舞台『喜びの歌』で大貫勇輔、中河内雅貴、安西慎太郎が競演!

舞台『喜びの歌』がDDD AOYAMA CROSS THEATERにて上演されている。

そう遠くない未来の世界を舞台に、誰かを監視し、誰かに監視される統制社会の片隅で出会う3人の男を、大貫勇輔、中河内雅貴、安西慎太郎が演じる。

まず目に入るのは、真っ黒な空間と、水面のきらめく意味深な水槽だ。

流れる音楽は、時折ノイズが入り、心をざわつかせる。その空間で、開演直後から大貫がダンスで魅了する。

大貫の身体表現の美しさといったら!滑らかで大胆なその動きについ見惚れてしまう。そしてシーンが変わると安西が登場する。

例の水槽に顔をつけるという突飛な行動が、この後どうなるのかと期待へ導く。

安西が繰り返すセリフが、とても印象強く残る。そして、中河内の登場で、つながる1本の線。中河内と大貫のダンスの競演も見どころの一つだ。

現在と過去とが入り混じった空間演出がおもしろい。

2つの時間軸が、照明とノイズによって見事に切り取られ、テンポよく展開していく物語は、近未来的世界観でぐいぐい惹き込まれる。

また、シリアスなシーンの中にふいに潜むちょっとした仕掛けに癒される。何度でも観たくなる作品だ。

大貫勇輔、中河内雅貴、安西慎太郎の3名による舞台「喜びの歌」。

180席の超密室空間で起こるあっという間の75分、この夏イチオシのサスペンス劇をお見逃しなく!

□キャストからのコメント

★中河内雅貴
2人とは初共演でしたが、こんな異色の3人で芝居できるのは中々ないことで、お互いに刺激し合いながら全力で芝居に臨んでいる姿を、お客様に存分に楽しんでいただけたらと思います。

★大貫勇輔
僕らを活かしてくださる鈴木勝秀さんの素晴らしい脚本と演出のもと僕らは自由に、そして真剣に遊ばせてもらっています。そんな充実した空間をお客さんとも共有できたら嬉しいと思っています。

★安西慎太郎
僕たちの言葉や表情や動作から、お客様それぞれの価値観や立場によって、様々なことを深く考えたり、共感したりしていただける作品だと思います。僕もこの作品を通じて、何か強烈な印象を残すものをお客様に発信したいです。

□演出家コメント

「今何歳であるかなんて関係ない」企画当初、僕は今回の『喜びの歌』で、1996年に作った『セルロイドレストラン』(出演:古田新太、佐藤誓、田中哲司、他/ザ・スズナリ)のリメイクをしようと考えた。

『セルロイドレストラン』は、"カットアップによるテキスト作り"と"編集された演劇の上演"を試みた、個人的にとても重要な作品である。

舞台上では、ノイズと照明のフラッシュによって、過去と現在が同一空間内で、行ったり来たりする。今回もそれは同様である。だからといって、これは映像ではよくある手法なので、ご覧いただければ、ほとんど違和感を感じることはないと確信している。

『喜びの歌』のプロット展開は、基本的に『セルロイドレストラン』とあまり変わりがない。

だが、プランの段階で登場人物を3人に限定し、『セルロイドレストラン』には存在した女性キャストを排したことによって、自ずとストーリーに変化が生じることになると考えていた。だいたい、僕がこれまで書いてきたオリジナルは30本以上あるはずだが、プロット展開的には5パターンあるかないかだろう。

そしてテキスト(上演台本)を書き始めたのだが、なんといっても『セルロイドレストラン』は20年も前の作品である。自分自身も含めて、いろいろなことが現在と違う。最初はその"違い"にずいぶんと手こずらされた。自問自答……これじゃオッサンの戯言(たわごと)になりゃしないか?

だが、書き進めていくにつれ、"違い"ではなく、年を経ても"同じ=変わらない"部分に目が向くようになっていった。

人間社会の根本的な構造は、基本的には何も変わっていない。同時に、それに向き合う僕個人の考え方、価値観も……それは僕の中に深く広く根を張り続け、誰であってもそう簡単に抜き去ることができないものになっているようだ。

結果として、僕はテキストを書くことによって、現在の自分と深く向き合うという、いつもと同じこと経験することになった。結局、僕にはそれしかできない。そして、僕は自分と向き合うことが大好きなのだろう。

ただ最近では、それを若い世代の役者に投げつけるのが、かなりの楽しみになっている。

「明日死ぬかのように生きよ。永遠に生きるかのように学べ……今何歳であるかなんて関係ない」鈴木勝秀(suzukatz.)

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CATP×DDD 『喜びの歌』

作・演出:鈴木勝秀
音楽:大島吾郎
振付:大貫勇輔

出演:大貫勇輔 中河内雅貴 安西慎太郎

【公演日程】
2016年8月24日(水)~8月28日(土) 全7公演
8月24日(水)19時
8月25日(木)14時/19時
8月26日(金)19時
8月27日(土)13時/17時
8月28日(土)13時

【会場】
DDD AOYAMA CROSS THEATER: http://www.ddd-hall.com/
東京都渋谷区渋谷1-3-3 SIA 青山ビルディング B1F

【チケット料金】
7,800円(全席指定/税込)

【お問い合わせ】
(株)フラックス:https://cart0.shopserve.jp/-/ddd-store.jp/FORM/contact.cgi
【企画】シーエイティプロデュース
【制作】シーエイティプロデュース/フラックス
公式HP:http://www.stagegate.jp/stagegate/performance/2016/yorokobi_uta/

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