10月12日(土)、東京・日本橋の滋賀県情報発信拠点「ここ滋賀」にて、近江米の新品種「きらみずき」の新米販売開始を祝うイベントが開催されました。10年目となる「近江米PR隊長」のお笑いタレント・宮川大輔さんが登場し、約400人の来場者と共に「きらみずき」のおにぎりを味わいました。
宮川さんは、自ら炊き立てのオーガニック「きらみずき」で作ったおにぎりを来場者にふるまい、お子様には「近江米を食べて大きくなってね」と声をかけるなど、温かな交流が見られました。また、宮川さんは試食の際に「うまーい!!」と自身のテレビでおなじみのフレーズを繰り返し、冷めても美味しい「きらみずき」の大粒でしっかりとした食感を絶賛しました。
生産者との対談で「きらみずき」の魅力を語る
イベントでは、宮川さんと「きらみずき」生産者である中道農園の中道唯幸さんとの対談も行われました。中道さんは、滋賀県のオーガニック栽培技術が全国に広がっていると説明し、宮川さんも「全国の皆さんに近江米を味わってもらいたい」と期待を寄せました。
また、「ここ滋賀」の支配人・古市宏樹さんは「きらみずき」にぴったりな滋賀県特産品、赤こんにゃくや湖魚の佃煮、近江牛の肉みそなどを紹介。宮川さんは「どれも近江米にメッチャ合う!」と太鼓判を押しました。
宮川大輔、近江米のPRに決意表明
イベントの最後に、宮川さんは「きらみずきの大粒で噛むほど味わいが広がる食感は、多くの料理に合います。今後もPR隊長として『近江米が最高においしい』と伝え続けます」と、PR活動への意欲を語りました。イベントは大盛況のうちに終了し、用意された「きらみずき」はすべて完売しました。
「ここ滋賀」では、今後も「きらみずき」をはじめとする近江米の魅力を発信していく予定です。
近江米「きらみずき」について
こだわる人が選ぶ「おいしさ」と「やさしさ」
近年、夏季の高温等の気候変動による収量や品質低下等を背景に、水稲新品種の開発が求められてきました。こうした中、滋賀県では、農業技術振興センターにて食味、玄米外観品質が優れ、かつ高温登熟性が高いことで、作りやすく安定した生産が可能な「きらみずき」を開発しました。
母親の「にこまる」と父親の「滋賀 69 号」を 2009 年に交配して得られた候補から、より優れたものを選び出す作業を何度も繰り返し、13 年の歳月をかけて「きらみずき」を選抜しました。
「きらみずき」は、 大粒でしっかりとした食感、すっきりとした瑞々しい甘さ が強みで、噛むほどに甘さが広がります。食味官能検査では、「コシヒカリ」と同等以上の評価を得ています。
「きらみずき」の栽培方法は、栽培期間中に化学肥料(窒素成分)と殺虫・殺菌剤を使用しない栽培、またはオーガニック栽培に限定しています。
環境への配慮とおいしさにこだわる生産者と消費者をつなぐお米です。