AKB48の“絶対的エース”小栗有以（23）が20日、都内で1stフォト＆スタイルブック『AKB48小栗有以1stフォト＆スタイルブック AB型の左利き』（宝島社）の発売記念お渡し会を開催した。
イベント前の囲み取材に登場した小栗は、グループ結成20周年イヤーとなる今年を振り返りつつ、自身初となるスタイルブックへのこだわりや、タイトルに込めた思い、さらには来年の抱負について語った。
■「会場の半分が女性」ファンの変化を実感
今年、AKB48は結成20周年を迎え、日本武道館でのコンサートなども精力的に行った。小栗は「武道館でコンサートをさせていただいた時に、会場の半分くらいが女性のファンの方ばかりで、それにまずすごく驚きました」と、客層の変化に触れた。「握手会などでも女性のファンの方がたくさん来てくれるようになった」と明かし、従来の男性ファンに加え、同性からの支持が急増していることに喜びを見せた。 その上で本作について、「AKB48のファンの層も変わってきている中で、男女問わずいろんな方に楽しんでいただけるスタイルブックを発売することができてすごく嬉しいです」と笑顔で語った。
■タイトル『AB型の左利き』の由来とは？
印象的なタイトル『AB型の左利き』は、撮影中の雑談から生まれたという。普段から血液型を聞くのが好きだという小栗が、「私はAB型の左利きなんです」とスタッフに話したところ、「AB型の左利きって珍しいね、面白いね」と盛り上がり、そのまま採用が決まったエピソードを披露。
自身の性格については、「メンバーからは『変わってるね』とか『やっぱりAB型っぽいね』と言われます」と苦笑い。「自分では普通だと思っているんですけど、メンバーと話していると発想が違ったりすることがあるみたいで。AB型の左利きというタイトルにして良かったなと思います」と、自身の“レアな”個性を肯定した。
■大分ロケでの「奇跡のショット」と「オグリキャップ」
撮影は、「サウナと温泉が大好き」という理由から「おんせん県」である大分県で行われた。 お気に入りのカットとして挙げたのは、花畑での一枚。「曇っていて太陽がない状態だったんですが、帰ろうとして車に乗った瞬間に光がバーッと出てきて。『チャンスだ！』って急いで車から降りて撮影しました」と、天候をも味方につけた“奇跡のショット”を紹介した。
また、一番思い出に残っているエピソードとして、大分で馬と一緒に撮影したことを挙げた。 「加入した12歳の頃から、ファンの方に『オグリキャップだね』と言われ続けてきました。当時は何のことか分からなかったんですが、有名な競走馬のお名前だと知って。今回初めてお馬さんと一緒に写真が撮れました」と、自身の愛称のルーツである馬との共演を喜んだ。このカットも光が差し込む神秘的な仕上がりになっているという。
■来年の抱負は「ブレイクタレントランキング」入り
2025年を振り返り、「東京マラソンやコントなど、今までやったことのないことに挑戦し続けた年」と語った小栗。 来年（2026年）の抱負を聞かれると、「AKB48が21年目を迎えるので、今のメンバーで羽ばたいていきたい」とグループへの愛を強調。個人としては「ブレイクタレントランキングに入りたい」と具体的な目標を掲げた。「SNSの更新も、ただ綺麗な写真を載せるだけじゃなくて、『なんか変だな』とか『癖になるな』と思ってもらえるような発信を頑張りたい」と、インフルエンサーとしての飛躍も誓った。
自身の誕生日である12月26日は、テレビ朝日系『ミュージックステーション スーパーライブ』に出演予定。「誕生日に歌番組でパフォーマンスできるのが嬉しい」と、アイドルとして過ごす特別な一日を心待ちにしていた。
書籍情報
『AKB48小栗有以1stフォト＆スタイルブック AB型の左利き』
発売日：2025年12月5日
定価：3,300円（税込）
発行：宝島社
本書は、大分県の大自然を満喫するリラックスした表情やフォトジェニックな写真に加え、“崩れない”と話題のメイク術、愛用スキンケア、ボディケアなどの美容情報、私服紹介、100のQ&Aなど、小栗有以のパーソナルな魅力を深掘りした一冊となっている。
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