロジェクトのJuice=Juiceが東京・池袋のサンシャインシティ噴水広場で18thシングル『トウキョウ・ブラー/ナイモノラブ/おあいこ』の発売記念イベント「ミニライブ&お見送り会」が行われた。
2024年6月14日(金)の日本武道館で開催される『Juice=Juice Concert Tour 2024 1=LINE 植村あかり卒業スペシャル』で、グループ及びハロー!プロジェクトを卒業する植村あかりさんが参加するラストシングルになる。
イベント前に囲み取材会が行われ、メンバーが報道陣の質問に答えた。
久々の囲み取材はどうですかと聞かれた植村さんは「楽屋の時から『どうしよう』っていうソワソワがあったりとか、囲み取材自体が初めてのメンバーがいたりとか。やっぱりこの場所に立つと、初期を思い出すと言いますか、囲み取材でたくさんの思い出があったので、今日もどんな思い出ができるのか楽しみです」と話した。
今回でラストシングルになる植村さんは「思い出深い楽曲になっています。トリプルA面シングルということで、Juice=Juiceの色濃く残った楽曲になっています」とコメントした。
レコーディングやMVの撮影について聞かれた植村さんは「Juice=Juiceとしては『おあいこ』を一番最後に撮影したんです。
Juice=Juiceの今の表情と言いますか、自由な空気感で、ほぼアドリブで撮らせていただいて、最後の最後には、卒業という感じの大きい、今までに見たことのないような大きさの花束を、段原瑠々ちゃんがサプライズで持ってきてくださって、華々しく終えられた感じです」と語った。
MVで植村さんが段原さんに花を渡すシーンがありますが、次期リーダーへの前振りなんですかと、聞かれた植村さんは「あれは私、植村の完全アドリブです。インテリアとしてお花が1本咲いていたんで、それをビックリさせるために渡したというところが、みんながそう解釈してくれて、そういう見方もあるんだなと思いながら見ています」と答えた。
段原さんは「(次期リーダー)決まってないです。まだ全然何も聞いていないので、みんな分からないです」とコメント。
植村さんは「現在全国ツアー中のタイトル『1-LINE』は、つないでいくという思いが強く込められているので、現メンバーにつながっていけるという思いがひしひしと感じています」と述べた。
それを聞いた段原さんは「オリジナルメンバー5人のみなさんの背中を私が一番長く見て来たので、すごく感じるものも多かったです。私が好きなJuice=Juiceは、ずっとずっと続けてつないでいきたい」と話した。
今のJuice=Juiceは、どういうグループか聞かれた工藤さんは「メンバーひとりひとりにバネ力があります。パフォーマンスするごとに強くなっていくバネ。常に記録を更新していくようなパフォーマンス。爆発力を上げていきます」と語った。
今のJuice=Juiceは、どういうグループか聞かれた松永さんは「良いことは素直に伝えるメンバーが多い。この歌のここよかったよとか、ここめっちゃカッコいいねとかを伝え合う。先輩が後輩メンバーに聞いたりする。仲のよさがすごくパフォーマンスの団結力とか、一体感につながっているんじゃないかなと思います」と答えた。
『おあいこ』の作詞作曲がつんく♂さんであることに植村さんは「Juice=Juiceは、つんく♂さんが作ってくださったグループなので、そんな方から楽曲提供をしていただくのはとてもうれしいです。初めて今回つんく♂さんの楽曲を歌うメンバーも多いと思う。そういう意味でも、卒業前にいい経験をさせていただいたなと思います」と答えた。
4月から活動を再開した川嶋さんは「皆さんとても優しい。パフォーマンスは本当にかっこいい。自分もこの中で大丈夫かなと思うんですけど、いつか絶対に皆さんを追い越して最高のアーティストになりたいです。大きな豪華なステージに、みんなで笑顔で立つのが本当に夢です。海外などでもJuice=Juice最高と思われるのが夢です。東京ドームで」と夢を語った。
最後に植村さんは「Juice=Juiceは、とれたて・新鮮・天然100パーセントで搾りたてというように、いつまでも個性の詰まったグループであるようにと名付けられたグループです。それは11年目の今も変わらず、もうずっと新しいことに挑戦し続けるようなグループ。ラストシングルとなりますが、いつもと変わらずに、感謝の気持ちを精一杯みなさんに行動で示していきたいと思います。Juice=Juiceのライブは本当に熱いです。一番大好きなライブを今日もみなさんにお届けしたいです。これからもよろしくお願いします」とアピールした。
ミニライブでは、約1000人のファンがステージを囲む中新曲など全5曲を披露した。
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