📎 【ライブレポ】シンガーソングライター由薫 一夜限りのワンマンライブ “After Sun”ライブレポート

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シンガーソングライター由薫 一夜限りのワンマンライブ “After Sun”ライブレポート

シンガーソングライター、由薫の一夜限りのワンマンライブ「After Sun」が代官山UNITで行われた。期待が充満するUNITに由薫が登場し、「1、2」とカウントアップして、最新アルバム「Brighter」に収録され、ONE OK ROCKのToruがプロデュースを手掛けた「No Stars」からライブをスタートさせた。

由薫の「本当に楽しみにしてきたんです。一夜限りなので何も残さずに帰ろうと思います。スタッフ、バンドメンバーも一生懸命準備してきました」というライブ序盤の発言を裏付けるように、一夜限りのワンマンをいかにスペシャルなものにするか、という意識が終始感じられた。

由薫が「自分が一番遠くから来たんじゃないかっていう人?」と尋ねると、韓国、鹿児島、札幌から来たオーディエンスが名乗り出た。「一人ひとり目を合わせてこの曲を歌いたいと思います。ちょっとおしゃれな感じにしちゃったよ(笑)」と言って演奏されたのは人気曲「E Y E S」。メロウなバンドアレンジがなされた「E Y E S」のグルーヴにオーディエンスは気持ちよさそうに揺れていた。

「my friend」で「四六時中 時を止めたい」と由薫が歌うとバンドの演奏が止まった。しばしの無音状態を経て、「デビューから2年が経つとこういうことができるようになります。 (笑)」といたずらっ子のように言うと、無音状態からバンドメンバーがハープのような美しい音を鳴らした。最後は由薫のハミングのような歌に合わせてフロアからシンガロングが巻き起こった。

ピアノが厳かに響く。代表曲「星月夜」だ。月夜を思わせる青白いライトに照らされた由薫は曲に込めた想いを一個ずつ丁寧に届けるように言葉を紡いでいった。「あなたが 照らし続けてる 星降る夜に」と最後のフレーズを歌い切ると、場内に極上の余韻が漂った。

最新EPのタイトル曲「Sunshade」の披露後、EP『Sunshade』をリリースしたことや今年の夏はすごく暑くてひまわりを目にすることが多かったという話をした由薫。「花が咲くことは音楽と通じる。曲を作る過程は種を作っているようなもので、その種がいろいろなところに届いて花咲かせるのが私にとって音楽をやる意味」だと伝えた。「この曲たちに花を咲かせたい」という想いで今回の「After Sun」を企画したと明かして、「たくさん愛を受けてここに立ってるって思って聞いてほしい」とオーディエンスに語りかけ、最新曲「勿忘草」を披露。
「無駄なんてない そう君が掬い上げたあの種 今ね 咲きそうだよ」
自らの想いを込めた音楽が一人ひとりに伝わり花が咲いてほしい、そんな願いが漂った「勿忘草」だった。

アコースティックギターを爪弾きながら、「ミュージシャンにとって一番幸せなことは自分が蒔いた種が多くの人に届いてたくさん咲くことだと思うんですが、それだけじゃなく花が自分自身に咲いてくれることもあります。10代の時に作った曲が大人になった自分に語りかけてくれることもあって」と言って、デビュー前に書いた曲「風」を歌い始めた由薫。言葉一つひとつを噛みしめるように自らのギターと歌で届けたこの歌もこの日のハイライトのひとつだった。本編ラストは「ツライクライ」。君をツライクライ愛する人になっていた、と繰り返す歌声でオーディエンスへのメッセージを届けた。

アンコールでは「ライブをやる度に前に進んでいるところをお見せしたいと思って新曲を持ってきちゃったんです。自分でひとつブレイクスルーできた曲かなって思います。曲を聞いてもらって次を楽しみにしてもらいたい。」と宣言し、ダイナミックなバンドサウンドが映える新曲を披露した。

最後の曲はEP「Sunshade」収録曲「もう一度」。由薫が「シンガロング曲なので、みんなの声を浴びせてください」と声高らかに歌い始めた。ハンドクラップが巻き起こる中、ハンドマイク姿でオーディエンスに近づき、躍動感あふれる歌を聞かせた後、笑顔で「いくよ!」と言ってマイクをフロアに向けると大きなシンガロングが響き渡った。

バンドメンバーと手を繋いでおじぎをした後、満面の笑顔で「みんなに誇りに思ってもらえるようちゃんと前を向いていたいなと思いました。」と告げて去っていった由薫。今後の活動の示唆も含めて、まだまだ前進した姿を見せてくれそうだ。
(文:小松香里)

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●由薫 Live “After Sun”
11/1(金)代官山UNIT セットリスト
1. No Stars
2. Blueberry Pie
3. Clouds
4. Blue Moment
5. sugar
6. Swimmy
7. EYES
8. my friend
9. 星月夜
10. Sunshade
11. 勿忘草
12. 風
13. ヘッドホン
14. ツライクライ

Encore
E1. (新曲)
E2. もう一度

●由薫 Live “After Sun”プレイリスト 公開中
https://open.spotify.com/playlist/7gxsDhjzyV0OtaC41EmDec?si=d223d4f521724b8f

︎RELEASE INFORMATION

シンガーソングライター由薫 一夜限りのワンマンライブ “After Sun”ライブレポート

EP『Sunshade』
Digital EP 配信中
DL/STはこちら
https://lnk.to/yu-ka_sunshade-ep
<収録曲>
1. 勿忘草 (『本山製作所』CMソング)
2. もう一度 (『本山製作所』CMソング)
3. Clouds
4. ツライクライ
5. Sunshade (TBS系金曜ドラマ『笑うマトリョーシカ』主題歌)
「Sunshade」のほか、6月に行われたツアー内で披露され話題となった「もう一度」、ONE OK ROCKのToruと共作した「ツライクライ」、先日先行リリースされた壮大なバラード「勿忘草」、全編英詞のインディーポップトラック「Clouds」など、全5曲が収録される。ソングライティングはブラッシュアップされ、由薫の多岐に渡る音楽性を感じられるEPとなっている。

︎BIOGRPAHY

シンガーソングライター由薫 一夜限りのワンマンライブ “After Sun”ライブレポート

2000年・沖縄生まれ、次世代のシンガーソングライター。幼少期をアメリカ、スイスで過ごす。15歳でアコースティックギターを手にし、17歳でオリジナル楽曲の制作を開始。かねてから映画や本が好きで、その頃に見つけた映画の主題歌を作るというオーディションで特別賞を受賞したことが現在の活動を始めるきっかけとなる。
2022年6月に楽曲「lullaby」でメジャーデビュー。
2023年2月にリリースした「星月夜」はドラマ『星降る夜に』主題歌に抜擢。各種チャート1位を獲得し、デジタル累計再生数が4億再生を突破。5月にはメジャーデビュー後初のDigital EP「Alone Together」をリリース。
2024年1月に1st Album「Brighter」をリリース。昨年に続きアメリカ・テキサス州で開催されたSXSWへの出演と、LAでのワンマンライブの開催も決定するなど、国内外で注目を集めている。グローバルなセンスを持ち合わせた洋楽と邦楽の間を漂うような音楽スタイルで、彼女自身も変化を続けながら音楽を届けていく。

︎HP / SNS

・Official Site:https://yu-ka.jp/
・YouTube:https://www.youtube.com/c/yukaYTchannel
・Instagram:https://www.instagram.com/yukayu_ka79/
・Instagram(Staff):https://www.instagram.com/yu_ka.staff/
・X:https://x.com/yukayu_ka79
・TikTok:https://www.tiktok.com/@yuuka_0709

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