Re:INCARNATION、新メンバー2人を加え、6人編成でスタート!新衣装のテーマはウェディング!!!!!! - 日刊エンタメクリップ

Re:INCARNATION、新メンバー2人を加え、6人編成でスタート!新衣装のテーマはウェディング!!!!!!

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Re:INCARNATION、新メンバー2人を加え、6人編成でスタート!新衣装のテーマはウェディング!!!!!!

4月23日(土)、Re:INCARNATIONが池袋BlackHoleを舞台に「X-DAY〜Re:INCARNATION主催公演 vol.5」を行った。ゲストに、CANDY GO!GO!、香月友梨奈、ATLEPYが参加。この日より、Re:INCARNATIONに新メンバーとして犬山緋菜/藤咲あやが加入。新体制お披露目公演は、Re:INCARNATIONの最新ナンバー『Dear Darlin'』から幕を開けた。

舞台上に姿を現した彼女たちは、真っ白いウェディングドレスをベースにした新衣装姿。モチーフになったのが、ウェディングをテーマにした最新曲の『Dear Darlin'』。Re:INCARNATIONといえばダークでロックな印象を強く与えてきたユニット。でも、現在の第二期メンバーになって以降は、メンバーたちの陽気な個性を反映するように、明るく開放的なロックナンバーも積極的に取り入れてきた。その最もたる進化を示したのが、この日のライブの冒頭を飾った『Dear Darlin'』になる。始まりの時点では、まだ新加入のメンバーを抜いた4人編成だ。でも、真っ白い衣装を身につけたメンバーたちの華やかな姿に、フロア中の人たちが早くも嬉しい驚きの反応を見せていた。晴れ渡る世界へと連れだす楽曲に乗せ、愛らしい歌声で想いを届けるメンバーたちの眩しい姿へ、会場中の人たちが熱い視線を向けていた。

『Dear Darlin'』が示すように、今のRe:INCARNATIONは新たなフェーズへ突入し始めている。結成当初から持っていたROCK IDOLというコンセプトを軸に据えながら。そこへ、今のメンバーの魅力を活かす色を少しずつ塗り重ね、Re:INCARNATIONを着実に進化させている。続く『My Life,Your Life』も、エモく開放的なロックチューン。彼女たちは強い意思を胸に、視線の先に広がる未来を見据えながら、夢や希望を込めた思いを晴れた表情で歌っていた。今のメンバーたちの歌声は、とても開放的だ。だからこそ、心解き放つ歌がとても似合う。

ここで、犬山緋菜と藤咲あや、2人の新メンバーを招き入れた。藤咲あやはすでに涙ぐんでいる。対して犬山緋菜は、意外とサバサバしている。そこに、2人の新メンバーの個性の違いが見えてきた。

ここからは、現在に至るまでのRe:INCARNATIONの歩みを支えてきた曲たちをラインナップ。長く歌い継いできた曲たちを新体制の6人で歌うことで、どんな風にRe:INCARNATIONが進化したかを、彼女たち自身がライブ姿を通して示してきた。

6人体制の始まりを告げたのが、Re:INCARNATIONの初ライブでも冒頭を飾った『REINCARNATION』。自分たちの生きざまを示した楽曲を、新体制の始まりでも彼女たちは突きつけた。2人増えただけなのに、ステーシの上から伝わってくる圧が一気に増していた。いや、圧と言うよりは華やかさと言ったほうが正しいだろう。まさに、生まれ変わった姿を、6人はライブを通して見せてゆく。破壊力満載の激しい楽曲の上で見せた凛々しい歌声や躍動したパフォーマンスからは、迫力はもちろん、これまで以上にカラフルな色を放つ姿が見えてきた。

Re:INCARNATIONの音楽性に大きな変化と進化を与えたのが、『Memories』。最近の、晴れ渡るロックな音楽スタイルを築くきっかけになった楽曲だ。舞台の上で、大きく華やかに歌い躍る彼女たち。今のRe:INCARNATIONには、気持ち解き放つエモい青春ロックナンバーがとても似合う。そう思わせるパフォーマンスを、新体制のRe:INCARNATIONは見せていた。6人編成初ライブということでの爪の甘さも確かにある。それを抜いてでも、笑顔ではしゃぐ彼女たちの姿を見ていたら、これからのRe:INCARNATIONの進むべき道筋がどこなのかが、しっかりと伝わってきた。

Re:INCARNATIONのライブをずっと支え続けてきた『信じてる-keep on going-』が何時も以上に爽やかに感じるのは、新メンバーを加えた今のRe:INCARNATIONが正当派なアイドルの魅力も歌声や仕種に備えているからだ。もちろん、今の6人の心にも熱いロックの魂は宿っている。むしろ今のRe:INCARNATIONは、王道アイドルらしささえ懐へと飲み込んで独自の色に塗り替えようとしている。まさに、王道や正当派さえ喰らってこそ、もう一つの王道(邪道)が生まれるんだとでも言うように…。

最後に歌ったのが、昨今のRe:INCARNATIONらしさを映し出したエモーショナルでラウドな『X-DAY』だ。胸の内から沸き立つ熱いエナジーを、彼女たちはステージの上から思いきり降り注いでいた。凛とした表情の中に胸をキュンと騒がせる愛らしさを覚える。激しく攻めるだけがロックじゃない。見ている人たちみんなの感情を熱く、エモく騒がせる。何より、その姿へ心酔したくなる。鈍いながらも、未来に期待したくなる輝きを今のRe:INCARNATIONは見せてくれた。音が止まったとたん、フロアから「格好いい!!」という声が漏れていたのも納得だ。

新章となる、6人編成のRe:INCARNATIONの物語がここから始まった。Re:INCARNATIONという長い物語の中、どんな心躍らせるエピソードを新章に書き記してゆくのか、楽しみに見ていこうか。

TEXT:長澤智典

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