11月17日、「第1回アイドルはじめてLIVE PRESENTED BY.ツギステ」が渋谷のライブハウス「GARRET udagawa」で行われた。
このライブイベントを主催するのは、アイドルのための「セカンドキャリア」支援サービスを立ち上げた橋本ゆきさんが代表取締役を務める“株式会社ツギステ”だ。
橋本ゆきさんはアイドルグループで活動していた経験を持ち、現在は渋谷区議会議員としても活躍中。橋本ゆきさんと同じアイドルグループに在籍し、そのグループのリーダー経験も有る、桜のどかさんもチーフマネージャーとして株式会社ツギステの業務に参画している。
今回は、株式会社ツギステの橋本ゆきさんと桜のどかさんに加えて、同じくアイドルグループの在籍経験が有る、しふぉんさんが監修顧問として「第1回アイドルはじめてLIVE」の運営に携わった。
この「第1回アイドルはじめてLIVE」では、アイドルライブを見るのが初めての方、幾度となくアイドルライブを見ている方にも楽しめる、アイドルの熱量が伝わるライブとして企画された。
会場となったのは、渋谷にあるライブハウス「GARRET udagawa」。その昔、同場所にあったライブハウス「渋谷屋根裏」の跡地を改装してできたライブハウスと聞けば記憶に残っている人もいるかもしれない。
出演したアイドルは、ヒロイックニューシネマ、RAY、Rune collect.、SAI ²Rium、BOCCHI。の5組。楽曲派・王道アイドル様々なジャンルのグループが登場。
まずは運営の橋本ゆきさん、桜のどかさん、しふぉんさんが登場。
橋本ゆきさんは「アイドルって夢を追いかけて、ステージで全力で青春を注げてきて、頑張って来たアイドルたちが、心も身体もずっと健康で自分の人生を、“アイドルやってて良かったな”と思いながら生きて欲しいなという理念が会社として有りまして、そういう思いでライブを開催させていただきました。」と開催主旨を語る。
無料でサイリュームが配られ、サイリュームの振り方をレクチャー。橋本ゆきさんは「心臓よりも高い位置で振る」ことを解説。しふぉんさんは「アイドルはライブを一生懸命届けたいという気持ちでステージに上がって下さるので、温かい目でなるべくサイリュームを振って、一緒に楽しんでいただければと思います。」、桜のどかさんは「応援てアイドルに取って、すごくかけがえのないものというか、めちゃくちゃパワーを貰うものです。私たちも現役時代に本当に1人1人ファンの人たちに支えられてました。みんな今日は仲間という感じで一緒に仲良く盛り上がってもらえたらなと思います。」と語っていた。
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最初に登場したのは、ヒロイックニューシネマ
ヒロイックニューシネマのコンセプトは“誰かのヒーローになる”まだ見ぬ誰かに力強く寄り添い、紡いでいくライブドキュメンタリー。「貴方の心に触れていいですか」完全生歌から放たれる”声”と応援する人達の”想い”が共鳴し、ドキュメンタリーは深みを増し、やがて彼女達は本物の”HERO”へとなっていく。楽曲派なファンに支持されているアイドルグループ。「イニシアチブガール」など4曲をパフォーマンス。ロック調の楽曲と圧倒的な歌唱力でトップバッターとしての重責を勤め上げた。
ヒロイックニューシネマ セトリ
M1. イニシアチブガール
M2. 核
M3. rainy days and
M4. ネバーエンド
2番手で登場したのは、RAY
極北を目指すオルタナティブアイドルをキャッチコピーに、アイドルとは異なる新しいアイドルとしてロックジャンルを取り入れている。ファンが神曲と称える「バタフライエフェクト」など4曲をパフォーマンス。生バンドでのパフォーマンスは絶対に1度は見て欲しいアイドルだ。
RAY セトリ
M1. バタフライエフェクト
M2. 世界の終わりは君とふたりで
M3. Fading Lights
M4. フロンティア
3番手で登場したのは、Rune collect.
先日11月11日にデビューしたばかりの王道アイドルグループ。「アイドル=可愛い」を全面に押し出し、「メンヘラなんかじゃないもんっ!」など4曲をパフォーマンス。「スキル恋愛ソムリエ」ではファンの熱狂的なメンバーコールで大盛り上がり。
Rune collect. セトリ
M1. メンヘラなんかじゃないもんっ!
M2. 君色dreamer
M3. スキル恋愛ソムリエ
M4. 恋の魔法使い
4番手で登場したのは、SAI ²Rium
NEXT IDOL GRANDPRIX 2023でグランプリに輝いており、今後の動向が大注目されているアイドルグループ。アイドルの王道楽曲で、最強で最高な空間へと誘います。「教室恋愛」など4曲をパフォーマンス。推しのファンが持つサイリュームがこの日一番に振りかざされた。
M1. 教室恋愛
M2. Live moment
M3. 推しのキミに恋をした
M4. #My fav ツインテール
ラストに登場したのはBOCCHI。
「BOCCHI。だから“ぼっち”じゃない」をコンセプトに、ファンのみんなと共に大きく成長して行くアイドルとして活動中。「第1回アイドルはじめてLIVE」のトリとして登場し、「君をもっと!」など5曲をパフォーマンス。全力パフォーマンスでファンの声援も最高潮に!
BOCCHI。 セトリ
M1. 君をもっと!
M2. 未完成モノローグ
M3. クリぼっちじゃないもんね!
M4. 生きてくことは変わってくこと!
M5. ななころびシンドローム
最後にこの日出演したアイドル全員がステージに登場し駆け付けたファンとの集合写真を撮り、「第1回アイドルはじめてLIVE PRESENTED BY.ツギステ」は大成功に終わった。
https://twitter.com/tsugisute/status/1725752989296800168
アイドルの対バンライブは土日祝日を中心に開催されており、ライブ終了後にはアイドルとチェキ撮影ができる特典会に参加して思い出を作るのが人気となっている。
この日も多数のファンたちが終演後に残り、特典会に参加。
中にはこの日出演したアイドル全員のサイン色紙が当たったファンも喜びの報告をXにポストしている。
取り急ぎ当選報告になります#ツギステ #アイドルはじめてLIVE #BOCCHI @BOCCHI_GDL#SAI2Rium#Runecollect#RAY#ヒロイックニューシネマ pic.twitter.com/TUbLYe56tD
— MINEKI(神ちゃん) (@mineki_k1031) November 17, 2023
終演後に今回「第1回アイドルはじめてLIVE PRESENTED BY.ツギステ」を企画した株式会社ツギステの橋本ゆきさんと桜のどかさんを直撃すると、
橋本ゆきさんは「本当にドタバタで、株式会社ツギステはアイドルのキャリアと心と身体の健康をサポートする会社なんですけど、その会社がアイドルライブを主催するということで、本業とは離れているようですごく意味が有ることで、やっぱりアイドルライブを生で見る機会をたくさん増やして、特にアイドルを知らない人が見られる機会をたくさん増やすということが、アイドルの能力だったり、魅力が一般的に広まる契機になると思うので主催させていただいたんですけど、すごく不慣れなところもあって、大変だったんですけど満員御礼で、満員の会場を見て、本当にギューギューで熱いライブ会場を作ることができて、ちょっと感動しています。やって良かったなと思います。」
桜のどかさんは「初めての試みで、今まで出演させていただく側だったんですけど、今回初めてライブハウス決めとか、アイドルのブッキングとか全部やらせていただいて、こんなにいろんな人が1つのイベントをやるのに関わっているんだなとか、大変なことをされてたんだなと改めて知って、すごく私たちは恵まれた環境でライブができていたんだなというのを感じましたし、出演してくださったアイドルも楽しんでいただけたことがすごく嬉しかったです。会場のお客様も本当に楽しんでくださって、オープンからクローズまで、ほとんどの方が帰られないライブって、私たち出演者側で見たことがなかったので、今回は本当に初めて来てくださった方が最初から最後までずっと居てくださったのがすごく嬉しかったです。アイドルのお仕事を知ってもらって何か感じてもらえてたら嬉しいなと思います。」と感想を話していた。
実際に運営側からアイドルのライブを見て、橋本ゆきさんは「アイドルと言えども、いろんな個性が有るというのを改めて感じさせていただきましたし、ステージに向ける思いとか、自分がどんな表現をしたいかみたいなものって、会場の後ろまで伝わってくるんだなと思いました。アイドルってすごいなと思いました。」
桜のどかさんは「誇りを持ってアイドルをされているんだなと言うのを、すごく実感しましたし、1人1人に思いを届けようとか、自分のグループを知ってもらおうと言う思いが私たちにも届いてきたので、やっぱりアイドルってすごいんだなというのをすごく実感しましたし、これからもっとアイドルの職業をより知ってもらえたらなと思います。」と話していた。
株式会社ツギステの今後の経営方針として、橋本ゆきさんは「アイドル限定の完全無料のジムみたいなものを初めていて、アイドルはアウトプットばかりで、中々自分の身体のケアだったり、メンタルのケアだったりというところまで周らない部分が有るので、そう言った部分からサポートするという所を初めたばかりで、現役のアイドルの活動のサポートをしながら、将来のキャリアの支援も一緒に行う所が今後の方向性として有ります。」と語っていた。
アイドルはじめてLIVEに出演したアイドルが今後どのように成長して行くのか注目です。
そして株式会社ツギステを介したアイドルのセカンドキャリアも成功して行くことを願ってます。