歌手の吉川茉優さんが2月24日、デジタルニューシングル「雪時計」をリリースする。
前作「言えないリクエスト」から4か月ぶりにリリースする本作は吉川茉優にとって初めてとなるウィンターソングとなる。
コメントが届いたので紹介する。
Comment from 吉川茉優
初めてのウィンターソング『雪時計』配信リリースさせて頂きます!
別れた恋人を忘れられずあの頃に戻りたいと心の中で密かに願ってしまう、そんな気持ちを綴りました。
私は雪国秋田出身なのに寒いのは大の苦手ですが、冬独特の風情が大好きです。そんな切なくて儚くて人肌恋しくなってしまう冬の表情を『雪時計』で感じて下さい!
もう春が来そうな勢いですが、、、冬が終わる前に沢山聴いてください!そして冬があけた後も、また来年の冬も聴きたくなってほしいです!
Comment from Mitsuo
いつもこの作曲者コメントを書いてて思います。「これでいいのか」と。
毎度結構テキトーな事書いてる割に、修正も入らずちゃんと載ってます。YU-Mは懐が深い会社だなと思います。YU-Mが「やべぇ程・器が・マリアナ海溝」の頭文字だと知ったのは最近の事です。(注:嘘です)
さて、2024年最初のシングルとなりました。「雪時計」もう聴いていただけましたでしょうか。私は聴きました。それはそう。
この曲は去年の暮れに「ゆるいヒップホップ」をテーマに作ったんですが、作った後しばらくは聴けずにいました。理由は、なんとなく怖かったからです。
曲を作ってる時というのは「ひゃっほう!いいじゃん!ひゅー!!」と思って作ってるのですが、そういう時は大体冷静さを欠いているので、落ち着きを取り戻したあとで聴くと「え、待って。マヂ無理。。。」ってなることが実はめちゃくちゃ多いんです。
今回も例に漏れずそうなんじゃないかと、心のどこかで思っていました。
年末年始に、実家の在るあ゛お゛も゛り゛(全部濁点がつきます)に帰った時、ふとこの曲を思い出して、自分でふたたび聴くに至りました。
雪景色の中で聴いた「ゆるヒップホップ(仮)」は、さだまさしの「北の国から」のテーマにも引けを取らない、Amazing Winter Songでした。ホッと胸をなでおろすと同時に「雪の歌だったんだ~」と、自分でも驚く発見がありました。
吉川さんはさすがです。作曲者が右往左往している間に、彼女はおそらくとっくに「雪の歌じゃん」と気づいていたのでしょう。これは私が以前から皆さんに訴えている、彼女の特殊能力だと思います。完璧に拾ってくるんですよ、あの人は。作曲者が気づいてないところまで。2001年から10年連続でゴールドグラブ賞
を受賞したマリナーズ時代のイチローくらい拾ってきます。ちょっと怖いです。
そんなわけで、仕上がりました「雪時計」。
ぐーっと胸に来る切ない歌詞と、落ち着いたメロディのコントラストが印象的な、なかなかリッチな曲に育ってくれたなと思います。吉川さんのラップ部分がとてもエモくて、寂しくて、特にお気に入りです。
みなさんも愉しんでいただけると幸いです。
・-・・ ・・・- -・-・- ・-・-・尚、2月23日に東京・ロフトヘブンで開催される単独ライブ「吉川茉優Re:1stLIVE 正夢」内にて初披露を行う予定とのこと。
配信URLまとめ
吉川茉優/雪時計 (読み:ゆきどけい)
New Digital Single 2024.02.24 release
ライブ情報
吉川茉優Re:1stLIVE 正夢
2月23日(金・祝)①開場14:00/開演14:30 ②開場17:30/開演18:00
東京・ロフトヘブン
BIOGRAPHY
吉川茉優
1998年5月28日生まれ。秋田県出身。
吉川茉優 よしかわまゆ 1998年5月28日(24歳) 秋田県出身
中学生時代から地元秋田のグループpramoのメンバーとしてアイドル活動をスタート。2017年2月にオーディションを経てアップアップガールズ(2)の結成メンバーとなった。マシュマロボイスと呼ばれる特徴的なボーカル、170cmのスタイル、トレードマークのポニーテールで結成当初からアプガ(2)のエースとしてグループを牽引してきた。活動を続ける中、歌の表現力は急上昇。かわいさ、しなやかさ、かっこよさを伝えられるボーカリストとして成長を遂げた。2022年3月20日には、自身が作詞を務めたソロ曲「恋藍」を配信リリース。そして、5月22日にCLUB CITTA'で行われたアプガ(2)のワンマンライブ『アップアップガールズ(2)春ツアー 〜2022年はニキの年!ファイナル!〜 ー吉川茉優卒業公演、そして新体制へー』をもってグループを卒業。ソロアーティストとして新たな一歩を踏み出すこととなった。歌とダンスを通じて感情を伝えるシンガー、吉川茉優のこれからの活躍に注目してほしい。