7月13日に新曲「蟲籠」(ムシカゴ)を配信リリースし、次世代を担う新たな才能として注目を集める、作詞作曲から編曲までも手掛けるSHOHEIによるソロ・プロジェクト、SUKEROQUE(スケロク)が9 月2日(金)に主催イベント「BEAT TOWN BROTHERS Vol.2」を下北沢MOSAiCで開催した。このイベントは7月20日に「蟲籠」リリース・パーティーを兼ねて開催予定だったが、SHOHEIのコロナに罹患により止む無く延期となり、楽しみにしていたファン含め残念な結果となってしまった。しかし、今回その無念を払拭する素晴らしいパフォーマンスを各出演者がステージ上で繰り広げ、初秋の下北沢の夜を彩る楽しいイベントとなった。
この日のは山田あさひ、ピウムジカ、kukatachi、バターマーマレード、ハシグチカナデリア、そしてSUKEROQUEと個性が異なる全6アーティストが出演。それぞれ持ち味を存分に発揮。出演者の入れ替わりに比例しオーディエンスのテンションも上昇し、トリとなるSUKEROQUEがいよいよ登場。
1曲目はライブの火付け役の定番「Odaiba」からスタートし、続く「Ferment」で会場の雰囲気もギアアップ。3曲目は待望の新曲「蟲籠」。この曲は頭のミッドテンポの印象とは異なり、サビで一気に爆発する実はライブライクで、会場の雰囲気を一変させるに相応しいパワフルなナンバー。ボーカルSHOHEIの声と共にそのパフォーマンスにオーディエンスも酔いしれている姿が印象的だった。続けてノスタルジックな雰囲気漂い、日本人的な感情や情緒感を、シニカルで独特な情景描写で描き出したSUKEROQUEミュージックの本質とも言うべき「トランジスタレディオ」、グルービーな「fucus SBY」、シャッフルビートの「謝謝Thank youありがとう」、そして本編最後となったナンバー、アッパーな「Listen to the music」で一気にノックアウト。アンコールでは11月23日に開催する渋谷での主催イベントの開催も発表。この先も留まる事無く突っ走って行く事になりそうだ。この日はラストを飾ったスローナンバー「AQUARIUM」迄、バリエーションに富んだ全8曲を披露。イベントの主催者として面目躍如を果たした。
SUKERQUEのライブは兎に角楽しい。ボーカルのSHOHEIから醸し出される雰囲気はファンであろうと無かろうとポジティブな気持ちにさせ、瞬く間にSUKEROQUE好きに変えてしまう魅力が溢れている。今後もライブ出演が多数決定しているので、未だ体験した事が無い方は一度体験してみてはどうだろうか。間違いなく益々音楽が好きになる筈なので。
■SUKEROQUE「蟲籠」Music Video:https://youtu.be/QswL1kuoQuU
リリース情報
Digital Single「蟲籠」
Lyrics & Music, Arrangement:SHOHEI
発売日:2022年7月13日(水) / レーベル:JOYMU Records / 品番:TWEB-548
各配信サイト:https://tjc.lnk.to/mushikago
ライブ/イベント情報
■バターマーマレード 2nd Albumリリースイベント「マーマレード・ゲットバイ」
日時:9月4日(日) 開場16:30 / 開演17:00
会場:仙台MACANA(http://macana.net/)
チケット:¥2,500+1drink
出演:バターマーマレード / 三上ちさこ / 底なしの青 / Radicalism / SUKEROQUE
SUKEROQUE Profile
作詞作曲編曲を手掛け、ハイトーン、ミドルボイスからファルセットをも織り交ぜた甘い歌声で言葉の機微を表現するSHOHEIにより2019年に活動をスタートさせたソロプロジェクト。両親がいつも車の中で聴いていた山下達郎、大瀧詠一に端を発し、UKオルタナティヴ・ロックや、ジャミロクワイ、マイケル・ジャクソン等のSOUL&DANCEなどの様々な音楽に強い影響を受けてきた。埼玉・朝霞という都市の外側にある「郊外」で生まれ育ち、そこで感じ取った都市や街、そして田園風景をも内包した世界観や生き様を絵を描く様に昇華させる音楽が大きな特徴となっている。信頼するミュージシャン、クリエイターと共に、新しくも懐かしいハイブリッド・ミュージックを構築し発信して行く。 SUKEROQUEというプロジェクト名は、様々なジャンルから影響を受けたサウンドを纏いながら都市生活にフォーカスし、日本人にしか出来ない世界観を表現したいとする思いを込め、日本文化の象徴でも有る歌舞伎の十八番「助六所緣江戸桜」から着想を得て名付けられている。
2020年には音楽プロデューサー保本真吾が主宰する新人発掘プロジェクト「Enjoy Music!」にそのポテンシャルの高さを認められ合流。SUKEROQUEとしてはこれまでにEP「SUKEROQUE EP」(2019年)、シングル「AQUARIUM」(2020年)、「Enjoy Music!」によるコンピレーションに収録されたナンバー「Ferment」(2021年)をリリースしている。
2022年7月13日には誰もが持つ囚われた心の葛藤を蟲籠に例え、静から動へ展開する二面性を大胆に表現した待望のデジタルシングル「蟲籠」を JOYMU Recordsから配信リリース。また、4月からレエギュラー主催イベント、 SUKEROQUE PRESENTS「 BEAT TOWN BROTHERS 」を下北沢MOSAiCにて開催中。
SUKEROQUE Official twitter:https://twitter.com/sho_hei_ha_baka
SUKEROQUE Official Instgram:https://www.instagram.com/shohei_sukeroque/