
ライブアイドルの創成期からアイドルシーンを盛り上げ、駆け抜けてきたグループが、ついにその歴史に幕を下ろした。
2006年に結成されたアイドルグループ「FEAM(フィーム)」。ダンス&ボーカルユニットとして活動し、情熱的な恋愛ソングや前向きなメッセージを込めた応援ソングなど、数多くのオリジナル楽曲を発表。ライブハウスを中心に精力的なライブ活動を展開してきた。
メンバーの加入や卒業、活動休止、再始動など、さまざまな変遷を経ながらも活動を続け、現在はYUKI、RINAが中心となり活動。さらに今回のラストワンマンライブに向け、過去に卒業したMIYUがサポートメンバーとして復帰。作詞や衣装デザイン、振り付け、演出などをメンバー自身が手掛けるセルフプロデュースにも取り組み、独自の世界観を築き上げてきた。
そんなFEAMが、結成20周年を迎える2026年11月8日、東京・原宿RUIDOにて「FEAM 20th Anniversary FINAL STAGE『ありがとう。』」を開催。約20年にわたる活動の集大成となる、最後のワンマンライブに臨んだ。
当日は現メンバーのYUKI、RINAに加え、サポートとして復帰したMIYUの3人がステージに登場。さらにAYUMI、MAI、OBACHIといった歴代メンバーも参加し、これまでFEAMを繋ぎ、支えてきたメンバーたちが集結する、20周年の節目にふさわしい特別な一日となった。
20年の想いを乗せた圧巻のオープニング

開演時間となり、満員のファンが待ちわびる中、ステージに現れたYUKI、RINA、そしてMIYUの3人。ライブの幕開けを飾ったのは「The future would of Feam」、そして「TIME」。
最初のMCでは、自己紹介に続いてYUKIが「本日はFEAMのファイナルステージにお越しいただきありがとうございます。限られた時間と限られた曲数で、皆様に最後まで楽しい時間をお届けしたいなと思っております」と挨拶。
その後は恋愛ソングブロックへ。「禁断deja-vu」「KEMONO」「エクスタシー」「じれったい純情」と立て続けに披露し、大人びたセクシーな表情で観客を魅了。会場のボルテージを一気に引き上げた。
メッセージを歌い届けるFEAMの真骨頂

ライブ中盤のパワーソングブロックは、「Earth~丸い地球に片隅はない~」からスタート。力強いパフォーマンスにファンも熱狂の嵐で応える。
続くメドレー(命の地球〜進歩という名の代償〜これから生まれてくる瞳のために〜KIDS~僕が守るよ~)から「Dear Children」を経て、「明日へ」ではメンバーもファンも一緒になってタオルをぶん回し、会場はさらなるヒートアップを見せた。
歴代OGとの胸熱コラボレーションと、未来への思い

そしてライブは、この日だけの特別なステージへと突入する。これまでグループを支えてきた歴代OGメンバーのAYUMI、MAI、OBACHIが、この日のために駆けつけたのだ。
AYUMIを迎えての「さよならのMoment」、MAIとの「人生ゲーム」、OBACHIとの「Delightful」と、それぞれの時代を彩った楽曲が当時の面影と今のFEAMの力強さが交差する形で披露されていく。
MCを挟み、再びOGの3人をステージに呼び込むと、最初で最後となる6人全員での「君の未来を愛してる」をパフォーマンス。20年というグループの歴史が一本の線で繋がった圧巻の瞬間だった。
歌唱後のMCでは、メンバーそれぞれが今日この日を迎えた感想と、これからの未来に向けた思いを語った。
MIYU「今日は20周年ワンマンライブ、そしてラストライブに来ていただき本当にありがとうございます。そしてYUKIさん20周年おめでとうございます。YUKI・RINA長い間お疲れ様でした。ただのアイドルファンで、ただのFEAMファンだった私がこの場に立ってるのってすごく不思議なことだなと振り返って思います。FEAMがなかったら私はこの業界に絶対に足を踏み入れてないので、オタク人生で終わってたと思うので、本当に人生を変えてくれてありがとうございます。FEAMをやるにつれていろんな経験をして、自分の考え方とかすごく洗練されてきて。グループ活動は今日でここでおしまいなんですけど、いろいろやりたいことができたのでそれに向かって頑張っていきたいと思います」
RINA「18年とすごい長い時間やってきたなと思って、ありがとうございました。私はすぐ舞台本番があったり、歌のコンサートがあったり、配信で見れるドラマみたいなのに出たり、みんなに会えることが一番あると思います。ライブ以外の佐藤(RINA)もこれからもよろしくお願いします」
YUKI「今日はFEAMの20周年ワンマンライブファイナルステージにお越しいただいてありがとうございました。YUKIが唯一FEAMの初期メンバーとしてやらせてもらってて、ここの会場(原宿RUIDO)を選んだのは、FEAMのデビューした場所ということで、ここでファイナルを迎える決断をして、今日こうやってたくさんの方が来てくれて本当にうれしく思います。ありがとうございます。20年やってて、ファンの方と近い距離ですから、楽しいことももちろんたくさんあったけど、つらいこともあって活動休止もあって、リラックスタイムがあったんですけど……歌声大好きと言ってくれる空間がとても好きでした。ありがとうございます。本当にFEAMの曲が大好きで、だから1人でも歌い続けたいと思います。皆さんの心にはずっとFEAMが居てくれたらなと思っております」
挨拶の最中、YUKIが感極まり涙を流すと、すかさず他のメンバーがタオルでYUKIの涙を拭う微笑ましくも温かい場面も見られ、長年連れ添ったメンバー間の強い絆を感じさせた。

最後の最後まで「アキラメナイキモチ」

感動のMCを経て、ライブ本編もいよいよ終盤へ。「雨のエチュード」「Reignite~燃え上がるキモチ~」を熱唱し、本編のラストを飾ったのは「アキラメナイキモチ」。グループの生き様そのものを体現するような渾身のパフォーマンスでステージを後にした。
アンコール:ファンからの感謝状と大団円

本編終了後、会場からは鳴り止まないアンコールが巻き起こる。ファンの声に呼ばれ再びステージに登場したメンバーは、「光の景色」「神様がくれた日々」を披露。ここで、長年応援し続けてきたファンからメンバーへ、サプライズで花束と感謝状が贈られる感動的な一幕もあった。
20年間の集大成、泣いても笑ってもこれがFEAMとしての最後の1曲。選ばれたのは「MY DREAM 2020」だった。
「みんなが知ってるFEAMになる」――Famous Dreamを掲げ、2006年から走り続けたアイドルグループ・FEAM。何度も立ち上がり、独自の道を切り拓いてきた彼女たちの20年間のステージは、たくさんの愛と感謝、そして「アキラメナイキモチ」に包まれたまま、美しく幕を下ろした。

【セットリスト】
FEAM 20th Anniversary FINAL STAGE『ありがとう。』
2026年11月8日(日) 東京・原宿RUIDO
- The future would of Feam
- TIME
<MC> - 禁断deja-vu
- KEMONO
- エクスタシー
- じれったい純情
<MC> - Earth~丸い地球に片隅はない~
- メドレー (命の地球〜進歩という名の代償〜これから生まれてくる瞳のために〜KIDS~僕が守るよ~)
- Dear Children
- 明日へ
- さよならのMoment(with AYUMI)
- 人生ゲーム(with MAI)
- Delightful(with OBACHI)
<MC> - 君の未来を愛してる(6人全員)
<MC> - 雨のエチュード
- Reignite~燃え上がるキモチ~
- アキラメナイキモチ
EN1. 光の景色
EN2. 神様がくれた日々
<MC>
EN3. MY DREAM 2020







































