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田中圭&中谷美紀 劇場100%満員の観客に喜びの声!

©2021「総理の夫」製作委員会

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10月4日、映画『総理の夫』の東京・パリ2都市生中継舞台挨拶が丸の内TOEIで行われ、田中圭さんと中谷美紀さんが登壇した。

観客の前に登場した田中圭と中谷美紀。それぞれ、「前回の舞台挨拶は50%の客席でしたがそれでも大変な時に来ていただいて有り難かったのですが、久しぶりに100%の客席を見るとすごいですね、いっぱいいて嬉しい!ってなりますね。」と田中が、「感慨深いですね。緊急事態宣言明けに早々に劇場に足を運んで下さいまして、本当にありがとうございます。公開できるかどうかも心配していたので、なおのこと、満場のお客様とお目にかかれるのは幸せです。」と中谷が挨拶をし、イベントはスタートした。映画の公開後の反響に関して、田中は「僕は試写会で観て後半ずっと泣きっぱなしだったので、それが自分だけだったのか、確かめるためにもみんなに見てくれって言ったんですね。僕がそう言うのも珍しいらしく、友達が結構観てくれて、彼らからそういう声をもらったので、よかったなと思います。」と、中谷は「日和くんが働く女性にとっても、働いていらっしゃらない女性にとっても理想の夫じゃないかなと思います。実際そのようなお声もたくさんいただきました。みなさんいかがですか?」と観客に投げかける。観客は大きな拍手で反応し、それに思わず田中は「素が出ちゃいましたね!」と一言。すかさず、中谷は「え?聞こえなかった!」とツッコむと、「嘘でーす!(笑)」とおどける田中に会場は笑いに包まれた。

そして、ここで原作者である原田マハもリモートで参加。原田は「緊急事態宣言が明けて、客席も100%で多くの方がいらっしゃっているということで、嬉しく思います。」と挨拶をし、東京とパリ2都市を繋いでの舞台挨拶となった。この物語の原点を原田は「10年近く経ち、世の中の状況も変わったと思うのですが、当時は今よりさらに女性の立場が注目されにくかったんですね。日本のリーダーは女性が少ないと懸念していまして、日本のトップである総理大臣が女性だったらどうだろうと思うところから着想しました。そこで、“総理の夫”というタイトルが先に落ちてきまして、その“夫”の立場から書いてみたらどうかと思い、痛快な政治エンタテインメントにできたらいいなというところが始まりでした。その前に「本日は、お日柄もよく」という作品を書いていまして、選挙についても勉強していたので、それを活かして、書きました。」と話し、田中が演じた日和というキャラクターに関しては「小説自体の設定“女性の総理大臣とそれを支える夫”というところが残念ながら当時はファンタジーだとも感じられたので、思い切ってキャラクターもファンタジーにしようと思い、多少現実離れした人なのだけれども、社会をより良くしようとする凛子を支える心優しい人に仕上げたかったんですよね。田中さんの優しいところ、お茶目なところ、巻き込まれてしまっているところが、私の思い描いていた日和に近く、非常に感動深く見ることができました。」と田中の日和を絶賛。そんな原田に田中も「嬉しいです。素が出たのかな、と思っております。」という流れに、中谷は「えっ?」とツッコみ、会場はまたしても笑いに包まれた。具体的にはどんなところが日和に共感するかと尋ねられると、「凛子さんを支えることに対しての疑問が全くないんですよね。そこにちゃんと自分も存在しているというか、自分を乱しているわけではない。我慢しなきゃいけないことが当たり前の感覚として入っていて、そう自然にさせてくれる凛子さんは素敵ですね。呼吸をするように、支え合いのバランスが変わっていく夫婦だなと思います。ひとつの理想のパートナーとしての在り方なんだなと思いました。」と熱弁。

©2021「総理の夫」製作委員会

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また、凛子に関して原田は「自分の理想を全部描いたので、凛子はかっこい女性ですね。ハンサムな人で、颯爽としていて、凛としていて、どんなことにも屈しない、未来を見据えてリーダーシップを持った人であってほしい。とは言え、独りよがりではなくて、周りを思いやり、周囲に気を配れる、そんな女性がリーダーとして現れてくれたらどんなに素晴らしいだろうと思っていました。実は頭の中で完全に中谷さんを妄想していたので、中谷さんにこの役を演じていただけることになって、“私の妄想がリアルになるの!?”と、とても嬉しかったです。」と話し、そんな原田に中谷も「大変おこがましいことでして、宣伝用のリップサービスかなとずっと思っていたのです…ありがたいことです。素が出ちゃったかな?(笑)」と、先程の田中のボケを受け継ぎつつ、嬉しそうな表情を浮かべる。また、本作を通し、“中谷沼にハマった”人たちがいることに関して中谷は「やはり、原田マハさんが描かれた凛子の姿が、清々しい女性で、私利私欲ではなく、この国の未来を思っていらっしゃって。凛子はたまたま女性だった、たまたま理想を実現したいと思い、そのために必要なポストが総理大臣であった、というセリフがしっくりきて、女性が生きやすい社会になってくれたら、そして全ての方が幸せになってくれたらいいなという想いで演じました。」と感謝の気持ちを表しながら撮影を振り返った。

原田が田中と中谷に「残念ながら撮影の現場に立ち会うことができなかったのですが、何か新しい発見や経験はありましたか?」と、聞きたかったことを尋ねると、田中は「発見で言うと、中谷さんが意外とお茶目とか。(笑)ピシッとされている、気品高いイメージがどうしてもありますので…」と、話すと、「馬鹿にしています?」とツッコむ中谷。田中は「バカにしていないですよ!!(笑)どうやって話しかけようと色々不安もあったのですが、意外とおとぼけさんなところもありますもんね。新発見でした。」とフォロー。そんな中谷は、「ファンの方々はご存知かもしれませんが、田中圭さんが、とても空気の読める方で、コメディパートもとってもお上手なのですが、ただ、この作品はただのコメディではないので、夫婦愛であるとか、国民の命と新しい命を天秤にかけるシーンもありますが、そんな時にそういう雰囲気を自然と作ってくださるので、私が努力をしなくても、自然と凛子になれて、自然と涙が出てくる、とっても楽だったんですね。そういう共演者に恵まれるのはありがたいことですね。いい本があって、いいスタッフがいて、いい共演者がいると無理をしなくても自然と役にさせてくださるんだなということを改めて思いました。」と共演した田中を絶賛し、田中も笑顔を見せた。
原作と映画の楽しみ方に関して原田は「原作を先に読まれた方は、これが映像になるところを観たくなると思いますし、映画を先に観ていただいた方もキャストの方の熱演に引き込まれて原作も読みたくなると思います。原作と映画はラストが異なりますが、中心に据えているテーマがぶれていなくて、それが今回の映画でもキャッチフレーズで使われている“未来をあきらめない”という言葉に集約されていると思います。これは原作も映画も通底していることだと思いますので、この素晴らしいカップルの結末をこの後是非見ていただければと思います。」と語った。

最後に原田が「パリから満場になった会場を想像しながら、皆さんと一緒に心の中で映画を再生して、原作を読もうかなと思っております!どうぞみなさん最後まで楽しんでいらしてください。」と、中谷が「いまはエンターテイメントに多様性がありますし、映画館に訪れなくても楽しむ方法がある中、貴重なお時間を割いて、劇場にお越しいただきありがとうございます。こうした皆様の支援が、新たな映画を作り続けるための支援となります。今後もこうして映画館で映画を見ていただければ、そして素敵な原作も読んでいただければと思います。」と、田中が「僕もこの作品をプロデューサーと一緒に劇場に観に行こうと思っていて、映画館って非日常のところに連れて行ってくれる場所だし、作品によって旅ができるわけですが、『総理の夫』は薦めやすくて、みんなに観てもらえる作品だなと思っています。すごく前向きにスカッとなって終われる、そういう後味を映画館から持って帰れるというのを僕自身もすごく体験したいので、早く観に行きたいなと思っています。2、3回と来ていただいている方は、5、6回を是非!毎回違う方を誘っていただいてもいいです!映画館に足を運ぶことも、もうすこし単純になればいいなと思うので、みなさんが連れて行ってください。映画っていいよ、『総理の夫』っていいよ、と是非お伝えください!」と、話し、イベントは大盛況のまま幕を閉じた。

映画『総理の夫』は新宿バルト9他、全国公開中

©2021「総理の夫」製作委員会

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