9月17日、令和5年秋の全国交通安全運動に先駆け東京・府中市のけやき並木にて交通安全パレードと、フォーリス けやき広場にて交通安全トークショーが行われた。
この日は府中警察署の一日警察署長に委嘱された俳優の井本彩花(いもとあやか)さんが出席。
けやき並木の約600メートルをオープンカーに乗り、警察官の制服を身に着けた井本彩花さんが府中市民と全国から駆け付けた井本彩花さんのファンに交通安全を呼びかけました。
交通安全パレードの後には、交通安全トークショーが行われると、警視庁のシンボルマスコットの“ピーポくん”と府中市のマスコットキャラクター“ふちゅこま”もトークショーに参加。
ピーポくんが「ちょっとちょっと待ってよ！お巡りさん！」とトークに割り込むと、前日、ピーポくんは熱中症でダウンしたニュースも有り、井本彩花さんは「あっ！ピーポくん 熱中症大丈夫でしたか？すごく心配してたんです！」と話しかけると、ピーポくんは元気いっぱいに挨拶。無事回復して一安心な井本彩花さんだった。
ちなみにピーポくんは交通安全パレードの方は大事を取って、ピーポくんの分身のぬいぐるみの方が参加し、後部座席にシートベルトを付けて乗っていた。
普段は自転車には乗らない井本彩花さん、自転車に乗ってる人を見て危ないなと思ったことについて質問されると、「やっぱり雨が降ってる日に傘を差しながら運転したり、歩道を走ったりしていて、ぶつかりそうになったこととかは有ります。」と、ヒヤリハットなことがあったそう。
傘差し運転や携帯電話を操作しながら自転車に乗ると危険でもあり、交通違反となり違反切符を交付されるとのこと。
ピーポくんは「自転車は車の仲間だから車道を走らなきゃならないんだよ」と話し、自転車は車道を走ることが原則であることを呼びかけました。但し、70歳以上の方や12歳未満のお子様、危険だと思うような場所は歩道を徐行しながら走ることができるとのこと。
府中市では自転車が関連する交通事故も多く有り、特に頭を損傷して亡くなる事故も多く有るとのこと。その為、法改正が行われ自転車のヘルメット着用も義務化されている。
井本彩花さんは「ヘルメットは何でもいいんですか？」と素朴な疑問を投げかけると、府中警察署の交通課の警察官は「(野球のヘルメットなど)あご紐が無いヘルメットだと、せっかくのヘルメットの意味が無くなり、転んだ時に外れて頭を守ってもらえないので、あご紐が付いてる自転車専用のヘルメットを被るようにして欲しいです。」と紹介されました。
自転車専用ヘルメットには「カポル」というブランドのオシャレヘルメットがあるそうで、井本彩花さんは「ヘルメットという感じがしないですし、オシャレ感覚として被れます。」と話していた。
また、都心部で特に見る機会が多くなっている電動キックボードについてもトークをし、電動キックボードの交通ルールが代わり、16歳未満は運転できないことと、全ての電動キックボードが運転免許証が必要なわけではなく、条件を満たした特定小型電動機付き自転車は免許不要となり、電動キックボードを乗る時には警視庁のホームページなどで情報を公開されているので、そちらを確認して欲しいことが呼びかけられました。 →こちら
井本彩花さんは「免許持ってない方も自分自身でルールを守って、自分の命もそして家族とか周りの方の命を守る為に、交通ルールをちゃんと守りましょう！」と、免許を持ってなくても交通ルールを守らなければならないことを呼びかけました。
令和5年秋の全国交通安全運動は9月21日(木)～9月30日(土)までの10日間。重点的に交通安全を呼びかけ交通事故死ゼロを目指します。
