宮﨑あおい、中井貴一、放送文化基金賞で演技賞を受賞しスタッフ・キャストに感謝!

7月3日、第44回放送文化基金賞贈呈式が都内で行われた。

この放送文化基金賞は過去1年間の放送の中から選ばれた優れたテレビ、ラジオ番組や個人・グループに贈られる賞。

番組部門のテレビドラマ番組での演技賞には特集ドラマ「眩~北斎の娘~」(NHK)に出演した女優の宮﨑あおいさん。同じく演技賞には新春ドラマスペシャル「娘の結婚」(テレビ東京)に出演した俳優の中井貴一さんが選ばれました。

また、ラジオ番組での優秀賞には「神田・神保町 レコード屋のおかみさん」(地方民間放送共同制作協議会 火曜会)が選ばれ、出演している女優の樹木希林さんも登壇しました。

宮﨑あおいさんは「このような素晴らしい賞を頂くことができてとても嬉しいです。撮影は約1年ほど前になるんですが、この作品に関わっている時間は本当に心の底から幸せで変わって欲しく無いと思っていました。恥ずかしながら、北斎先生にお栄さんという才能豊かな娘がいたということを私は知らず、この作品を通じてこんなにカッコいい生き方をした女性がいたんだということを初めて知りました。とても恵まれた現場で、素晴らしいスタッフの方、キャストの方に囲まれて、現場に行けば、お栄さんになる。何も考えずともすんなりとお栄さんになれるという状況を作って頂けたことにとても感謝していますし、ここに今私がいられるということはこの作品に関わってくださった方のおかげだと思っていますので、本当に感謝しています。また、この賞を頂けたことによって、眩という作品があったということを、これからも1人でも多くの方に知って頂きたいですし、たくさんの人にまた見てもらえる機会になるんじゃないかと思っています。」

中井貴一さんは「いつの頃からでしょうか? ドラマの最後に、“このドラマはフィクションです”というテロップが入るようになりました。僕が生まれた頃は、そんなテロップが無かったと思うんですが、いつの間にか、それをフィクションだとわかってもらえないくらい、ドラマのクオリティが上がったのかわかりませんが、説明過多に世の中がなって来たような気がします。先日、あるドラマで片手にピストルを持って、相手方の人を撃ち殺しに行くという役をやりましたが、その時にタバコを吸って下さいと言われまして、タバコを吸って歩きながら相手に乗り込むんですけど、途中でタバコを投げ捨てようとしたら、“あっ! ちょっとごめんなさい。タバコの投げ捨てはちょっと・・・”、俺、ピストル持ってるんだけど、これから俺、人を殺しに行くんだけど、タバコの投げ捨てはダメなのかな・・・。“ちょっとタバコの投げ捨てはコンプライアンス的に・・・。”と、最近コンプライアンスの意味がちょっとわからなくなって来た言葉が有ります。テレビの成り立ちというのは元々が企業がコマーシャルを流す為にできた箱で、そのコマーシャルの間にドラマを作るというのがもしかしたら正解なのかもしれません。でも俳優という仕事を生業としていますと、その間に作る作品も、作品として世に残るものにしたいと思っています。コンプライアンスと戦えるように皆さんと一致団結して頑張って行きたいという風に思っております。賞というのは歳を増してから頂く方が嬉しいなと思います。大人になると失うものが多々あって、褒められることが最近無いものですから、今日はとっても褒めて頂いたような気がします。ホームドラマを作って下さったテレビ東京の皆さん、そして監督、スタッフ、キャストの皆さんに心から感謝します。」

樹木希林さんは「放送局の名前が何度見てもわからない、予算は無し、ただ神田・神保町のレコード屋のおかみさんということで、私がたまたま神田・神保町の生まれなので、これも縁かなと思って行きました。スタジオとかそういうものは名ばかりでとんでも無い所で撮りました。とにかく関わったスタッフの皆さんがとても喜んでらして、本当にそれが嬉しかったです。」とそれぞれ語っていた。

関連リンク

放送文化基金賞
http://www.hbf.or.jp/awards/

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