nolalaが2nd single「ルームメイト」リリースツアーファイナル公演を開催。解散ではなく前進を選択した彼女たちが新たな一歩を踏み出した瞬間。

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Photo By 山本寛太

京都発ツインボーカルのスリーピースガールズバンドnolalaが7月16日(金)に大阪・心斎橋Music Club JANUSにて2nd single「ルームメイト」リリースツアーファイナル公演を行った。

今回のツアーは5月に発売された2nd single「ルームメイト」を引っ提げたツアー。

当初全16公演がおこなわれる予定だったが、5月公演は緊急事態宣言の影響で中止を余儀なくされ、6月よりツアーを開始。結果全10箇所での開催となり、この日はその最終公演となった。

期待と不安が入り混じる中、SEを割っていきなり響く千陽(Gt.Vo.)の歌声でステージの幕があがった。

オープニングを飾ったのは「いつかは」。

疾走感あるサウンドにサビでのハイトーンでのハーモニーが炸裂するnolalaの魅力を凝縮した1曲で会場の空気が一瞬で変わっていく。「ファイナルきてくれてありがとう!楽しんでいこうな!」の掛け声に続き、せつなさと爽快感をあわせもつ「埋まらない空白を辿って」、グルーヴィなサウンドとコーラスワークが魅力の「また朝を待っている」とたたみかけ、声は出せないながらも身体を揺らし、時に拳をあげてオーディエンスたちがみるみるうちにあたたまっていくのがわかる。

続くMCで、このファイナルの対バンを、憧れであった「裸体」と愛してやまない「IRabBits」に託した想いと感謝、そしてバンドが本来このツアーで解散するはずだったことを明かした。

「最高に楽しいです。本当は今回のツアーが終わったらnolalaは終わる予定でした。だから後悔がないように最後に一番好きなバンドに声をかけさせてもらいました。」

本来終わるはずだったが、バンドはツアーの直前に事務所との契約を決意し、活動を続ける事を決める。

「私は頑張って生きていこうとか、「人生」を謳ったような曲は書いてないし、好きな人を追いかけてバンドを始めて、見返そうと思って今もやってる。だから恋愛の曲が多い、けどそれが自分の生きた証だし後悔はない。これからもそういう歌をうたっていきます。」

そう言って歌いだされた、バンドにとっての転機となった代表曲「グッバイライアー」は「ずっと愛されたいと思っていた」というサビのリフレインに絶叫に近い想いが重なり、この日のLIVEのヴォルテージは最高潮に達した。

間髪あけずに2nd singleに収録された「私と居たこと」が披露される。軽快なメロディーに恋愛が終わる最後の瞬間を切り取った歌詞、ハーモニーの絶妙さに会場が魅了されていく。

「今日は本当は終わりの日だったけど、再出発の日になりました。今まで支えてくれたみんなほんまにありがとうございます。自主(での活動)が終わるよ、長かった、大変だったよなあ。

これからはスタッフと一緒にもっともっと走っていくつもりです。みんな、まだついてきてくれるかな。これからもnolalaのこと宜しくお願いします」

再出発の決意とともにラストに歌われたのは7月14日に全国流通を果たしたバラードの「ルームメイト」。

本来は愛しかったバンド自身への鎮魂歌となるかもしれなかったこの歌は、今は会場に涙ではなくて希望の笑顔をもたらした。

「むちゃくちゃ売れるからこれから。よろしく」

まんえん防止重点措置の為、アンコールができずとなったが、代わりにおこなわれた最後の挨拶でステージから茶目っ気たっぷりに言われた一言は元々言われるはずだった言葉とはまったく異なるものとなった。

一度止めようと決意したものをもう一度動かすのにはものすごく大きなエネルギーが必要だ。

解散ではなく前進を選んだ結果、迷いが消えた現在のnolalaはそのエネルギーの純粋さと大きさゆえに圧倒的なLIVEパフォーマンスを突きつけるバンドとなった。

今後も是非彼女達の活躍を追って、前進を選んだバンドの強さと生き様を体感して欲しい。

本編で発表された、彼女達の新たな第一歩であるnolalaの自主企画は10月1日(金)に東京下北沢Flowers Loftにて開催される。

ツーマンで行われるが、対バンに関しては後日発表されるとのことで続報に期待してほしい。

チケットは現在、https://l-tike.com/nolala/にてオフィシャル一次抽選先行受付。

ぜひチケットを手に入れて足を運んでもらいたい。

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