3月13日、ソロアーティストの吉川茉優さんのデジタルシングル「黄色(読み:きいろ)」がリリースされた。
本作は自身が作詞を手掛けた切ないラブソングとなっている。
コメントが届いているので紹介する。
Comment from 吉川茉優
新曲『黄色』の作詞を担当しました!
誰かを信じて、裏切られたこと、求めたり、求められたこと。
進もうとする事で傷ついたり、幸せだったり、疑ったり。
そこには色んな気持ちが隠されていて、バレたくないけど、気づいて欲しくて、複雑な恋心を歌詞にしました。
『黄色』の彼女はいつもとは違う優しいキスで伝えたかった。
儚いお別れを選んだ強くて弱い彼女の気持ちを胸に歌いました。
今悩んでる人が、いつかそんな事もあったなって、笑える日がきますように!是非聴いて下さい!
Comment from Mitsuo(赤羽ニューロマンチカ)作詞
この曲を作っている時「ここはきっとこういう歌詞だな」と、自分の中だけで勝手に思っている部分があった。
それはサビ終わり、低音からの、急な高音のロングトーン。
私は、頭の中で「大人になる~の~♪」と仮の歌詞を定めていた。
何がどう大人になるかは解らんけど、とにかくそう定めていた。
もしこの箇所に、まるっと単語を当てはめると、例えばつまり「マーボーどう~ふ~♪」にしてしまうと、これでは全く締まらない。
圧倒的に「ふ」の字が浮いてしまう。
「ロングトーンは絶対終助詞で、それも、な行であれば理想だな」と考えていた。
しかし、悲しいかな。
曲作りを終えて浮かれきった私の頭からは、そのことはすっかり抜け落ちてしまっていた。
それを思い出したのは、曲を提出してから少し経ってからだった。
当然、吉川さんにはなんの伝達もしていない。
作曲者の意図は(こと汲み取りづらい物に関しては)前もって作詞者に伝えるのが礼儀だと日頃考えていたので、「やべえ!!!!」と思った
かどうかは知らないが「あ。」とは思った。
しかし、そんな私の心配は、直後に送られてきたボーカルデータを聴いて、すぐに杞憂だったと知った。
同時に「ああ。曲を汲み取り、シンクロできる方なんだなあ」と、深く感じ入った。
何も注文していないにも関わらず、そこには、私が想定していた、な行終助詞のロングトーンが在ったのだった。
その曲を深く知って、命を与えてやること。
曲を愛し、曲に愛されるということ。
そういうことができる人は、きっととても限られている。
誰にでもできることじゃないのだけ
ど、吉川さんは、私が知る数少ない、そのタイプの人だと確信している。
吉川茉優
New Digital Single 2023.0308 release
黄色(読み:きいろ)
【配信URLまとめ】https://linkco.re/VmG1EpFD
BIOGRAPHY
吉川茉優
1998年5月28日生まれ。秋田県出身。
吉川茉優 よしかわまゆ 1998年5月28日(24歳) 秋田県出身
中学生時代から地元秋田のグループpramoのメンバーとしてアイドル活動をスタート。2017年2月にオーディションを経てアップアップガールズ(2)の結成メンバーとなった。マシュマロボイスと呼ばれる特徴的なボーカル、170cmのスタイル、トレードマークのポニーテールで結成当初からアプガ(2)のエースとしてグループを牽引してきた。活動を続ける中、歌の表現力は急上昇。かわいさ、しなやかさ、かっこよさを伝えられるボーカリストとして成長を遂げた。2022年3月20日には、自身が作詞を務めたソロ曲「恋藍」を配信リリース。そして、5月22日にCLUB CITTA'で行われたアプガ(2)のワンマンライブ『アップアップガールズ(2)春ツアー 〜2022年はニキの年!ファイナル!〜 ー吉川茉優卒業公演、そして新体制へー』をもってグループを卒業。ソロアーティストとして新たな一歩を踏み出すこととなった。歌とダンスを通じて感情を伝えるシンガー、吉川茉優のこれからの活躍に注目してほしい。