
10月4日、原宿ベルエポックホールにて「TOKYO 青春映画祭2026」の表彰式が開催された。
オープニングアクトには、中2映画プロジェクトから発掘されたスーパーインディーズアイドル「Sparkling Eyes」が登場。9月25日に配信リリースされた4thデジタルシングル「青春じゃんけんギュウ〜!!」をパフォーマンスし、表彰式の幕開けを華やかに飾った。

本映画祭の総指揮を務めるつんく♂はスケジュールの都合により欠席となったが、MCのFUJIKINが代読する形で「青春の詰まり方と、未来へのワクワク感がすごいです。人間の心の中にある涙腺や琴線、感動や興奮を揺さぶるようなたくさんの作品に出会えて感無量です」と開会のメッセージを寄せた。


続いて、つんく♂から「スペシャルDH(指名打者)」として指名されたモーニング娘。OGの牧野真莉愛がプレゼンターとして登場。デコルテを美しく見せる鮮やかな赤のオフショルダードレスに、ウエストのアシンメトリーなラッフルと大ぶりなネックレスを合わせた衣装で観客を魅了した。前日にも作品を鑑賞したという牧野は、「くすぐったい気持ちや甘酸っぱい気持ちなど、いろんな青春を体感できてすごく楽しかったです」と笑顔で振り返った。

各賞の発表が行われ、個人受賞者が欠席した際には監督や共演者が代理で表彰状を受け取るなど、温かい雰囲気で進行。そしてグランプリの発表では、つんく♂の妻である加奈子さんがサプライズでステージに登壇した。牧野は「とてもレアです。加奈子さんがいなかったら、私はモーニング娘。をきっと楽しく終えられてなかったかもしれません」と、かつて相談に乗ってもらったという感謝のエピソードを明かした。

加奈子さんからグランプリとして発表されたのは、岡島龍介監督の『空白のタイトル』。加奈子さんは「純粋でピュアで一途な切ない、こんな恋がしたかったです」と絶賛。岡島監督は「自分の力だけじゃなく、スタッフやボランティアなどたくさんの人に助けられて作った作品」と喜びを噛み締めた。つんく♂からも「とにかく映像が美しい。チームみんなで支え合って生まれたバランスの良さが魅力」と称賛の言葉が贈られた。
最後に、つんく♂からの総括メッセージとして「AIで映像や動画がどんどん作れる時代だからこそ、逆に『人間力』を強く押し出す作品が増え、人間的な『温かみ』のある個性豊かな作品が勢揃いとなりました。来年も世界中が度肝を抜くような作品と出会えることを祈っています」と読み上げられ、式は盛況のうちに閉幕した。
なお、「TOKYO 青春映画祭2026」の受賞作の一部は、後日U-NEXTにて配信される予定。












■「TOKYO 青春映画祭2026」受賞結果
- グランプリ:『空白のタイトル』
- 準グランプリ:『触媒』
- 超ショートショート部門 グランプリ:『嫌いな夏の好きなとこ』
- 最優秀シナリオ賞:『宙ぶらりんの僕とあいつ』
- 最優秀監督賞:『Chicken Run』
- 最優秀男優賞: 星野 翼(『悲しい音に触れる』)
- 最優秀女優賞: Kim Doeun(『私は浪漫を』)
- 最優秀助演賞: 悠木紫真(『触媒』)/ 菅原咲来(『サボり星人』)
- アイドル賞: 兵頭美波(『フライングサマータイム~50枚目の夏~』)
- 青春賞:『近視くん』
