木村祐一、製作にかかった5年間を「レギュラー番組をやっているようでわくわくした」と回顧!『ワレワレハワラワレタイ~ウケたら、うれしい。それだけや。』プレミア試写会

10月10日(火)、都内にてドキュメンタリー作品『ワレワレハワラワレタイ〜ウケたら、うれしい。それだけや。』のプレミア試写会が開催され、木村祐一監督、130R・ほんこん、FUJIWARA・原西孝幸、トータルテンボス・大村朋宏、ジャングルポケット、尼神インター・渚が登壇しました。

本作は、2012年に創業100周年を迎えた吉本興業が次の100年へと受け継ぐ想いを込めて、5年の歳月をかけて制作したもの。

笑福亭仁鶴、西川きよし、桂文枝、明石家さんま、ダウンタウンなど誰もが知る芸人から若手まで全106組180人に、木村自らがインタビューを敢行。

これまで語られることのなかったエピソードには、芸人としての生き様がさまざまに詰まっています。

木村監督は「暑い中、お越しいただいてありがとうございます」と来場者にお礼を述べつつ、「一発目のインタビューは雨上がり決死隊だったと思いますけど、編集も経て(完成までに)5年。長かったですけどレギュラー番組をやっているような(感覚で)、珠玉の言葉が詰まったインタビューばかりでしたので、わくわくした5年間でした」と制作を振り返ります。

木村監督に「海の漂流物と間違われてますもんね」と言われて、「1回はね。……こらっ!」とノリツッコミしたほんこん。

後輩達からも同様にいじられると、「こっち(木村)とお前らの関係とは違う」とツッコミを。

笑う木村監督に「俺の顔イジってスベるな!って言いますもんね」と話しかけられると、「ウケたらなんでもええねんけど、誰彼なしにイジってくるやん。ダウンタウンさんとかは(イジりが)うまい。預けとったらええねん。天ぷらは暴れたらあかん。俺がじーっとしてたら、浜田さんの手が飛んでくんねん」と、絶妙な喩えを織り交ぜながら指南します。

そんなほんこんに、木村監督は「笑われるのか、笑わせるのかという論争がよくある。“笑われたい”っていうのはうがった感覚なのかなと思ってたんですけど、ほんこんさんが『笑うてくれてるんやから(どっちも)一緒やんけ!』って言ってくれたことに感動して、このタイトルにしたんです」と感謝しました。

「5年かかってるんで、オリラジはあの時ああだったんだとか綾部(ピース)は今やアメリカへ行っちゃってるんだと思えるんですけど、僕らは当時から1つも変わってない。安定した横ばいです」と話した原西には、「何言うてんねん、すごいやんか」(ほんこん)「バラエティーには欠かせへん存在でしょ?」(木村監督)と先輩2人から指摘が。

ほんこんに「相方(藤本)なんか俳句、めっちゃうまいやん」と言われると、「そうですね。巣鴨を歩いたら、人気がすごいんですよ」と明かします。

近況を聞かれた大村は「ぼちぼち。地方を中心にレギュラーをやらせていただいておりまして、何の縁もない長崎でゴールデンの番組やらせてもらってます。19時から1時間ですよ?」と話すと、木村監督は「新しい風として面白いやん」と笑います。

「キングオブコントの傷が冷めず」と紹介されたジャングルポケット。

「結構、大変で……」と喋り出したおたけですが、木村監督に「何勝手に喋っとんねん! みなさんは斉藤の声が聞きたいやろ?」と制されます。

トークを促された斉藤は「インタビューではさらけ出せた部分があります。キム兄は喋りやすい!」と満面の笑み。

「その(先輩と話す)距離間は間違ってる」とたしなめた太田も、「確かにライターさん相手ではできない話が多かった」と感想を。

木村監督が「ライターさんは構成があったり、(自分の言葉で)言い換えたりする。今回はそうじゃないようにしようと思った」とインタビューの構成について明かすと、ほんこんは「お前らしいなぁ。(心斎橋筋)2丁目劇場の頃も、ようそんなん言うとった」とニヤリとします。

本作でのインタビューは受けていない渚は、「4月に上京して来たので、これから味を出せるのかなと思います」と話しました。

その後、それぞれのターニングポイントについてトーク。

原西は天然素材からナインティナインに続き、雨上がり決死隊が脱退した時だったと語り、「2000人くらいいたファンクラブの会員が、85人になってビックリした。決断が遅れると大変なことになるぞと思いました」と当時の心情を語ります。

大村は「解散を決意した時だった」とコメント。

「僕らより断然面白い先輩が売れてない。さらに、1つ後輩のロバートやインパルスがテレビに出始めている。僕らが売れるとしても、先輩より先に売れるとは思えなかったし、同級生はIT企業とかで働いてお金も稼いでいて。いつも奢ってもらうのが情けなくて。……(相方の)藤田は喜んで奢ってもらってましたけど(笑)」と話しつつ、「藤原社長や河内さんっていう当時の劇場支配人が“もったいないぞ”と言ってくれて、1年頑張ろうと思い直したら『M-1グランプリ』ができてたんです」と話すと、木村監督は「あかん時なんですね、気付くのは」と頷きます。

ジャングルポケットは、おたけをクビにしようと言い出すと大きな仕事が決まるというジングスがあることを告白。

太田と斉藤がエピソードを話している間、したり顔をするおたけを観ていた木村監督が「もう1回、クビにしません? 顔が腹立つ!」と言い放つと、ドッと笑いが起こります。

また、渚は大阪の劇場でレギュラーメンバーから落ちた時をピックアップ。

「相方(誠子)は考える人なので、面白くて女性のお客さんにも響くということで考えたのが、今やっている恋愛ネタ。

自分らの武器を活かしたらええやんっていうことをやっている途中です」と話しました。

ほんこんは2度の転機を告白。

1度目については、「NSCを受けた時かなと思う。最初、今田(耕司)と知り合うてコンビを組んで、最後には板尾(創路)と組んだ。ウケへんかったらやめようと思ってたけど、やってみたらウケるねん。あれ(そういう思い切りが)ええほうに転ぶ」と振り返ります。

2度目の転機は『ごっつええ感じ』に出演が決まった時だそう。「バイロット版には出てなかったけど、急きょ出ることになって。浜田さんの『東野(幸治)は協調性がない』という一言で、俺らが呼ばれた」と明かすと、ジャンポケは「すげぇ!」と驚嘆。

「板尾はボケやけど、ツッコミは浜田さんがおる。(自分は)どうやって生きていこうかなと考えた」と当時の想いを吐露。

「いろんなコーナーも考えていただいたけど、(ダウンタウンの)お2人が仕掛けるドッキリはドッキリじゃない。東野なんか、あんかけ焼きそばに似てるって1日中、あんをかけられてた」と笑うと、木村監督も「そう。タクシーから引き摺り下ろされて、あんをかけられたりしてた」と思い出し笑い。

後輩達は「すげぇ!」と興奮しながら、2人のトークに聞き入っていました。

木村監督が「芸人と言えども人間。辛いことも当然あります。そこを売りにするつもりはないですが、『生まれ変わっても(芸人)やりますか?』という質問は、いろんな人にも通じる部分かなと思います。ぜひ劇場にも行っていただきたいですし、家族でも観ていただきたいなと思います」と呼びかけたドキュメンタリー作品『ワレワレハワラワレタイ〜ウケたら、うれしい。それだけや。』は、10月21日(土)よりTOHOシネマズ新宿、TOHOシネマズなんばほか、全国順次公開。

上映中は毎日、芸人たちによる舞台挨拶が日替わりで行なわれます。

上映、舞台挨拶の詳細につきましては、公式サイト( http://warawaretai.com )をご覧ください!

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