4月24日、女優の中村静香さんの写真集「月刊 中村静香・浸」(小学館)の発売記念イベントがHMV&BOOKS SHIBUYAで行われた。
本作では関西の山間の里山や温泉、古民家などで撮影が行われ、これまでの写真集とは異なるシチュエーションで新境地を見せている。
写真集のタイトルの“浸(しん)”の意味について、「私の内面に一歩深く知ってもらえるような写真集にしたくて、私の思いが滲み出れればいいなと思って、皆さんに浸透すればいいなという思いで浸(しん)にしました。手に取ってくれた方は私にたっぷり浸ってもらえる写真集になってると思います。」とコメント。
お気に入りのカットを紹介し、「小麦畑の中で撮ってる時に、カメラマンさんが“寝転んでみて”と言ったんですけど、自分で寝転ぶよりも誰かに押し倒された方が気持ちが乗るかなと思って、カメラマンさんに“自分で押し倒してください”とお願いしたんです。カメラマンさんが肩をポンと押してくれて倒れたカットがお気に入りです。すごく広い小麦畑だったんですけど、寝転ぶことによって誰にも見られない2人だけの秘密のデートというシチュエーションをイメージして撮りました。」と話していた。
表紙のカットについても触れられ、「結構表紙は難産だったんですよ、(スタッフの)皆さんと話し合って、私も打ち合わせから参加させてもらったんですけど、写真集自体は今までで一番攻めた写真集ができたんです。もっと攻めた写真の表紙候補もあったんですけど、それはインパクトがありすぎるので、手に取ってくれた方が中を開いて、そのページがあった方がいいなと思って、程よく攻めつつしっとりした雰囲気も出つつと言うので、色々話し合った結果がこの1枚になりました。なので、攻めたカットが見たい方は手に取ってくれたら嬉しいです。」とアピールしていた。
完成した写真集を見て、「結果、攻めた写真集になっただけで、気づいたら脱いでたというだけで、自分でも(完成した写真集を)見たんですけど、背伸びし過ぎてなくて、でも昔とはまた違った自分が出てたので、ずっと応援してくださってる方には成長を見せられるかなと思ってます。」と話していた。
【写真集詳細】
『月刊 中村静香・浸』
A4 96ページ 定価:2860円(税込) 4月22日(金)発売 小学館刊
撮影/笠井爾示