BOYS部門早稲田大学「Twinkle boys」GIRLS部門高千穂大学「ASTROARTS」が優勝 Zepp Shinjuku(TOKYO)で開催！会場全体が声援と熱狂に包まれる大学対抗K-POPカバーダンス日本一決定戦 UNIKP 2024 Vol.9 イベントレポート

学生団体UNIEVENTS・UNIKP実行委員会は、大学対抗K-POPカバーダンス日本一決定戦「UNIKP 2024 Vol.9」を、2024年3月6日(水) にZepp Shinjuku(TOKYO)にて開催した。

本大会では、2008年に多国籍K-POPアイドルグループ「A‘ st1(エースタイル)」の日本人メンバーとしてデビューし、現在は日本を拠点にMCや俳優などでマルチに活動する「藤原倫己」氏がMCを担当し、会場を盛りあげました。さらにスペシャルゲストとして、世界的な振付師で、韓国で社会現象を巻き起こした人気ダンスサバイバル番組「Street Woman Fighter2」に唯一の日本チーム“TSUBAKILL”のリーダーとして出演した経歴も持つAkanen氏が出演。

圧巻のパフォーマンスに会場中が惹きつけられ、熱狂しました。Akanen氏は今大会の審査員も担当した。

UNIKP(ユニケーピー)とは、2018年よりスタートした大学生により構成されるUNIKP実行委員会が主催する大学対抗K-POPカバーダンス日本一決定戦である。K-POPアーティストにリスペクトを払いながら、単なるダンスのカバーではなく、『ダンス』『ステージング』『ショーケース』『ユニークネス』など4項目を各審査員により審査され、”1つのエンターテインメント”としての完成度を競う。

今大会は、早稲田大学、学習院女子大学、福島大学などを含む7大学から、ナムジャ部門に4チーム、ヨジャ部門に7チーム、計11チームが出場します。審査員は、日本におけるK-POPダンス界の第一人者であり、バックダンサーや振付師等の多岐にわたる活動をしている「LiL KyonA」氏やゲストパフォーマンスも担当した「Akanen」氏、韓国事務所JYPとSonyMusicによる共同プロジェクトNiziProjectの地域予選に合格し、東京合宿へ参加された経験を持つ「Kako」氏等、著名な方々が担当した。

ステージでは、各チームが一糸乱れぬ圧巻のパフォーマンスを披露。そのような中で見事BOYS部門の優勝を勝ち取ったのは、早稲田大学「 Twinkle Boys」。昨年9月に開催された前回大会では準優勝に終わり、悔しさを露わにした同チームが、悲願の優勝を勝ち取った。ステージを平面だけではなく、高さも出すように構成されたパフォーマンスは、他のチームにはない高揚感を与えるエンターテインメントを生み出していた。会場観客票と審査員審査で決まる結果は、390/400点を獲得し、文句なしの1位を勝ち取った。表彰式では、今まで勝てなかったことの悔しさと今回の優勝の嬉しさを語り、途中では目頭を熱くする一面も見せた。最後には、共に努力してきたチームメンバーへの感謝を語った。

そして、GIRLS部門の優勝は、高千穂大学「 ASTROARTS 」。他のチームが迫力やパワーある演出で勝負する中、同チームはバトンを使った演出からパフォーマンスをスタート。美しく円を描きながら回るバトンに観客は一気にのめり込む。その後も女性楽曲らしい優美でしなやかさが魅力的な振り付けのダンスを披露した。独特の世界観で個性際立つステージを創り出し、会場観客票順位、審査員審査順位共に1位を獲得して優勝に輝いた。表彰式では、入賞できなかった前回大会以降、今回大会優勝のためにUNIKPの審査基準を自分たちで研究し直し、構成や演出に注力してきたことを語った。同チームの発表の際には観客からも祝福の声が聞かれた。

なお、今大会から、Mnet Smart＋会員による投票で最も多くの票を獲得したチームに与えられる「Mnet Smart+賞」を新設。受賞チームのパフォーマンス映像が、4月からMnet Smart＋内のチャンネル枠で配信される。全11チームのパフォーマンス映像は3月中旬からMnet Smart＋で無料VOD配信される。