小芝風花 主演ドラマを経験し大人へ成長! “少しでも誰かの心に残るような演技がしたい!”と宣言

2017年8月に、NHK BSプレミアムで放送される時代劇『伝七捕物帳2』、そして、NHK総合で原爆を題材にしたヒロシマ8.6ドラマ『ふたりのキャンバス』に出演する女優の小芝風花さんに日刊エンタメクリップ取材班は直撃した。

<時代劇『伝七捕物帳2』の出演について>

■『伝七捕物帳2』の役どころを教えてください

小芝風花:前作の『伝七捕物帳』に登場した小春さんの姪っ子の小夏を演じます。小春さんが嫁いで行ってしまったので、変わりに菊乃屋に働きに来てるすごく元気な女の子の役です。

■着物を着ての演技はいかがでしたか?

小芝風花:お着物はすごく大好きなので動きにくいということは無かったんですが、本当に元気な女の子で、時代劇の今までの役柄って上品な役が多くて、連続テレビ小説『あさが来た』に出演した時は上品に手を組んで歩くような感じのお嬢様を演じていたんですけど、中村梅雀さんに“手! 前で組むの禁止!”と言われて、本当にはっちゃけた感じでした。こんなに元気で大丈夫なのかなというくらいです。

■中村梅雀さんとの共演はいかがでしたか?

小芝風花:すごくたくさん話しかけてくださって、時代劇好きなんですけど、(時代劇の演技は)あまり慣れていなくて色々アドバイスをくださいました。話し方とか時代劇というものにとらわれないで今の普通の風花ちゃんのままで反応していいからとか、元気よくがんばろう!って声をかけてくださいました。回が増すごとに褒めてくださったりもして梅雀さんの言葉にやる気が出ました。

■中村梅雀さんの岡っ引き姿はどうでしたか?

小芝風花:すごくかっこ良かったですよ。やっぱり様になっているというか、テレビで見てたまんまだ!って感じでしたね。

■ベンガルさんとの共演シーンはいかがでしたか?

小芝風花:ベンガルさんはすごく物腰が柔らかくて、いろいろ演技についてお話させてもらいました。

■『伝七捕物帳2』の見所を教えてください

小芝風花:毎回事件が起きるんです。結構重いシーンもあるんですけど、私が登場するシーンは箸休めというか、ちょっとクスッと笑えたりとか、ちょっと張り詰めたものがフッと力が抜ける瞬間になればいいなって思いながら演じていたので是非観て欲しいです。

小芝風花

小芝風花さんが出演している時代劇『伝七捕物帳2』は8月4日(金) よる8時からBSプレミアムで放送開始される。

『伝七捕物帳2』

8月4日(金)スタート
BSプレミアム毎週金曜 よる8時【連続8回】
http://www.nhk.or.jp/jidaigeki/denshichi2/

<ヒロシマ8.6ドラマ『ふたりのキャンバス』について>

■ヒロシマ8.6ドラマ『ふたりのキャンバス』の主演が決まったときのことを教えてください。

小芝風花:ドラマで主演を務めさせて頂くのが初めてだったので、すごく嬉しくて、でもやっぱり原爆をテーマにした題材なので、私が演じて大丈夫なのかなという不安もありました。実際に基町高校という学校で美術部が取り組んでるものなので、今まで取り組みに参加してきた高校生とか被爆者の方の想いとかを少しでも表現できたらいいなってすごく思いましたね。

■役どころを教えていただけますか。

小芝風花:私が演じる柳井里保は本当に普通のどこにでもいるような普通の女子高生で、特に大きな特技があるわけでもなく、成績も普通で、少し大人びた同級生に憧れを持ったりとかもするし、自分が漠然と将来どうなるんだろうっていう悩みもあるし、等身大の女の子です。

■今回の作品に出演するにあたってどんな心境で挑みましたか?

小芝風花:この取り組みに参加してきた方たちの気持ちや想いを取りこぼさないようにというのと、私が演じた役は本当に私と等身大というかすごく共感できる部分が多くて、作品に入る前に実際に平和記念資料館にも行かせてもらったり、被爆体験者の方からお話を聞かせてもらったりもしたんです。その時に自分が思ったことや、感じたことなどが、2・3日頭から離れなくて、ずっとそのこと考えて、作るんじゃなくてそのまま役に活かせたらいいなって思いながら演じました。

■この作品は原爆の絵を通じて変っていく様を描いていますが、どのようなところに注目して欲しいですか?

小芝風花:原爆を経験していない人にとってはどこか他人事じゃないですか。私も学校の授業で習ったりしても大変なことが起きたとわかっていても、どうしても身近に感じることが出来なかったんです。今、高校生が被爆者の方の話を聞いて伝えるために活動しているんだよっていう所も見て欲しいですし、その分からないこととか想像以上のことが起きてたので、そういう自分の経験していないことを絵にすることってすごくエネルギーがいるじゃないですか。当時を見ていないから分からない。すごく平和な日本で普通に生活していて物にも困らなくてすごく便利な世の中になっている中で原爆が落ちて焼け野原になって、周り一面何もない、立ってるものもないっていう状況が全然想像できない、中で少しでもお話を聞いて理解しようと頑張ってその人の記憶に近づけられるようにってすごくエネルギーを使っていて、もちろんお話しするほうも全く知らない人にどうやったら分かりやすく伝えられるだろうかと、すごく思いだしたくないような過去を一生懸命伝えてくださるんです。お互いの気持ちというか想いが分からなくても分かろうとする、言葉では映像として見せてあげられないけど、どうすれば伝わるだろうか。どうやったら理解してもらえるだろうかというお互いの熱量とかがその見ている人にとって分からなくても分かろうとすることが大切なんだとか、出来なくても良くて、やろうとすることが大切なんだという事を少しでも伝わったら嬉しいなと思います。

■平和記念資料館を訪れてみていかがでしたか?

小芝風花:すごく胸が苦しかったですね。みなさん修学旅行とかで行くじゃないですか。私は修学旅行がお仕事と重なって行けなかったので今回この作品で初めて広島に行かせてもらったんです。見るとすごく胸が苦しくて、でもその後に実際に被爆者の方の話を聞かせてもらって、資料館でいっぱいいっぱいになっていた自分がすごく恥ずかしくなるくらい、“なんて自分は想像力がなかったんだ”と思うくらいの話を聞かせてもらって、それはこの作品に携わってなかったら出来ない経験だったので本当に貴重な経験をさせていただきました。

■近藤正臣さんとの共演はいかがでしたか?

小芝風花:期待以上のものをできるように頑張ろうという気持ちと近藤さんと、しかもめちゃめちゃ密に一緒に演じられるということで緊張もありましたけど、すごく楽しみで、衣装合わせの時に初めてお会いした時に、“『あさが来た』の時はおじいちゃんと孫の関係だったけど、今回もそういう感じだから仲良くやろう”って声をかけてくださって、撮影の時も本当にフレンドリーというか私にもスタッフの皆さんにもすごくお話してくださって、アドバイスというか、こここうなんじゃないかとか、ほろっとアドバイスしてくださったり、後、私にとってすごく嬉しい言葉をかけてくださって、宝物になりました。それは内緒なんですけど・・・。すごくこれから頑張ろうと思えるような素敵な言葉をかけてくださったので、すごく本当に勉強になりました。

■広島のロケの思い出を教えてください

小芝風花:学校の生徒の方が協力的で学校のシーンに出てるエキストラとして参加してくださっている方は、本当にその高校に通っている人達で、部活もあるのに300人の方が参加してくださったらしいんです。全部で。本当に楽しんで参加してくださってて声もかけてくださいましたし、何か温かいなと思いながら、スタッフさんも結構広島出身の方が多くて、方言指導の先生ももちろんいたのですが、広島出身のスタッフさんに方言が合ってるか確認したり、そういうコミュニケーションもすごくとれたのですごく楽しかったですね。

■改めてこの作品の見所、どんな人に見て欲しいかも含めて教えてください

小芝風花:もちろん私と同年代の方にも見て欲しいです。どうしても70年以上経って、私たちの世代は授業で習うというぐらいだと思うんです。修学旅行とかで広島に行っても、ちゃんと見ることが恥ずかしいって思っちゃったりとかあるじゃないですか。なので少しでも分かりやすく等身大にこういう取り組みを実際基町高校でしているんだ、ちゃんと被爆者の方から今の世代に継承されていっているんだというのを少しでも身近に感じてもらえたら嬉しいなって思います。

■二十歳になっていかがでしたか?

小芝風花:お酒が飲めるようになりました。それでスタッフさんの方とかでコミュニケーションがとれるようになったりとか、今まで参加できなかった所に参加できて、色んな人の話を聞けるようになったので、こういう風に思ってたんだっという勉強が出来るようになったことは凄く嬉しいですね。

■これから女優としてどんなことをやってみたいですか?

小芝風花:色んな役をやりたいです。幅広く元気な役や等身大の高校生の役もそうですし、まじめな役も今までやらせてもらってきたので、真逆のちょっと悪い役というか怖い役もやってみたいし、でも全然はしゃいだりもしたいし色んな役をやりたいです。

■最後に改めてファンの方にメッセージをお願いします。

小芝風花:二十歳になってもお仕事は今までどおり1つの役にちゃんと向き合って、見てくださってる方にちょっとでも胸が苦しくなったり、明るくなったり、少しでも誰かの心に残るような演技ができるようにこれからも頑張りますのでどうぞ見守ってください! 宜しくお願いします。

小芝風花さんが主演するヒロシマ8.6ドラマ『ふたりのキャンバス』は、NHK総合テレビで8月1日(火) よる7:30から中国地方にて先行放送され、その後、8月5日(土) ひる 3:05より全国放送される。

小芝風花

ヒロシマ8.6ドラマ『ふたりのキャンバス』

NHK総合テレビ 8月1日(火) 午後7:30~(中国地方向け)
8月5日(土) 午後3:05~(全国放送)
http://www4.nhk.or.jp/P4440/

小芝風花

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