クリエイターユニット「HoneyWorks」がサウンドプロデュースを務める12人組アイドルグループ「可憐なアイボリー」（略称：カレアイ）。
今年1月29日にアルバム『白じゃいられない』で待望のメジャーデビューを果たした彼女たちが、6月4日にメジャー1st両A面シングル『それは好きってこと／恋のガイドブック』をリリースする。
今回は、兵庫県内でのリリースイベント後の柴咲あかりと永尾梨央を直撃！シングルに関する話題はもちろん、タイトルにちなんで「それは○○ってこと」という様々なトークテーマで2人の素顔に迫った。（4月12日、兵庫・あまがさきキューズモールにてインタビュー）
柴咲あかり（左）・永尾梨央（右）
●柴咲あかり・永尾梨央は綺麗好き!?
――自己紹介をお願いします！
永尾：可憐なアイボリーの青色担当、「りおちゃん」こと永尾梨央です！
永尾梨央
柴咲：可憐なアイボリーの紫色担当、「あかり」こと柴咲あかりです！
柴咲あかり
２人：よろしくお願いします！
――よろしくお願いします！おふたりの関係性からお聞きしたいと思います。りおちゃんは、あかりちゃんのことを「ずっと私の公式彼女」とインスタに書いていましたね。
永尾：可憐なアイボリーがカバーさせていただいているHoneyWorksさんの『大嫌いなはずだった。』と、『東京サマーセッション』という楽曲で、メンバー2人ずつカップル役をしていて、曲によってカップルが変わるんですけど、私とあかりちゃんは固定のカップルなので、“公式彼女”と呼ばせていただいています。
柴咲：私も、りおちゃんのことを“公式彼氏”と思っています。りおちゃんはカレアイのリーダーでもありますし、私より年下なのにすごくしっかりしていて、「私もしっかりしなきゃ！」と思わせてくれたので、りおちゃんのおかげで、私は成長できたんじゃないかなと思います。
――そんな公認カップルのおふたりに、カレアイの新曲『それは好きってこと』にちなんで、「それは○○ってこと」というテーマでトークしていただきましょう。くじ引き形式でテーマを決めます。りおちゃんから引いて下さい。
永尾：＜それは苦手ってこと＞！私はアイドルなんですけど、アイドルらしいことが苦手です（笑）。ファンの方から「釣って下さい」と言われた時に、いい返しが出来なくて…。
――どんな対応をしているんですか？
永尾：魚を釣る動作をしながら、「私に期待しないで～」って（笑）
――それはそれでかわいいと思いますよ。あかりちゃんの苦手なことは？
柴咲：私は、お化けが苦手です。お化けを見たことはないんですけど、子どもの頃からずっとお化けが怖くて、寝る時も部屋を暗く出来ないですし、お化けに怯えて生きています（笑）。でも、ホラー映画は好きです！
――お化け屋敷は？
柴咲：絶対無理です！こういうことを言うと、連れて行かれそう（笑）
――今年の夏は、お化け屋敷ロケの仕事があるかもしれませんね。
柴咲：イヤだぁ～っ！
――いいリアクションしてくれそうです（笑）。次のテーマにいきましょう。
柴咲：＜それはおっちょこちょいってこと＞！おっちょこちょいというか、忘れっぽくて、スマホとか衣装とか、どこに置いたのか、わからなくなってしまうことが多いです。スマホは（ネックストラップで）首から下げるようにしました。
永尾：私もスマホの話になるんですけど、現金しか使えない美容系のお店があって、それを忘れていて、スマホしか持っていなかったので、お店の方に「絶対に戻って来ます！」と言って、家に帰って現金を持って、お店に戻ったことがあります。
――おふたりとも、おっちょこちょいな一面もあるんですね。次のテーマにいきましょう。
永尾：＜それは綺麗好きってこと＞！私は学校の掃除の時間が大好きでした。ロッカーとか共有部分は綺麗にしたいと思うんですけど、家とか、自分しかいない空間は、どうでもよくなっちゃうので、家以外は綺麗好きです（笑）
柴咲：私も自分の部屋は足の踏み場がないんですけど（笑）、カレアイの控室だと、自分の陣地は綺麗にしておきたいと思うタイプなので、りおちゃんと同じです（笑）
柴咲あかり
――綺麗好きと言えるのか微妙ですね（笑）。次のテーマにいきましょう。
柴咲：＜それは女子力が高いってこと＞！私は他のメンバーのヘアアレンジをして喜んでもらうことが好きなので、そこは女子力が高いんじゃないかなと思います。あと、最近はヘルシーなお菓子を作ることにハマっているので、ちょっと多めに作って、メンバーに配ったりもしています。
永尾：美味しかったです！
――その時は何を作ったんですか？
柴咲：プロテインと卵とかで、ケーキみたいなものを作りました！
――お菓子作りは女子力が高いですね。りおちゃんは？
永尾：私は髪の毛、眉毛、まつ毛、爪とかのメンテナンスは月1で絶対に行っているので、女子力が高いんじゃないでしょうか？（笑）
――それも女子力が高いです！次のテーマにいきましょう。
永尾：＜それはせっかちってこと＞！せっかちというか、心配性なので、10分前行動をしないと不安になります。集合時間もそうですし、ライブ前の準備もなるべく早く終わらせて、ストレッチとか声出しとか確認をしないと不安です。生き急いでいる感がちょっとあります（笑）
柴咲：私は電車を乗り継ぐ時に、一本でも早い電車に乗れるように頑張っています（笑）
――電車の待ち時間は短い方がいいですからね。次のテーマをラストにしましょう。
柴咲：＜それは飽き性ってこと＞！カルボナーラとかクリーム系の食べ物が大好きなんですけど、こってりしているものは食べているうちに飽きてしまうので、大食いメンバーの波左間美晴ちゃんに「これ食べて♡」とお願いすることがあります（笑）
永尾：私は一度好きになったものはずっと好きなんですけど、筋トレとか日記とか自分でやろうと思って決めたことは三日坊主になりがちです。でも、今は継続できています。
永尾梨央
●『それは好きってこと／恋のガイドブック』MV撮影秘話！
――6月4日にメジャー1st両A面シングル『それは好きってこと／恋のガイドブック』がリリースされます！まずは、テレ東系ドラマNEXT「やぶさかではございません」のエンディングテーマ『恋のガイドブック』の推しポイントを教えて下さい。
永尾：「やぶさかではございません」のヒロインの不思議さんは、原作の漫画では「これからも好きでいてね」というセリフを言えなかったんですけど、『恋のガイドブック』では「これからも好きでいてね」と言えているところに、私のオタク心がざわつきました。そこが一番の推しポイントです。
柴咲：『恋のガイドブック』は、漫画のセリフが歌詞になっているところも素敵だなぁと思いますし、その物語を読んでいるような気分になれる楽曲だなと思います。
――ドラマで自分たちの曲が流れてくるのを観て、いかがでしたか？
永尾：ドラマの重要なシーンでイントロが流れてきた時に「うわ～っ！」ってなりました！毎回、新鮮にビックリしています。
柴咲：私も毎回、心が高鳴ります。ドラマを通して、たくさんの方に聴いていただけたら嬉しいです！
――『恋のガイドブック』のMVはドラマ仕立てになっています。自分の役の紹介も含めて、MVの見どころを教えて下さい。
永尾：私はカフェの店員さんに思いを寄せる大学生役です。当初の設定では密かに思いを寄せる感じだったんですけど、ノートに店員さんの似顔絵を描いたりするような、大胆な子になりました。1番のサビに入るまでワンカット撮影で、緊張感はあったんですけど、楽しかったです。
――店員さんの似顔絵を描くシーンの話がありましたが、実はその似顔絵は…
永尾：スタッフさんが描きました（笑）
――と、りおちゃん自身がXで自白していましたよね（笑）
永尾：自白しました（笑）。MV撮影の前に送られてきたプランシートに、「永尾、店員の似顔絵を描く」と書かれていて、私は絵心がないので不安だったんですけど、撮影現場に行ったら似顔絵が描かれていたので、安心しました。私は描かれていた似顔絵をなぞっていただけです（笑）
――ノートに似顔絵を描いたのはスタッフさんですが、文字を書いたのは？
永尾：私が書きました！ノートの表紙に「デコレーションしてもいいよ」と言われたので、デコレーションもしました！
――似顔絵以外は、りおちゃん作ということですね。あかりちゃんの『恋のガイドブック』のMVでの役と、見どころを紹介して下さい！
柴咲：私は、「好き」というより「推し」という感情を抱く男性の店員さんと一緒に働く店員の役だったんですけど、推しの店員さんがやって来るシーンでは、大げさに「来た～！」という演技をしていました。MVの見どころは、メンバーの恋をしている表情です。ナチュラルで、かわいくて、このMVでしか観られない表情だと思うので、ぜひ観ていただけたら嬉しいです。
柴咲あかり・永尾梨央
――ファンの皆さんからも「メンバーみんなの表情がすごくよかった」というコメントがたくさん届いていましたね。そして、『それは好きってこと』ですが、こちらもラブソングかと思いきや、熱いメッセージソングだったので、ビックリしました。
永尾：ファンの皆さんもそうおっしゃっていました（笑）
――『それは好きってこと』を初めて聴いた時の感想は？
柴咲：私も『それは好きってこと』というタイトルだから、かわいい系の曲だと思っていたので、いい意味でのギャップを感じました。＜終わりあるから 今が美しい＞という歌詞が特に好きなんですけど、終わりがあるから色々な経験をしようと思います。
永尾：初めて聴いた時、みんなで泣きました。スタッフさんがリリックビデオみたいな感じで、歌詞を表示して曲を流してくださったんですけど、限りある命だから全力で生きていこう！という前向きな気持ちにさせてくれる、いい曲だなぁと思って…。
――自己肯定感が上がる曲ですよね。『それは好きってこと』のMVの見どころは？
永尾：一言で言うと、エモいです！あと、制服で撮影したパートと、新衣装で撮影したパートがあるんですけど、制服のパートではメンバーの関係性もわかると思うので、そこに注目していただけたらと思います。西原悠桜ちゃんと、河合ここゆちゃんが抱き合うシーンがあって、その撮影を見学していたんですけど、すごくよかったです。本番前の2人は「恥ずかしい～」「できな～い」とか言いながら、ゲラゲラ笑っていました（笑）
柴咲：りおちゃんが勇気を出して声をかけるシーンとか、エモい中にドラマ性もあるので、そこが魅力的だなと思います。あとは、よく走っています（笑）
●全国ツアーを通して成長や工夫を感じてほしい
――昨日（4月11日）、全国ツアー初日の大阪公演で『それは好きってこと』を初披露しましたが、いかがでしたか？
永尾：ステージからファンの皆さんが涙ぐんでくださっている姿が見えて、もらい泣きしそうになりながら歌っていたんですけど、この曲はファンの皆さんに「可憐なアイボリーは皆さんの味方です！」と伝える曲でもあると思うので、そのメッセージを届けることが出来たのかなと思って、すごく幸せでした。
柴咲：ライブを観てくださったファンの皆さんがSNSで「『それは好きってこと』を聴いて、背中を押された」とか「自分を好きになろうと思えた」とか、温かいコメントで溢れていて、すごく嬉しかったです。
――この記事の公開後、全国ツアーは福岡、名古屋、横浜と続きます。意気込みは？
永尾：もちろん私たちのライブを初めて観ていただく方にも楽しんでいただきたいですし、複数のライブを観ていただく方にも、ツアーを通して「歌い方が変わったなぁ」とか、公演ごとの成長や工夫を感じていただけたらいいなと思います。
柴咲：その地方の方言で歌ったり、煽ったり、セリフを言ったりする場面もあるので、そこにも注目していただけたらと思います。
柴咲あかり・永尾梨央
――最後に、読者の皆さんにメッセージをお願いします！
永尾：可憐なアイボリーは、HoneyWorksさんが楽曲をプロデュースしてくださっていて、バラエティに富んだ楽曲が揃っているので、絶対に刺さる曲があると思います。私たちもHoneyWorksさんの楽曲の世界観をお届けするために、全力でパフォーマンスしているので、一度ライブで体感していただけたら嬉しいです！
柴咲：メンバー12人みんな個性豊かな声をしているので、ぜひ好きな声のメンバーを見つけて、推しメンにしちゃって下さい！
永尾：私は『それは好きってこと』の中で、あかりちゃんのソロパートの「まだ不安な僕は おまじないかけた」が一番好きなんですけど、あかりちゃん自身もちょっとネガティブな部分があるから、その歌詞がすごく刺さったので、そこを聴いて、あかりちゃん推しになって下さい！
――りおちゃんから公式彼女のあかりちゃんへのラブコールのようなコメントをいただいたので、あかりちゃんから公式彼氏のりおちゃんへのラブコールもお願いします！
柴咲：例えば、私のことを好きになって、カレアイのライブを観に来てくださった方がいたとしても、りおちゃんを観たら、たぶん推し変してしまうぐらい歌声とパフォーマンス力とビジュアルが最高です！
――ありがとうございました！ラブラブですね～。私の願望ですが、今年メジャーデビューした可憐なアイボリーさんには、年末の「日本レコード大賞」の新人賞を受賞してほしいなと思っています。
２人：えーっ!? 嬉しい！
――カレアイさんがそのステージに立っている姿を観て、泣かせて下さい！
２人：頑張ります！
【取材・文・写真＝ポッター平井】
◆可憐なアイボリー オフィシャルサイト
◆メジャー1stシングル『それは好きってこと／恋のガイドブック』商品概要
6月4日(水)メジャー1stシングル「それは好きってこと / 恋のガイドブック」リリース決定！ | 可憐なアイボリー
◆『それは好きってこと／恋のガイドブック』5月のリリースイベント情報
メジャー1stシングル「それは好きってこと / 恋のガイドブック」5月のリリースイベント情報解禁！ | 可憐なアイボリー
◆『それは好きってこと』MV
◆『恋のガイドブック』MV
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