日本最大規模の学生団体であるUNIDOL実行委員会は、大学対抗女子大生アイドル日本一決定戦「UNIDOL 2021-22 Winter 決勝戦/敗者復活戦」を、2022年2月28日(月) に中野サンプラザホールにて開催した。本大会では、HKT48「松岡はな」が決勝戦MCを担当した。さらに、スペシャルゲストとして、松岡はなも所属する「HKT48」がライブも行い、人気曲「最高かよ」や「大人列車」などを披露。会場は熱気の渦に包まれた。
UNIDOL(ユニドル)とは、早稲田大学・慶應義塾大学・上智大学などが出場する、今年で10周年を迎える日本唯一の大学対抗女子大生アイドルコピーダンスコンテスト。今回で18回目を迎え、2019年度には学生が主催するイベントとしては日本最大級の2.5万人を動員し年々規模を拡大していた。しかし2020年から2021年にかけて、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、やむなく3大会連続で決勝戦/敗者復活戦を中止した。本大会は3大会・2年ぶりの開催になり、出場者は強い思いを込めて大会に挑んだ。
当日は、全国5大都市(東京・大阪・名古屋・福岡・札幌)で行われた61大学65チームによる予選を勝ち抜いた14チームに加え、同日開催の敗者復活戦を勝ち抜いた2チームが出場。パフォーマンスの審査員は、アイドルダンス界の権威「牧野アンナ」や振付師の「みつばちまき」などが担当した。
各チームが寒さも吹き飛ぶような熱意のあるパフォーマンスを披露。そのような中で見事優勝を勝ち取ったのは早稲田大学「君はトキシック」だ。当チームは、優勝インタビューで「今大会は私たち全員最後の大会だったので、この大会にUNIDOL人生の全てをかけました」と大会への思いを語り、「嬉しいという言葉では表現できないくらい胸がいっぱいです」と優勝の嬉しさを熱くコメントした。
インタビューに応じたHKT48「地頭江音々」は、出場者に対し、「この広いステージでパフォーマンスをできるのは、青春の思い出だったり、人生の大きな出来事だと思うので、思い残すことなく、やりきってほしいなと思います」と同世代ならではのエールを送った。
また「HKT48」を2019年に卒業し、今大会で「炭酸メリリエット」が使用した「Oh!Darling」を歌っている「=LOVE」や、「君はトキシック」がコピーした「ワタシアクセント」を歌っている「≠ME」などの人気アイドルをプロデュースする「指原莉乃」は大会を観覧し、自身のTwitterにおいて「こうやってイコラブもノイミーもコピーしていただけてるんだな、なんて思うと感慨深かった」とコピーダンスの魅力を語った。
※今大会は、「出場者による練習ガイドラインの遵守」、「大会2週間から検温の徹底」など、新型コロナウイルス感染対策を徹底した上で開催した。また会場開催だけではなく、オンライン配信も実施し、会場に来られないお客様も視聴できる大会になった。
優勝
君はトキシック
(早稲田大学)
第2位
SPH mellmuse
(上智大学)
第3位
chocolat lumière
(K大学)
ベストフェアプレー賞
La.mf
(Y大学)
ベストエナジー賞
ベストドレッサー賞
立教アイドル研究会
(立教大学)
ベストアトラクティブ賞
chocolat lumière
(K大学)
ベストパフォーマンス賞
君はトキシック
(早稲田大学)
「HKT48」ライブフォト
■HKT48
【セットリスト】
TRACK.1 早送りカレンダー
TRACK.2 大人列車
TRACK.3 意志
TRACK.4 突然Do love me!
TRACK.5 12秒
TRACK.6 最高かよ
【出演メンバー】
石橋颯(いしばしいぶき)、今村麻莉愛(いまむらまりあ)、運上弘菜(うんじょうひろな)、神志那結衣(こうじなゆい)、堺萌香(さかいもえか)、武田智加(たけだともか)、地頭江音々(ぢとうえねね)、渕上舞(ふちがみまい)、松岡菜摘(まつおかなつみ)、松岡はな(まつおかはな)、宮﨑想乃(みやざきその)、本村碧唯(もとむらあおい)