5月30日、ハロー!プロジェクトのアイドルグループ Juice=Juiceの稲場愛香さんの卒業公演「Juice=Juice CONCERT TOUR 〜terzo〜 FINAL 稲場愛香卒業スペシャル」が日本武道館で行われた。
稲場愛香さんは2014年11月よりカントリー・ガールズのメンバーとして活動し、その後、カントリー・ガールズからの卒業。しばらくして北海道を拠点に活動を再開。2018年6月13日よりJuice=Juiceへ加入し活動してきました。
卒業公演となるこの日は、約9000人のJuice=Juiceファミリーが日本武道館に駆け付け、360度ぐるりと囲むセンターステージにJuice=Juiceのメンバーが登場するのを待ち侘びた。
日本武道館の会場内にはイメージカラーのホットピンクのサイリウムで彩られる中、Juice=Juiceのメンバーがステージに登場すると、「Va-Va-Voom」から公演がスタート。
Juice=Juiceの3枚のアルバム「terzo」から「POPPIN' LOVE」が初披露された。
SNSでは
「ハーフツインまなかん可愛い」
「まなかん、ハーフツインだ」
「卒業コンサートが一番大好きな髪型、ハーフツインなのが、めっちゃ嬉しい」
と、稲場愛香さんのハーフツインの髪型にも注目された。
最初のMCでは、稲場愛香さんは「皆さんにも私たちの熱い思いが伝わるように精いっぱい“がんばりまなかん”して行きたいなと思っております。」と宣言。
MCの後には3rdアルバムから「ノクチルカ」「G.O.A.T.」も初披露された。
「禁断少女」が披露されるとSNSでは、
「特に落ちサビが好きで今日、落ちサビのラストをまなかんが歌い上げてて震えたし最高すぎた。」
「禁断少女を聴けたらめっちゃ幸せだな〜と思っていたらまさかの!!」
「まなかんが、笑顔でウインクしてたのが微笑ましかった。」
「禁断少女終わりのまなかんのウインクとベロ出し可愛すぎな マジでやられた笑笑」
「まなかんのウインクめっちゃ可愛い」
「なんだこのあざとかわいさはw」
とラストに見せた稲場愛香さんのウインクにも注目を集めた。
稲場愛香さんと言えばダンス。「ハロプロダンス部」で見せたダンス技術を、日本武道館でも余すところ無く披露。
SNSでは、
「まなかんが!武道館のど真ん中でソロでダンスを!」
「ダンスコーナー、キレッキレまなかん」
「まなかん流石すぎる 開脚すげえな」
と、キレッキレなダンスでJuice=Juiceファミリーの度肝を抜いた。
「Fiesta! Fiesta!」が始まるとヒートアップ。情熱のダンスでJuice=Juiceファミリーを虜に!
本編ラストは「Familia」を披露!
稲場愛香さんは目を潤ませながらJuice=Juiceファミリーに向けて熱唱した。
アンコールでは拍手による「まなかんコール」が会場内に響き渡る中、ホットピンクのドレスを身にまとった稲場愛香さんがステージに登場!
ハロー!プロジェクト モベキマスの楽曲であり、カントリー・ガールズ時代にも歌い継がれてきた「もしも・・・」を披露。
SNSでは、
「まなかん卒業のソロ曲は『もしも…』」
「『もしも…』選曲するまなかん最高すぎる」
「ももちイズムの継承者」
「まさかの『もしも…』でもカントリーガールズでも歌ってるし、モベキマスのももち先輩たちの持ち歌でもあるね」
「24時になったら「もしも…/稲場愛香」のレコーディング音源を配信してくれるんですよね!?よろしくおねがいします」
ちなみに、稲場愛香さんが歌う「もしも・・・」は5月31日よりiTunes store・レコチョク・mora他各配信サイトにて配信されるとのこと。
卒業セレモニーでは稲場愛香さんはお手紙を読むことに・・・
・-・・ ・・・- -・-・- ・-・-・本日 2022年5月30日を持って、私、稲場愛香はJuice=Juice及びハロー!プロジェクトを卒業します。
4歳から歌とダンスに触れてきた私は、物心がついた時にはエンターテインメントの世界でお仕事がしたいと思うようになり、中学1年生の時にハロー!プロジェクトが大好きになって、高校1年生の時にハロプロ研修生として活動することができました。
2014年11月5日、カントリー・ガールズのメンバーとしてハロー!プロジェクトに加入させていただきました。
メジャーデビューできた時の喜びは忘れられません。
あえて言うならダンスが大好きということくらいしか、自分には特徴じゃないなと思っていたこの頃、メンバーやファンの皆さんから“あざとい”と言う、とても特徴的な大名詞をつけていただいて、新たなキャラクターができたことで、アイドルとしての自分の役割を見つけることができた気がします。
そして今日この日まで使い続けてきた、“がんばりまなかん”。
10代の若さもあって全てに全力だった毎日が思い出されます。
ですが、体調のことで不甲斐ない思いのまま、カントリー・ガールズとしての私は終わってしまいました。
短い時間だったかもしれませんが、私にとってはかけばえのない思い出で、愛おしい日々だったなと感じています。
今でもカントリーのメンバーもみんなには本当に感謝しています。
2017年9月8日、ハロプロ研修生北海道のリーダー的役割という立場で復帰させていただきました。
何をしたら良いのかわからないところから始まりましたが、可愛い可愛いハロプロ研修生北海道のみんなの無邪気さ、純粋さ、一生懸命さ、タコやパンダ、ジンベイザメが好きなど様々な個性に触れながら、私も初心に帰ることができ、そして誰かに何かを教える難しさや思いが伝わった時の喜び、一人のお仕事のやりがいなどを感じ、たくさんのことを学び、とても貴重な経験をさせていただきました。
2018年6月13日、Juice=Juiceに加入させていただきました。
突然のことでとにかく驚いたのを覚えています。
他のグループを卒業してからの加入という新しい形で加入した私を温かく受け入れてくださったこと、本当に感謝しています。
正直当時は私自身毎日が必死で記憶が曖昧なところもあり、でも数年前からJuice=Juiceに加入してから“最近ファンになりました”など、どんな時もどんな私でも応援してくださる皆さんがいたから乗り越えることができましたし、笑顔でいることができました。
そして、メンバーのみんなにも感謝してもしきれません。
新メンバーの有澤一華ちゃん、入江里咲ちゃん、江端妃咲ちゃん。
もう少しで新メンバーじゃなくなるね。
一緒にいられた時間が短いけれど、稲場好き好きって、まっすぐに気持ちを伝えてくれるみんなにいっぱい癒されたよ。
これからも可愛くて個性溢れる 3人を見守っています。
「へんてこな。天才」いちか。
「笑顔の努力家」りさち。
「美人なちびっ子」きさきちゃんありがとう。
そして、ゆめりあい。
ゆめりあいと呼びながら、それぞれにたくさんの思いがあります。
まずは工藤由愛ちゃん。
タコが大好きな本当に不思議な可愛い子でたくさん笑わせてもらいました。
いつも私のことを可愛いとかお姫様みたい!と言ってくれるのが本当に嬉しかったです。
道産子魂、全部託したよ!
そのくらい信頼しています。
こんなにいい子はいないって何年経っても思わせてくれてありがとう。
だからもっと自信を持ってね。
松永里愛ちゃん。
最初はどんな子なのか掴めずにいたけれど、徐々に距離が縮まって、アニメの話や音楽の話、グループの話、何かについて一緒に語る時間が本当に楽しかったです。
里愛ちゃんは年下の後輩だけれど、たくさん刺激をもらったし、頼らせてもらうこともありました。
ありがとう。
私のことも頼ってね。
そしてこれからもいまなさんを守ってね。
井上玲音ちゃん。
大好きです。
顔面国宝なのに少年の心を持つれいれい。
繊細な部分も持っていたり真面目でストイックなのに、いつも変顔をしているギャップの子。
くだらない話でもたくさん笑ったし、根本的な性格が似ているから色々な気持ちに共感してもらえて、心の拠り所でした。
どれだけ救われたかわかりません。ありがとう。
これからもずっとずっと笑わせてね。
段原瑠々ちゃん。
るるちゃんのトップオタと本人からも認定されているくらい全てが大好きです。
似ている部分もあるし、私にはない部分も持っていて、良い刺激をたくさんくれました。
2人のサブリーダーとしての時間は短かったですが、これからも何か力になれたら嬉しいなと思っています。
まなるる永遠大好き!
心からありがとう。これからもよろしくね。
そして、植村あかりさん。
植村さんには何度も何度も救われました。
見返りを求めない優しさ。深い愛をもらいました。
私が名付けた自由な女神、それがぴったりなこんなに魅力的な方はなかなかいないと思います。
リーダーお世話になりまして本当にありがとうございました。
これからも目の保養と癒しをよろしくお願いします。
歴代の先輩方もおっしゃっていた、いつの時代のJuice=Juiceも最高って言ってもらえるようなグループに、それがまた明日からでも更新できるみんなだと確信しています。
今こうした手紙を読んでいても、本当に色々なことがあったなと思います。
乗り越えなければならない壁も少なくはなかったですが、一緒に活動する大切な仲間やグループを問わず、ハロー!プロジェクトのかっこよくて楽しくて素敵な先輩方や後輩のみんな、関わってくださった全てのスタッフさん方。
ずっと心は 1つで応援してくれた家族。
そして何より皆さんの応援のおかげでここまで来ることができました。
今、オルゴールで流していただいている私の大好きな曲「未来へ、さあ走り出せ!」の歌詞のように、あの頃の私よりは少し強くなれたかなと思えています。
これまでの私の活動を通して、誰かの力になれたかもしれないと思えた時に、心から喜びを感じることができました。
そんな喜びをたくさん感じることができた私のアイドル人生は本当に幸せでした。
これからの私も 1人の人間として、もっと自分を磨き、もっともっと強く成長していきたいと思っています。
また皆さんにお会いできる日を楽しみにがんばりまなかんして行きます。
改めてたくさんの方に支えられて、今日という日を迎えることができました。
私に出会ってくださった全ての皆様に心から感謝しています。
約9年間、本当に本当にありがとうございました。
2022年5月30日、Juice=Juiceサブリーダー 稲場愛香
稲場愛香 卒業公演のラストには「如雨露」を披露。
アイドルとして最高の笑顔をJuice=Juiceファミリーたちに見せていた。
ダブルアンコールで再びステージに登場した稲場愛香さん。
駆け付けた約9000人のJuice=Juiceファミリーに「ありがとう!」と感謝の気持ちを伝える稲場愛香さん。
ステージを終えた去り際には投げキッスをして、最後までアイドルの姿を見せていた。
・-・・ ・・・- -・-・- ・-・-・SNSでは、
「まなかんは最後まであざとくて可愛かった。」
「まなかん、最後めっちゃ良い笑顔で終わったな。」
「ももち先輩、また1人、貴方のイズムを継承した教え子が巣立ちました。」
「素晴らしい卒業でした。暑い中笑顔で握手してくれる姿が忘れられません。ありがとうまなかん」
「まなかんは最高のアイドル!!!ボロボロ泣いちゃった。」
「まなかん、卒業おめでとう!色々あった9年だったけどファンでいてよかったです」
そして、
「天才まなかんのラスト拝見させていただきましたっ!あの可愛さで、あのしゃべりのうまさとおもしろさ。明日からどのメディアも黙ってないでしょう。今日はまなかん卒業であり、解放日。お疲れ様でした!」と、上々軍団のさわやか五郎さんもつぶやいていた。