横浜ベイエリアで5月4日〜5月6日の3日間にわたって開催中の横浜国際映画祭。2日目の5月5日(月・祝)は、横浜赤レンガパークの海沿いステージにて映画関係者と映画ファンが交流する社交会「ベイサイドパーティー」が実施されました。
圧巻のオープニングパフォーマンスの後、乾杯の音頭とともにパーティーがスタート。参加者は絶好のロケーションでドリンクを楽しみながら、ステージ上では「新人女優公開オーディション ファイナリストのお披露目」「ファッションショー」「トークショー」「音楽ステージ」と豪華ゲストによる盛りだくさんのイベントが行われました。
オープニングステージでは、書道家のRYO UCHIYAMAさんらが書道LIVEとダンスを組み合わせたスペシャルパフォーマンスを披露。トリッキング世界王者Daisukeさんを筆頭にパフォーマーたちが、元ISSEY MIYAKEのクリエイティブディレクターNAOKI TAKIZAWAさんの衣装を纏いながら、アクロバティックかつ魅惑的なダンスで会場を盛り上げました。
続いて、日本を代表するタキシード&着物ドレスデザイナー横山宗生さんによるファッションショーでは、総勢15名のモデルが着物を使ったドレスやタキシード、ファッション性の高い着物をクールに着こなし登場。ショーのメイクアイテムは『KATE』が担当しました。
スペシャルモデルとしてランウェイを歩いた元HKT48センターで女優の兒玉遥さんと、Repezen Foxxの元メンバーで配信者のDJ Foyさんによるトークショーも行われました。
兒玉遥さん:
「普段、こんなラグジュアリーな素敵なドレスを着る機会がないので嬉しいです。上質なドレスを身に纏うと、豊かでハッピーな気持ちになりますね。幸せです!」
DJ Foyさん:
「横浜は(眺めや雰囲気が)いいですね。テンションがあがります。前回と今回でテイストが違うファッション。今回のラグジュアリーな紫のタキシードもお気に入りです。」
俳優の安井謙太郎さんと、中国のSNS総フォロワー1000万人を超える映画監督 竹内亮さんとの対談では、お二人のゆかりの地・横浜や中国、映画に関するトークショーが行われ、観客の拍手と笑顔に満ちた楽しい時間が流れました。
安井謙太郎さん:
「出身が横浜で20歳まで住んでいました。横浜は、中学生時代の遊び場。当時はお金がなかったので、海沿いを歩いてました。
竹内監督の映画『劇場版 再会長江』を拝見して、自分も中国大陸を横断しているような体験が味わえました。ぜひ日本の若者にみてほしい作品です。
今後は、自分たちのレーベルでアーティストをやっているので、自由なクリエイティブを作り、海外に進出したいです。また、自分の作品で地元・横浜でレッドカーペットを歩きたいですね。」
竹内亮さん:
「ドキュメンタリー映画を撮るときは、出演者に”ウソをつかせない”ことが一番重要。信頼関係を築いて、かっこいいところも、かっこよくないところも両方撮れるように心がけています。今後は、日本の方にもっと知ってもらえるようになりたいです。」
パーティーの最後には、劇場版『名探偵コナン』シリーズや『ジョジョの奇妙な冒険』などの劇伴音楽を手がける作曲家の菅野祐悟さん、JAZZシンガー青木カレンさん、ギターリスト田辺充邦さんによる生演奏。
ドラマ『昼顔〜平日午後3時の恋人たち〜』のテーマ曲や映画の劇中曲などの4曲を披露し、繊細な歌声とメロウなミュージックで会場全体がムーディーな雰囲気に包まれました。
菅野祐悟さんが「ジョジョの奇妙な冒険」のメドレーを披露し、会場は大盛り上がり。ラストは作曲家ならではの特技を活かし、参加者のために即興で演奏をして、横浜国際映画祭ベイサイドパーティーを締めくくりました。
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