アニメーション映画『金の国 水の国』公開直前イベントに賀来賢人・浜辺美波登場

漫画家・岩本ナオさんの『金の国水の国』が初アニメーション映画化。

商業国家で水以外なんでも手に入る“金の国”の、誰からも相手にされないおっとり王女サーラ（演・浜辺美波）。豊かな水と緑に恵まれる“水の国”の貧しくも家族思いの建築士ナランバヤル（演・賀来賢人）。2人は100年断絶している敵国同士の身で、国の思惑に巻き込まれ“偽りの夫婦”を演じることに。それが国の未来をも変えるのかという物語。

アフレコを通して成長した感想を聞かれた浜辺さんは「アフレコは2日間でしたが、たくさん撮り直ししました。収録ブースが薄暗く無音の空間だから一人ぼっちの感覚がすごくするんです。一人で収録ブースにいると『この映画を私は台無しにしてしまう。2日間で撮りきれないからもう一回日付組んでもらわなきゃ迷惑かけちゃう』ってネガティブな方向にすごくいってしまい落ち込んで心をつぶしてしまいました。そこから賀来さんや声優さんが来て下さり監督さんや音響監督さんたちに助けられました。一回ポキっと折れた心がみなさんのおかげで治りました。またいつか声優さんや慣れない現場に挑戦しに行ったときに、また同じくらい落ち込んでも前にあんなに落ち込んだ時もなんとかなったから大丈夫。そう思える心になった気がします」と話した。

イベントでは映画鑑賞後、学生が賀来さんと浜辺さんに応援して欲しいトークコーナーがあった。

アニメの制作会社に就職したいという応援に浜辺さんは「思い込みって大きいと思います。言霊もそうです。できると思ったらできるし、自分はすごいと思ったらすごいし、思い込まないとできないことはすごく多いと思います。一旦心の底からだますつもりで思い込んで、今決めている筋を思い込みの力を借りて成功に導いてほしいなと夢を応援しています」とエールを送った。

やりたいことが見つからないという悩みに賀来さんは「僕も大学に行っていたんです。なんで大学行ったかというとやりたいことを見つけるために行ったんです。でも見つかりませんでした。その時芸能の仕事も行っていたので、大学をやめないと芸能の仕事ができないということがあり進路をすごく悩んだ時期がありました。自分の中のワクワクする方を選びました。この仕事が自分にとって天職だと思ってもいない。やりたいことがないって難しいけど、いろんなものに興味を持つことは大事かもしれない。ワクワクするものを知って、見て、体感してみるとかそういうことから始めてもいい」と語った。

アニメーション映画『金の国水の国』は1月27日(金)、全国ロードショー

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