今、注目の次世代女優”上坂樹里”が目指す目的地とは。「朝ドラのヒロインに」

2023年12月26日 12時00分

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セブンティーン専属モデルで俳優の上坂樹里が、現在話題沸騰中だ。

昨年、大ヒットを記録したドラマ「silent」の制作陣が集結し、放送開始当初から話題を集めていた大人気ドラマ「いちばんすきな花」の第8話に上坂が出演したことをきっかけに大反響。

上坂は、"みんなの美鳥ちゃん"こと志木美鳥役(田中麗奈)の中高生時代で登場すると、透明感あふれるルックスにSNS上では「美鳥ちゃん役の子誰！？」「可愛すぎる」と彼女に目を奪われる人が続出した。

またルックスだけではなく、影のある役どころでの演技にも絶賛の声が多数上がった。

そんな上坂は、周囲からの反響について、「ドラマの放送後、想像以上に友達や知り合いから連絡をもらったり、instagramやXでも、すごくフォロワーが増えて」と驚いた様子で答えた。
「沢山お芝居とか雰囲気を褒めていただくことが多かったので、素直にすごく嬉しかったです！」と爽やかな笑顔を見せて喜びを表現した。

上坂は現在18歳。
「ミスセブンティーン2021」でセブンティーン専属モデル入りを果たし本格的に芸能界へ。
モデルとして、GirlsAwardなどのファッションショーへの出演を始め、過去には『HARUTAイメージガール』や『駿台予備校』のイメージモデルなどを務めた。

昨年より本格的に俳優業を開始し、演技経験がわずかながら、配信ドラマ「可愛くなったらさようなら」でいきなり出演を務めた。
また、NHK「ヒロイン誕生！ドラマチックなオンナたち」では、28歳から”老女”の役を演じ続けた女優"北林谷栄"を見事に演じ、鮮烈な地上波デビューを果たす。

さらに、初めてヒロインを務めたNHK特集ドラマ「生理のおじさんとその娘」が第60回ギャラクシー賞奨励賞と東京ドラマアウォード2023作品賞(単発ドラマ部門)も受賞。
思春期の複雑な思いを抱く娘役に挑み、そのリアルでコミカルな演技が共感を呼び幅広い年代から評価されるなど、俳優を始めてから僅か1年の間で爪痕を残し、各方面から上坂の将来に対して期待の声が上がっている。

上坂自身、様々な経験をした2023年を改めて振り返り、「初めての経験、お芝居の面で学んだことが多い一年だったと思っています」と噛み締めながら話した。
続けて、「ドラマアウォードで自分の出た作品が賞をもらったり、民放ドラマに初めて出たりと初めても多かったですし、今までもお芝居はやってきましたが、作品に出ることで、今まで自分になかったものをたくさん吸収できて、一歩前進できた年になったと思います」と新たな経験に充実感を滲ませた。

27日には、NHKドラマ「あれからどうした」で、第2話「久保家の隠しごと」(12月27日23時〜23時44分)にも出演が決定しているが、上坂が演じる”久保絵梨花”というキャラクターに対しては、「お姉ちゃんで弟がいるので、割と気が強いほうだなと思っていて、でもどこか繊細な部分がある女の子だと思います」と分析。

上坂は、「私自身は、姉が二人いて、「生理のおじさんとその娘」でも弟がいる役を演じましたが、やはり難しいですね。普段末っ子として生活しているので、どうやったらお姉ちゃん感を出せるかというのは「生理のおじさんとその娘」の時から悩みましたが、その時の経験を今回に活かすことができたと思います」と演じる上で意識したポイントを明かした。

2024年、上坂にとって飛躍の年が期待されているが、来年に向け掲げている目標について、上坂は、「映画に出演することです」とハッキリと前を向く。
「自分を映画館のスクリーンで見ることが一つの夢で、大きい画面だと表情が良く見えると思うのですが、そういう時の目のお芝居だったり、表情だったり、細かい部分を今年色々な現場で学んだので、撮られているときにそういうものを表現できるように、もっと表現力を付けて作品に出演したいなと思います」と自分自身の成長に対して楽しみな様子。

最後に1番の目標を聞くと、「朝ドラのヒロインになることです！」と堂々と力強く答えてくれた。

着実に俳優としてのステップを上がり、成長を見せている彼女が次はどんな顔を見せてくれるのか、期待が高まっている。