10月24日、つばきファクトリーの福田真琳が、ファースト写真集「MARINE」の発売記念イベントを都内で開催した。

今作は、2021年につばきファクトリーに加入した福田にとって自身初のソロ写真集。21歳の誕生日である10月18日に発売された。撮影は、福田が今年5月より「ふるさと大使」を務める長崎県波佐見町をはじめとする出身地の長崎県で行われた。編集長を菊池亜希子氏が務め、撮影は新津保建秀氏、スタイリングは伊賀大介氏など、各方面で活躍するクリエイターが集結した特別な一冊となっている。
完成した写真集について、福田は「クリエイターの皆さんの目に映ってる私、表現したいっていう私をたくさん写真集の中に収めていただいている」と満足げな表情を見せた。

オファーを受けた当初は、「正直、私で務まるのかなっていう気持ちが最初は大きかった」と不安もあったことを明かした。
撮影は6月頃に長崎県で2日間にわたって行われた。撮影地に長崎を希望した理由については、「やっぱり自分のルーツと申しますか、すごくあの自分を作る上でたくさん思い出のあった長崎県で撮りたいっていう意思をお伝えしたら、実現した形です」と語った。
撮影前の準備として、「ジャンクフードとかを控えたりとか」した以外に、特別な準備があったという。それは「バレエのトゥシューズを履いて撮影した」ことで、「もう一回トゥシューズを履き直すっていうことを写真集前にして」いたと明かした。「高校2年生以来ずっとバレエにあまり触れていなかった」ため、「もう一度バレエに向き合うっていう時間があったのはすごく写真集前に準備できたことかなって思います」と振り返った。
久しぶりのトゥシューズには苦労もあったようで、「やっぱり久しぶりだったので、つま先が伸びなかったりとか、まず柔軟するところから始めたりした」と語った。

お気に入りのカットには、長崎の教会で撮影した一枚を選んだ。「私個人的にすごく長崎は祈りの町だなってイメージがあって」「だからこそなんか教会で撮れたことに意味があったのかなって思います」と思いを寄せた。
撮影中の思い出深いエピソードとして、「古本屋さんの店主の方と実際にお話して距離を縮めて、あと古本屋さんのお掃除のお手伝いをしたりとかもした」ことを挙げ、「地元の方と交流しながら写真集を撮影できたっていうのはすごく思い出には残っています」と笑顔を見せた。
また、「喫茶店に行った際に、たまたま私のファンの方がいらっしゃってばったり会った」というハプニングも告白。「長崎で私を応援してくださってるファンの方に会うっていうのはすごく嬉しかった」と喜んだ。

写真集の出来栄えを問われると、「100点です」と即答。「私のお見せしたい自分とクリエイターの皆さんが表現してくださった自分がすごく重なってるあの写真集だなと思うので」と、その理由を説明した。
同期メンバーであるJuice=Juiceの有澤一華さんからは、「『フランス料理のコースを1個食べ終わった後みたいな満足感がある』っていう風に言ってくれ」たといい、嬉しそうな表情を見せた。
21歳の抱負については、「変に構えることなく、自然体の自分をこの活動を通して発信していけたらいいなって思っています」と語った。また、グループとしての目標を問われると、「私はもう個人的につばきで横アリ(横浜アリーナ)に立ちたいなってずっと思っています」と力強く宣言した。

最後に福田は、「今回はバレエのショットも入っているので、皆さんぜひいろんな私を楽しんでいただけたらいいなって思っております」と写真集をアピールした。

福田真琳 写真集 「MARINE」
発売日:2025年10月18日
仕様:A4サイズ変形判・ハードカバー/全128ページ
撮影:新津保建秀
定価:3,500円(本体3,182円+税)
発行・発売:オデッセー出版
販売:ワニブックス
ISBN:978-4―8470-8601-4




