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『コレサワ LIVE TOUR 2021 愛を着て、会いにきて。』7/23ファイナル公演 オフィシャルライブレポート

Photo by 小坂茂雄

シンガーソングライターのコレサワが7月23日(金・祝)に東京・中野サンプラザにて、全国ツアー「コレサワ LIVE TOUR 2021 愛を着て、会いにきて。」のファイナル公演を行った。

コレサワは今年3月10日(水)に通算3枚目のアルバム『純愛クローゼット』をリリース。4月10日(土)の大阪公演を皮切りに弾き語りによるツアーをスタートさせ、新型コロナ禍による延期などを余儀なくされながらも、各地で熱いステージを繰り広げ、19箇所を一人で完走。ファイナルとなる東京公演のみが、ヒグチケイ(Gt)、なかむらしょーこ(Ba)、U(Dr)、西野恵未(Key)による特別なバンド編成となっていた。

ライブは、様々な愛のかたちを歌ったニューアルバム『純愛クローゼット』のオープニングナンバーで、 “愛と死”をテーマにした「あたしが死んでも」で幕を開けた。

終わりを意識することで大切な人の日常がより愛おしくなるラブソングから、結婚を望みながらも一緒になれなかった失恋ソング「最後の彼女になりたかった」と、コレサワの代名詞であるアコースティックギターとチャーミングな歌声が優しく切なく響く楽曲を続けると、歓声を上げる代わりにペンライトを掲げた観客に向けて「ペンライトが綺麗すぎて泣きそうになった」と語り、「今日はツアーファイナルです。まったり、時には激しく聴いてもらえたらいいなと思います」と挨拶した。

ここからステージには甘いキスの雰囲気が漂い始め、アーバンなグルーブを奏でる「バスタイム」では、お風呂場のようにリバーブがかかった歌声にバンドメンバーがドリーミーなコーラスを被せ、ご機嫌なカントリーポップ「ミッドナイトをかけぬけて」では会場から自然とクラップが沸き起こった。ミラーボールが煌めくディスコティークなファンクポップ「彼氏はいません今夜だけ」から「右耳のピアス」という浮気ソングを連発したあと、自身初の中野サンプラザ公演に対して、コレサワは「ずっとやってみたかったホールなので、すごく嬉しいです」と感想を述べた。そして、ライブでお馴染みの「君のバンド」では、いつものコール&レスポンスに変わり、コレサワがこの日のために考えてきたという「ダサいフリ(自称)」で観客が一体となり、笑顔で大きく盛り上がった。

テレビ東京のドラマ「新米姉妹のふたりごはん」の主題歌として書き下ろした「いただきます」では、「自分の好きな食べ物の色にしてください」というコレサワの呼びかけに応えた観客が思い思いの色を灯したペンライトを掲げ、ウォーミーなオルガンとシンセベースのアンサンブルが際立つバラッド「Moon」では会場全体をメロウなムードを満たし、早着替えを経て、後半戦へと突入。ロングのワンピースからボリューミーな白いフリルのアームカバーをまとい、シャイニーピンクのミニワンピへと着替えたコレサワは、恋人との日常を描いたブギーなシンセポップ「スーパーでデート」からハンドマイクでパフォーマンス。観客を軽やかなステップを踏みながらステージ上を所せましと歩き回った彼女は、ユニチャームとのコラボ楽曲「One Week」でラップのように弾むフロウを披露し、「Drama」では飛び跳ねながら歌い、総立ちになった客席の熱気を一気に引き上げた。

恋人との平凡だけど幸せな日常を描いた「この恋はスクープされない」、YouTube視聴回数がなんと4800万回を突破した失恋ソング「たばこ」という名バラードでいろいろな<愛してる>を表現した彼女は、本ツアーのタイトルについて、「みんなが普段、いろんな人からもらった愛を纏って生きていると思うんですけど、ありのままのみんなの姿で遊びにきてくださいという意味を込めました」と解説。ここで、コレサワはステージ中央に設置されたグランドピアノに移動し、NHK「みんなのうた」に書き下ろした楽曲「愛を着て」をエモーショナルにパフォーマンス。自身でこの曲のためだけに用意されたグランドピアノを弾きながら、弓弾きのベースとともに、家族愛のような大きく温かい愛情で観客を包み込んだ。続けてライブ定番曲の「あたしを彼女にしたいなら」、そして「すべての元カレに捧げます!」と言い放つ「SSW」を勢いよく届け、ニューアルバムを締めくくっていたラストナンバー「オシロスコープ」で、電気や電波のように目に見えない“愛”という感情の揺れをたおやかに表現してツアーの幕は閉じられた。

なお、コレサワはこの日のMCで来年2月に自身初のバレンタインライブを行うことを発表した。「コレサワ LIVE TOUR 2022 バレンタイン チョコっとツアー」というタイトルで東京と大阪での開催を予定している。

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