📎 【ライブレポ】デビュー9ヶ月でこの完成度…!I'Rink 2ndワンマンで魅せた「過去最大規模」の熱狂と涙の決意

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デビュー9ヶ月でこの完成度…!I'Rink 2ndワンマンで魅せた「過去最大規模」の熱狂と涙の決意

2026年10月26日、6人組アイドルグループI'Rinkが渋谷・duo MUSIC EXCHANGEで「I'Rink 2nd ONE MAN LIVE〜RINK FANTASY〜」を開催した。

オープニングアクトには、同じ事務所の後輩にあたる『ARLEY×EARLY』と『Anluce♡Sugar』が登場。どちらもアップテンポな曲を披露し、場内の空気をグッと引き上げていった。I'Rinkと兼任の萌々井さ〜やが所属するAnluce♡Sugarのメンバーからは、「黄色いペンライト振ってください!」と愛情のこもった願いも届いた。

温かくも熱い雰囲気を保ったまま、開演時刻が訪れる。スクリーンには、I'Rinkのこれまでの道のりを示すような映像が流れ、やがてSEが駆け出す。軽快なステップで姿を見せた6人は、新衣装をまとっていた。チェック柄の生地はそれぞれのメンバーカラーに染まり、袖とスカートのすそには白いフリルが重なる。カラフルに咲くステージを前に、観客はこの日が特別であると確信した。

デビュー9ヶ月でこの完成度…!I'Rink 2ndワンマンで魅せた「過去最大規模」の熱狂と涙の決意

記念すべき1曲目は、I'Rinkを象徴するナンバーの「LinkRing」。イントロで日南りりが高らかに煽り、続けて桜みりんが歌い出す。グループを立ち上げた2人による先導だ。勢いに乗って「見つけて見つめて!!」へ。ラスサビ前のイントロでは、流麗なフォーメーションダンスを披露。踊りながらも視線を観客へ向け、磨いてきたパフォーマンス力も魅せつけた。

「恋のプリンセチア」では、一人ひとりのヘアとアクセサリーにも目が向く。のちのMCで、どれもメンバー自身が理想を形にしたものだと明かされた。白石るりかは、トレードマークであるベレー帽はそのままに、編み込んだおさげをふわりと揺らして跳ねる。姫感満載のティアラに後ろ髪のリボンを身に付けていたのは、新メンバーの琴宮あいり。加入して約3か月とは思えないほどの堂々とした姿で、大舞台に伸びやかな高音を響かせた。

2021年11月10日、前身グループのiSPYは、ここduo MUSIC EXCHANGEでデビューライブを開いている。歴史を受け継いだ現メンバーが「iSPYとI'Rinkが紡ぐ世界観をお届けします」と宣言すると、次のブロックへ。まずは、I'Rinkとともに成長を続けてきた楽曲「シンデレラストーリー」「トイラブスイッチ」を披露し、フロアを弾ませる。続いてはiSPY発のハロウィンソング「ドキドキヴァンパイア」。曲に宿る怪しさと愛らしさを、いまの6人ならではの持ち味でリンクさせた。

一転して凛々しい表情で披露されたのは「赤い果実のDestiny」。繊細かつ大胆な振り付けを、過去最大規模のステージをたっぷりと使い踊りきる。水色の照明を背に、iSPYの楽曲「さよなら流星群」が始まると、観客から「懐かしい……」の声がこぼれる。自然と起きたクラップが、ステージとフロアをひとつにした。

すでに沸き立つフロアで、まだ物足りない様子だったのは萌々井さ〜やだ。「ここからは後半戦、もっともっと盛り上がっていけますか!」とドデカボイスで呼びかけると、観客も懸命に応える。すると桜みりんが、観客の叫びを上回るドスのきいた声で「そんなもんじゃねえよなぁ!」と、笑顔を交えて咆哮。そのまま「I'Rinkにかかってこーい!」と言い放つと、ロックンロール全開ソング「決意の虹」へなだれ込む。

ギアが限界まで上がった会場。サビになるとメンバーから鋭い拳が上がり、観客もつられてコールの熱をあげる。魂を吐き出すような歌と踊りは「夏の日の花火のように…」「恋コガレ」と、場面を切り替えながらも続いた。

次曲へ進むタイミングで、パフォーマンスエースのこはねが、ステージ中央で必殺技のウィンクを決める。そして流れ出したのは「君について」。MVに1stワンマンの映像が使われた一曲だ。ラスサビで「Future」と歌うリーダーの桜みりんは、目を閉じたまま腕を伸ばし、やがてI'Rinkの未来をつかむように手を握った。

MCに入ったメンバーは、次に披露するのが初公開の新曲だと明かす。I'Rinkのこれからの方向性を決める、歌詞と歌を大切にした楽曲だという。タイトルは公演名と同じ「Rink FANTASY」。

歌に込められたのは、支えてくれる家族への感謝。アイドルでいられる時間は永遠ではないという現実。そして、限りある時間をともに過ごしてきた「きゅーぴっと(ファンネーム)」への思い。一つひとつの出会いを大切に紡いできたI'Rinkだからこそ歌える、まっすぐなメッセージソングだった。

穏やかな空気に包まれた客席へ降り注いだのは、グループ屈指の沸きソング「青春Shower」。メンバーはフロアと一緒にジャンプや横移動をしながら、いましかない時間を楽しんだ。

本編を終えて一度ステージを降りたメンバーを、フロアからのI'Rinkコールが呼び戻す。ライブTシャツ姿の6人が「好きバレちゅーいほう♡」を披露すると、場面はふたたびファンタジーの色に染まる。メンバーから「チューして!」とストレートに投げかけられ、観客のエンジンも再点火した。

ここでお知らせが重なる。まずは1周年記念ライブの開催決定、詳細は後日発表される。さらに、この日初披露した「Rink FANTASY」の2027年1月11日サブスクリリースと、「東名阪仙ツアー」の開催も明かされた。

続けてメンバーそれぞれから、この日を迎えた思いが語られる。琴宮あいりは「加入が決まったときは、すでに夏の大舞台やこのステージも決まった状態でした。いまだから言えるけど、加入するのが怖かった。でもいまは、人生で一番なんじゃないかなってくらい充実していて、辛いことや悔しいこともすべて吹き飛ばせるくらい、楽しいアイドル生活を送れています!」と笑顔を見せた。

あえて言葉を準備してこなかったという白石るりかは「1stワンマンを振り返ると、パフォーマンス面で悔しいと思うことがたくさんありました。でもいまこのステージに立って、悔いのないライブができたと思っています。白のペンライトも増えて、すごく嬉しいです!」とまっすぐな目で語った。

いつもはスラスラと言葉が出てくるリーダーの桜みりんは、この日、ゆっくりと等身大の言葉を選んでいく。尊敬するメンバーときゅーぴっとへの感謝を語ったのち「私たちは、歌詞と曲を大切に紡いでいくグループです。デビューして9か月。まだまだパワーアップしていきます。これからもI'Rinkについてきてください!」と頼もしい表情で結んだ。

この日のラストソングは「パノラマ」。観客はすべてを出し尽くすように、コールで一人ひとりの名前を呼び、クラップに熱を込める。思いを受けとめた6人も、握りしめた拳で応える。最後は全員が横並びになり、フロアを背にしたまま空を指さす。1周年へ向かうストーリーの始まりを予感させながら「I'Rink 2nd ONE MAN LIVE〜RINK FANTASY〜」は幕を閉じた。

取材・文:川上良樹

2026.10.26「I'Rink 2nd ONE MAN LIVE〜RINK FANTASY〜」@duo MUSIC EXCHANGE
セットリスト

00.SE
01.LinkRing
02.見つけて見つめて!!
03.恋のプリンセチア
04.シンデレラストーリー
05.トイラブスイッチ
06.ドキドキヴァンパイア
07.赤い果実のDestiny
08.さよなら流星群
09.決意の虹
10.夏の日の花火のように…
11.恋コガレ
12.君について
13.Rink FANTASY(新曲)
14.青春Shower
En1.好きバレちゅーいほう♡
En2.パノラマ

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