CIVILIAN、命を灯すワンマンライブ『5th Anniversary Live “FIVE” -灯命、透明、答鳴-』を開催!!11月には2Daysワンマンも決定!!

CIVILIANCIVILIANの結成5周年を記念したワンマンライブが7月18日TSUTAYA O-EASTにて開催された。

本公演は6月2日にリリースした2ndアルバム「灯命」を完全再現したコンセプトライブとなっており、5周年にちなんで5つの特別企画を実施した。

公演後には11月に2DaysワンマンをSHIBUYA PLEASURE PLEASUREにて開催することも発表した。

暗闇、ステージに灯る一つのランプ。

静寂の中、コヤマの登場と共に美しいピアノの旋律が聴こえてくる。

「5021年6月2日」の一言から始まる「遥か先の君へ」。私たちに語り掛けると共に、「神様」の一言と共に弾ける爆音。CIVILIANのライブが始まった。

間髪入れずに始まる2曲目「ぜんぶあんたのせい」。イントロが流れると同時に観客はオールスタンディング、背景にはミュージックビデオが映しだされ、コヤマ本人のような人物が私たちに次々と不合格の烙印を押していく。CIVILIANの一体感を感じさせた。息継ぎする間もなく3曲目「何度でも」。観客は声援を送れずとも会場からは「何度でも」の歓声が確かに聴こえてくるようだった。

舞台は再び暗転し電気的なノイズが流れる。怪しげなイントロと共に深紅に染まるステージ。コヤマの吐き捨てるようなフローはサビで「生きていけ」と希望に変わった。

再び暗闇に包まれるステージに今度は琴の音色が広がっていく。有田のドラムソロを皮切りに会場はエスニックなバンドサウンドに包まれた。「千夜想歌」はCIVILIANの新しい姿を間違いなく表現していた。「千夜想歌」はアニメ「魔道祖師」1期の主題歌であり、6曲目の「導」も同アニメの2期主題歌である。笛の音と共に静かで雄大なロックバラードが響き渡る。

一つのスポットライトの先でコヤマが一人でピアノを弾いていた。夜明けの中に光を見出すかのように始まった7曲目の「本当」。誰かの手に触れたいという皆の願いを代弁するかの如くコヤマの歌声が天井を突き破っていった。ライブも折り返しになり、8曲目の「人間だもの」。人の愚かさも希望も持ち合わせた歌詞がまっすぐ突き刺さっていく。闇に沈んでいくようなシーンは更に加速する。海の中に光る灯のようなピアノと唸るようなギターが「残火」を奏でていく。

10曲目「夢の奴隷」、雨が止んだ空には青空が広がる。我に返った観客は天に向けて手を仰いでいた。救われなかった重い気持ちを拾い上げるように涼しげな疾走感が心を軽くしてくれた。まだまだ終わらない。11曲目に「正解不正解」。ステージは激しく輝き、会場の熱は最高潮に到達。今すぐ叫びだしたい思いを拳に抑えて手を振った。

12曲目の「フランケンシュタイナー」。手の届かない不安の種を一つ一つ拾ってくれるこの曲を皮切りに物語は終わりに向かっていく。13曲目の「世界の果て」に到達した人の気持ちは会場にいないとわからなかったであろう。今までの12曲があってこその13曲目であることは間違いない。1曲目を聴いていた時の自分とは明らかに違う自分になっていることに驚き、確かにそこには感動があった。

終わりは覚悟していたが、始まってしまったものは仕方がない。心を揺さぶるピアノの重低音と共にアルバム表題曲「灯命」が始まった。サーモグラフィで世界を切り取ったような”生”を感じさせる映像がライブを見ていることを忘れさせた。「ご冥福をお祈りします」なんて言葉が溢れる日常で、無くしてから初めて気づくものは何なのか、人生の中に考える時間をくれた。一緒に悩んでくれた。そんな最後の一曲だった。

ノイズと共に世界はまた暗闇へ戻っていく。

2021年6月2日を生きた人物からの音声が流れる。会場の涙の音と共に『5th Anniversary Live “FIVE” -灯命、透明、答鳴-』は終演した。

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