十五少女、大人になると忘れてしまう思春期の儚さと深さを歌った新曲「Eureka（エウレカ ＝ 何かを発見した時の感嘆詞）」をリリース！MVも同時公開。

本日、リリースとなった最新シングル「Eureka」は、「Alien」「アトム」「春とレム」に続き、宇宙をテーマにした５ヶ月連続リリースの第４弾。同シリーズの楽曲はすべて、今年、続々と発表される前日譚小説のテーマソングとして制作され、8月10日には、６曲入りＥＰ「ASTRONOTES」としてリリースされる。

作詞曲は、オルタナティヴなロック・サウンドに乗せて哲学的な言葉を奏でる「ichica」が手掛けた。「エウレカ」という言葉は、古代ギリシャ語で「ついに、私は見付けたぞ！」というニュアンスを持つ感嘆詞。この歌の主人公は、夜空を見上げた時に『憧れ』よりも『諦め』を感じている。宇宙は今なお広がり続け、それのある空間があって、そのまた先に空間があって……つまり、自分たちが現在（イマ）何処にいるのか？さえ分かっていない無知な人類が、宇宙の理を知ったような気で過ごす “普通じゃない普通” に違和感を覚えている。

同時に発表されたMVでは、宇宙を舞台に、この主人公にとっては『救い』や『真理』とも取れる『諦め』を描き、思春期の儚さと共に大人になると忘れてしまう多感な時代特有の深さを表現している。

Eureka - Music Video（YouTube リンク）

ボカロPとしても活躍する「よたばいと」が映像監督を務め、宇宙空間を進んでいるのか、止まっているのか、あるいは、落ちているのかさえ分からない５人（今回の歌唱メンバー）の姿が描かれている。懐中時計が象徴的なイラストは、ichicaの盟友で、SFとKAWAIIを併せ持ちながらシリアスでストーリーテリングな画風で人気を博すイラストレーター「KICO」が手掛けている。

映像にも登場するキャラクターのデザインは「ケイゴイノウエ」、十五少女フォントは「ゆうたONE」によるもので、大胆不敵で緻密なカバーアートも、十五少女の全グラフィックを担ってきたこの２人のタッグによるもの。

時にか弱く消え入りそうで、それでいて、不意に力強く響く歌声からは、諦めの奥にくすぶっている生きるために必要な無力さへの内向的な怒りを感じる。浮遊と沈着を繰り返しながら、彼女たちは、何を発見したのだろうか。

十五少女 / INFO

New Digital Single「Eureka」

2022年7月6日(水) OUT

DL/Streaming：

https://15shoujo.lnk.to/eureka

『treeで前日譚小説 / 無料web連載開始』

街と歌。

現実と虚構。

セカイとあなた。

十五少女の大人バス乗車前夜。

作：円居挽　 /「ルヴォワール」「キングレオ」シリーズ

望月拓海 /「毎年、記憶を失う彼女の救いかた」など

https://tree-novel.com/works/96b8b411b4810f421a503bb4ac16a8f7.html

- - - - -（十五少女とは？）

大人になる瞬間があるって信じてるのは、子供だけだ。

エイベックス/講談社/大日本印刷（DNP）による『音楽×仮想世界プロジェクト』。１５人の仮想少女が紡ぐサイバーパンク・ジュブナイル。音楽アーティストとしては、嘘が許される2021年4月1日に、アーティスト白神真志朗作の「逃避行」でメジャーデビュー。“少女”という名前からは掛け離れたディープな音楽性と透き通った歌声がつむぐ退廃的な歌詞というコントラストで瞬く間に耳の肥えたリスナーの傾聴を集め、LINE MUSICのリアルタイムランキング２位を獲得した。終わらない夏の終わり8月32日（9月1日）には、新進気鋭のボカロP『かいゑ』をプロデューサーに迎えた死がテーマのE.P.「HATED（DEATHのアナグラムになっている）」をリリース。半透明な存在である彼女たちは、存在しないはずの時間軸で、このセカイとよく似た世界に確かに存在する“誰か”の“場合”を代弁する。

HP：

https://15sj.xyz/（プロフィールから各キャラクターの「声」が聞ける）

参加声優（五十音順 / 歌唱担当は別途）：

小椋美安加（辰見アクア役）/ 木戸衣吹（未森エリカ役）/ 小茅楓（戌井ラブリ役）

佐藤日向（竹虎レオナ役）/ 城崎琳子（猿飼サキ役）/ 鈴木杏奈（秋子ナミ役）

芹澤優（白鳥アリス役）/ 富田美憂　（巳叉メメ役）/ 日原あゆみ（伊田知リン役）

藤寺美徳（秋子エミ役）/ 星希成奏　（卯都木シスイ役）/ 前田佳織里（馬場園カコ役）

Machico（猪野アン役）/ 矢野妃菜喜（牛林ウタ役）/ 山田麻莉奈（猫山シヲン役）

twitter：
@15shoujo